長編コンテスト対策講座

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そのお話って「一言で表すと、どんなお話ですか?」(脚本)

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〇学園内のベンチ
編集長「皆さんは長編を書いたことがありますか?」
編集長「中には初めて挑戦する方もいらっしゃると思います」
編集長「しかし、このエピソードを読んでいる人は、一度は挑戦してみた経験がある方がほとんどかと思います」
編集長「少し質問を変えてみます」
編集長「皆さんは長編を”最後まで書ききった”ことがありますか?」
編集長「長編に挑戦されたことがある方はお分かりかと思いますが」
編集長「長編は書き始めるのは簡単ですが、"最後まで書くこと"がとても大変です」
編集長「皆さんの中にもきっと書き途中の作品が沢山あるのではないでしょうか?」
編集長「この講座では、途中で筆が止まってしまうことを避け」
編集長「エンドマークまで書ききることができるようサポートしてければと思います」

〇グラウンドの隅
編集長「さっそく長編を書き始めてしまっている方」
編集長「まずは筆を置きましょう」
編集長「当社ではこれまで、100作品以上の作品をプロデュースして参りました」
編集長「その中で多くの失敗を経験しております」
編集長「面白いと思って採用した企画なのに、出来上がってみたら思っていたものと違うものになってしまった」
編集長「なんてことも初期の頃はございました」
編集長「もちろん、当社側の責任です」
編集長「特に長編においては、書き始める前の準備こそが成否の分かれ目と言っても過言ではございません」
編集長「1日で執筆できる短編と違い、長編は何日にもわたって作品と向き合うものになります」
編集長「途中まで書いてから」
編集長「“何を書きたかったんだっけ?”」
編集長「”この作品って面白いのか?“」
編集長「と不安になって筆が止まってしまうことがよくございます」
編集長「また、ある程度書いてしまってからでは、修正も大工事となってしまいます」
編集長「まずは、物語の骨格をしっかりと作りましょう」
野球部「さーせん」

〇学校のプール
編集長「そのお話って「一言で表すと、どんなお話ですか?」」
編集長「作品を添削する時に、作者によくこの質問をいたします」
編集長「あまりうまくいっていない作品に共通することは、作者がこの質問に明確に答えられないことです」
編集長「作者が書きたいものが明確ならばそのサポートはできるのですが」
編集長「そもそも書こうとしているものが分かっていないと、いくらサポートしてもよくわからない話になってしまいます」
編集長「それを解決するための方法として、ログラインを作ってみることをお勧めします」
編集長「ログライン」
編集長「急に英語が出てきて嫌気がさすかもしれませんが」
編集長「簡単に言えば先ほどの「一言で表すと、どんなお話ですか?」に答えるものだと思っていただければけっこうです」

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コメント

  • すみません、前のコメントでコンテストの名前を、アニメノベルじゃなくて、ゲーム小説と書いてしまいました❗️申し訳ない‥😱

  • 主人公の視点で、というところがとても参考になりました!
    次回も楽しみにいております😀

  • 自分が今まで作ってきたログラインが、しっかりと主人公の視点であったか。ストーリー優先となっていなかったか。設定に引っ張られていなかったか。など、考えるきっかけをいただきました。

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