タップしたらイケメンたちが口説いて来るんです!

ゆきんこ

エピソード1(脚本)

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ゆきんこ

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〇女の子の部屋
真魚(まな)「タップノベルの「君がスキ」コンテストのプロットは出来たんだけど、」
真魚(まな)「肝心のキャラクターが決まらない・・・」
真魚(まな)「特に、主人公が想いを寄せる男の子がなあ」
真魚(まな)「3パターンに絞ってはみたものの、」
真魚(まな)「どれもイケメンなんだよ〜!!」

〇炎
真魚(まな)「だって、私の妄想が産んだ、私の強欲の塊であり、奇跡の結晶だよ!?」

〇女の子の部屋
真魚(まな)「恋愛がテーマだというのに、私の恋愛経験値の少なさも問題かな?」
真魚(まな)「最後に恋愛したの、いつだっけ?」
真魚(まな)「アイドルの推しメンしか思い当たりませんな・・・!?」
真魚(まな)「こりゃ、だーめだ。 寝よ」

〇田舎の学校
蹴斗(しゅうと)「マネージャー、水タオルちょーだい」
真魚(まな)「エッ!?これ、どーゆーこと!?」
真魚(まな)「なんでサッカー部の蹴人が目の前に!?」

〇水玉2
蹴斗(しゅうと)「そりゃあ、真魚が俺だけのマネージャーだからだろっ❤️」
真魚(まな)「蹴人❤️」

〇女の子の部屋
真魚(まな)「私、デフォルト見ながら寝たから、夢に蹴人が出てきたのか・・・!」
真魚(まな)「あれ、また眠気が・・・」

〇ライブハウスのステージ
雅(みやび)「ベイビー、僕のライブに来てくれて、ありがとう!」
真魚(まな)「ななっ?アイドルの雅じゃん!」
真魚(まな)「こんな大勢のファンの中から、よく私を!?」

〇水中
雅(みやび)「君がどこに居ても、必ず見つけてあげるよ❤️」
真魚(まな)「スキ❤️」

〇女の子の部屋
真魚(まな)「私ったら、朝まで寝落ちしていたのね!」
真魚(まな)「相手役は、蹴人か雅にしようかな〜」
真魚(まな)「・・・ヤバっ、バイトに行かなきゃ!」

〇コンビニのレジ
真魚(まな)「iQOSのミントですね」
サラリーマン「覚えてくれたんですね、タバコの銘柄・・・」
真魚(まな)「だって、和也のデフォルトにそっくりなんだもの」

〇ソーダ
サラリーマン「君がいるから、このコンビニに来ちゃうんだよね❤️」
真魚(まな)「ステキすぎ❤️」

〇大教室
真魚(まな)「何か変・・・まだ夢の中にいるみたい」
  コトン!
真魚(まな)「ペンケースが落ちましたよ」
瑞樹(みずき)「わりぃ」
瑞樹(みずき)「朝からバイトだったから、寝落ちしてた」
真魚(まな)「お疲れさまです~。じ、じつは、ワタクシも朝バイトでして・・・昼ゴハンの後は地獄ですよね〜ワラ」
瑞樹(みずき)「喋り方、オモシロイね!」

〇村に続くトンネル
瑞樹(みずき)「じゃあ、このまま俺と一緒に・・・寝ちゃおっか!」
真魚(まな)「ぐはああああ!」
真魚(まな)「リアルイケメンの殺傷能力、無量大数なり!」

〇女の子の部屋
真魚(まな)「今日は変な1日だったなあ」
真魚(まな)「自分の小説のキャラクターたちに口説かれ、リアルイケメンまで追加されたんですが・・・!?」
真魚(まな)「最近、バイトに大学、タップノベルとハードスケジュールだったから、」
真魚(まな)「アタマが誤作動起こしてる?」
真魚(まな)「今日は早く寝よう」

〇空
蹴斗(しゅうと)「なんだよ、オマエら。俺が最初に真魚に選ばれたんだぞ」
雅(みやび)「僕は真魚のストライクなデフォルトだもん。選ばれるのは僕だよ」
和也「それなら、僕だってリアルに似ている人が居るから、有利だよね」
「真魚!誰を選ぶの?」

〇コンビニのレジ
真魚(まな)「夢の中まで、イケメンたちに追い詰められて、寝られなかった」
真魚(まな)「もう、イケメン怖い」
真魚(まな)「あ、この人は」
配達員「あっ、あざーす!」
配達員「俺が来る前にドア開けて待っててくれるの、ここのコンビニで、店員さんだけですよ」
配達員「なんか、ここに配達に来るの、楽しみなんですよね!」
真魚(まな)「イケメンじゃなくても、キラーワード使ってるように聞こえるが・・・?」
真魚(まな)「重症だ。精神内科予約せねば!」
瑞樹(みずき)「アンタ、どっか悪いの?」
真魚(まな)「あっ、漢文の授業の時のイケメン!」
瑞樹(みずき)「・・・ハズい」
真魚(まな)「はわわ!心の声が漏れていました」
瑞樹(みずき)「変なやつ〜! ねえ、今日も漢文の授業出る?」
真魚(まな)「はっ、ハイ。そのつもりであります!」
瑞樹(みずき)「じゃ、後でね。バイバイ♪」

