ワクワク!楽しいプール開き!(脚本)
〇魔王城の部屋
クライ「しくじったのか、魔女たるものが!」
マリシャス「分かっております。予想外のことで驚いたあまり、対処できなかったんです」
ホリブル「余にお任せください」
クライ「ぬかるんじゃないぞ」
〇教室
キーンコーンカーンコーン
榎木麻衣「皆さんおはようございます」
おはようございます!
榎木麻衣「いよいよプール開きです。4時間目の体育の授業は、プールで行われます。ちゃんと水着とか持ってきましたか?」
春野桃子「持ってきました!」
夏木藍衣「ちゃんと睡眠もとったし、大丈夫」
秋月萌黄「私も楽しみにしてたわ」
冬元茜音「あこももうすぐプールだって言ってたわ」
榎木麻衣「3時間目が終わったら、すぐ支度してくださいね」
〇体育館裏
3時間目終了後。
春野桃子「いよいよ始まるね、プール」
大久保樹「ああ。市民プールも楽しみだな」
三村泰「僕もよく市民プールは毎年行ってるよ」
夏木藍衣「私も兄さんと一緒に行ってるよ」
秋月萌黄「私は、毎年家族で市民プールに行ってるの。お兄様、お姉様から手ほどきを受けて上達したの」
冬元茜音「あこも間もなくプール開きだって言ってたわ」
〇学校のプール
榎木麻衣「皆さん、揃いましたね?」
大野充「それでは、体操に入ります!」
先生の合図で、みんなは体操した。
大野充「それでは、シャワーを浴びていきましょう!」
大久保樹「さっぱりしたな~」
大野充「それでは、ゆっくりとプールに入ってください!」
春野桃子「初めて小学校のプールに入ったときはドキドキしたよね」
夏木藍衣「そうね」
秋月萌黄「最初は小さいプールだったのよね」
冬元茜音「私があこの手本とならなくっちゃ!」
ホリブル「そう楽しんでいられるのも今のうちだ」
〇商店街
城之内珠璃「ありがとうございましたー!」
城之内花江「今日も繁盛してるわね」
ジョイフル「だが、ダークランドはまだまだ勢力を強化してくるから、こっちも対策を練らないと!」
グレートフル「ブライト妃がどうにかしてパワーアップアイテムをくれたから何とかなったものの、あいつらはいつ来るかわからないからね」
城之内珠璃「それに、ハートフル様とデライト様を助け出さないと!」
城之内花江「にしても、何か方法はないかしら?」
その時だった!
グレートフル「あれは!」
城之内花江「ダークランド!?」
城之内珠璃「連絡しましょう!」
しかし、通じなかった。
グレートフル「だめだ!考えてみたらあの子たちはプールに入ってるんだ!今日からプール開きだし!」
ジョイフル「プールのところへ行こう!」
グレートフル「オッケー!」
城之内珠璃「ワープ作るわね!奥に行きましょう!」
城之内花江「店は私が引き受けるわ!」
客「すみませ~ん、ボクみたいなこんなかわいい子に合うコスメとか、ありますか?」
城之内花江「こちらはどうでしょうか?」
客「これいいですね。買っちゃいます!」
城之内花江「レシートとおつりのお返しです。ありがとうございました!」
客「また来ま~す♪」
〇店の事務室
城之内珠璃「ワープを作るわね!」
「ありがとう!」
城之内珠璃「ワープ完了!カウンターに戻らなきゃ!」
〇学校のプール
春野桃子「またしても現れたのね、ダークランド!」
ホリブル「いかにも。余の名はホリブル。クライ様に忠誠を誓うものだ。今から不幸と悲しみの世界が始まる。出でよ、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
榎木麻衣「みんな、早く逃げて!」
大野充「できるだけ走らず、ゆっくり慎重に!」
ホリブル「やれ。とりつくのだ!」
ディザスター「ディザスター!」
夏木藍衣「水龍のディザスターね!」
秋月萌黄「プールの時間を邪魔するなんて許せないわ!」
冬元茜音「とにかく変身しましょう!」
春野桃子「でもアイテムは更衣室よ!」
夏木藍衣「取りに行きましょう!」
大野充「おい、ちょっと!授業中だぞ!」
榎木麻衣「どこ行くの!?」
秋月萌黄「トイレです!」
〇更衣室
春野桃子「アイテムがあったわ!みんな、変身しましょう!」
「オッケー!」
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」
チアフルスマイル「さ、早くプールサイドに戻ろう!」
「オッケー!」
〇学校のプール
ディザスター「ディザスター!」
ホリブル「もはや手出しできぬ」
チアフルスマイル「そんなこと、させないわ!」
「私たちが相手になるわよ!」
大久保樹(負けるなよ、桃子)
大野充「あれが有名なミラクルマジカルガール!」
榎木麻衣「先生、知ってるんですか?」
大野充「こないだ、テレビで取り上げられた、あの子たちですよ!」
グレートフル「相手は水龍か!」
ジョイフル「水には電気が効くが、電気をどう引き寄せればいいか....」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルエレガント「それっ!」
チアフルスマイル「ハートパワーニードル、セット!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルエレガント「すごいわ、スマイル!ハートを何度も連射してるわね!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「すごいわ!ハートを描いてみんなを守るガードを作ったわ!」
チアフルシック「ポップ、一気に行くわよ!」
チアフルポップ「オッケー!チアフルポップハート!」
チアフルシック「すごい、ポップ!ハートを描いて、雷を起こしたわ!」
チアフルエレガント「私も!チアフルエレガントハート!」
グレートフル「やるな、スマイルたち!」
ジョイフル「俺らが来るまでもなかったみたいだ!」
ホリブル「馬鹿な.... こんなパワーを秘めていたとは!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!チアフルスマイルアターック!」
チアフルシック「チアフルシックアターック!」
チアフルポップ「チアフルポップアターック!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントアターック!」
「ミンナハッピー....」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」
ホリブル「次はそうはいかないぞ」
「撤収するか!」
榎木麻衣「しかし、驚いたわ。あの子たちは何だったのかしら?」
大野充「分かりませんね」
春野桃子(一件落着かな)
その後、何事もなかったかのようにプールの授業は進んだ。
〇教室
給食の時間。
榎木麻衣「みんなちゃんと自分の分は取りましたね?それでは、いただきます!」
いただきます!
春野桃子「やったぁ!今日は私の大好きな麺類ね!」
大久保樹「ジャージャー麵らしいぜ。岩手県の名物だ」
三村泰「それおいしいよね」
山下俊樹「最初は、麺類苦手だったんだけど、徐々に慣れて行って、好きになれたよ」
江口充「僕だって麺類好きだよ」
夏木藍衣「兄さん、おじいちゃん、おばあちゃんの作る料理はかなりおいしいわよ」
秋月萌黄「私は、お母様の作るシチューやサラダが大好きなの」
冬元茜音「私は、よくお母さんと一緒に作ってるわ。あこもお父さんも「おいしい!」と言ってくれるから、うれしいの」
春野桃子(みんな、笑顔が一番ね!)
プール開きに襲撃とはとんだ災難でしたな。
まあ何はともあれ解決して良かった。
続き待ってます!