〇大教室
瑞樹(みずき)「隣、良い?」
真魚(まな)「空いております!」
瑞樹(みずき)「名前教えてよ」
真魚(まな)「真魚っていいます」
瑞樹(みずき)「俺は瑞樹だよ。ヨロシク」
瑞樹(みずき)「俺さあ、趣味でケータイ小説書いているんだけど」
瑞樹(みずき)「最近、キャラクターたちが夢の中で俺を誘惑してくるの」
瑞樹(みずき)「おかげで寝不足なんだ」
真魚(まな)「あのっ、も、もしやタップノベルのことですか?」
瑞樹(みずき)「知ってるの?」
真魚(まな)「知ってるも何も、ワタクシも瑞樹さんと同じように、毎晩イケメンたちに口説かれまくっているのです!」
瑞樹(みずき)「──あの都市伝説はホントだったんだな」
真魚(まな)「都市伝説とは?」
瑞樹(みずき)「タップノベルがあまりにもリアルを追求しすぎて、大型アップデートの時に」
瑞樹(みずき)「キャラクターたちが主人公になりたくて、暴走するようになったとか」
真魚(まな)「な、なんと」
瑞樹(みずき)「とくに、リア恋してない作者ばかりが狙われるらしいよ」
真魚(まな)「私はともかく、瑞樹さんはリア充に見えますが・・・」
瑞樹(みずき)「フフ、バレちった。じつは大学デビューなんだよね」
真魚(まな)「しかし、眠れないのは、お互いに困りますよね」
真魚(まな)「一体、どうしたら・・・?」
瑞樹(みずき)「──この前、ここで居眠りした時に夢見た?」
真魚(まな)「そういえば、見ていませんね」
瑞樹(みずき)「仮説なんだけど、現実世界でリア充になると、奴らは手出ししてこられないんじゃないのかな?」
瑞樹(みずき)「だから、俺ともう一度寝てみない?」
真魚(まな)「その言い方は誤解されます!」
瑞樹(みずき)「お願い!俺もツライんだよ」
真魚(まな)「さすがに授業中は・・・場所を変えましょう」

〇女の子の部屋
瑞樹(みずき)「ホントにいいの?」
真魚(まな)「でもここなら、人目を気にせず一緒に眠れるかと!?」
瑞樹(みずき)「思ったより大胆だね・・・まあ、寝てみよう!」
真魚(まな)「・・・」
瑞樹(みずき)「・・・」
瑞樹(みずき)「よく寝られるな」

〇空
真魚(まな)「あれ?やっぱり、偽リア充だから、ダメなのかな」
「真魚、今までありがとう」
蹴斗(しゅうと)「真魚の幸せが俺たちの幸せだよ❤️」

〇女の子の部屋
瑞樹(みずき)「真魚、起きて」
真魚(まな)「あれ、私の部屋・・・」
真魚(まな)「ギャッ、イケメン!」
瑞樹(みずき)「夢、どうだった?・・・泣いてるの?」
真魚(まな)「だって、キャラクターたちが、もうサヨナラだって・・・私、悲しくて」
瑞樹(みずき)「ってことは、俺と真魚を認めてくれたってことかな?」
瑞樹(みずき)「俺は、もうスッキリしたよ」
瑞樹(みずき)「真魚のこと、好きになっても良い?」
真魚(まな)「・・・!」
瑞樹(みずき)「もう二度と変な夢見ないように、俺のアタマを真魚でいっぱいにしたい!」
瑞樹(みずき)「だから、今日は泊まってもいいかな?」
真魚(まな)「ムリムリムリムリ!やっぱ、リアルは無理よー!!!!」
  Fin

コメント

  • モテモテでこんなこと自分の身に起こったらうれしいですね。キュンキュンしちゃいました。

  • こんな脳の誤差動なら大歓迎とか、大型アップデート早く来いとか思った私はダメなやつですね(笑)
    ヒロインの現実を受け止められないラストがとっても可愛かったです!ぜひリア充になって欲しいです~

  • 「夢だからいい」って感じですよね。笑
    実際に寝るたびにイケメン達に迫られたら、なんか寝た気がしないような。
    リアルの彼とはいい感じになるのかな?と思いましたが、違ってたようです。笑

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