エピソード5『屋外プールって最強♪』(脚本)
〇遊園地のプール
今日、俺は半ば強引に連れ出された。俺の嫌いな水の溜まり場へ。
宝田「と、いうわけで!」
宝田「今日はわんちゃんもOKなプールに来ましたー!!」
梅沢「・・・・・・」
宝田「梅沢くん、海じゃないけどプールだよ♪ 流れたり流されたりの、プールだよー」
梅沢「・・・・・・」
梅沢「俺、俺な、実はな、」
宝田「まさか泳げないとか、無いよね! ボクたちが初めて会ったのも海だし」
梅沢「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」
梅沢「うおおおおぉ!!!」
梅沢「1番、梅沢行きます! 死のバックストローク!!!」
宝田「梅沢くんはしゃいじゃって、もう素直じゃないんだからw」
宝田「・・・・・・」
宝田「・・・・・・」
宝田「・・・・・・」
宝田「・・・・・・」
宝田「・・・・・・死の? バックストローク?」
宝田「!!」
宝田「梅沢くん!!!」
〇遊園地のプール
梅沢「・・・ハァハァ、おっちゃん! おっちゃん!!」
宝田「し、静かにしてください。 骨格が、骨格がぁぁああ!」
梅沢「俺の死のバックストロークを、こんな体型のおっちゃんが、泳げないおっちゃんが!!」
宝田「いいから叫ばないで! 脊髄が、せ、脊髄がぁぁ、」
梅沢「死のバックストロークを横抱きにして、そのまま自身の身体をトルネード! そして陸地へリリース! おっちゃんごめんよ!」
ベア「僕がもう少し早く駆けつければ、こんな事にはならなかったのに!」
ベア「と、とりあえず、、 ・・・バナナ要るかい?」
梅沢「・・・・・・・・・」
ベア「ゴリラは黙して、 ・・・ただ去るのみ」
ベア「う、ウォォーーン!!」
「キャー!!! ご、ゴリラが、ゴリラがバナナを!!!」
「ゴリラがむき出しのバナナを!! そそり立つバナナを振り回して追いかけてくるー!!」
「た、助け、 ば、バナナ・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
梅沢「おっちゃん、帰ろう。帰って、一緒に寿司食お」
〇綺麗なリビング
梅沢「今日は大変だったね。俺、社会的に死ぬかと思ったよ。 あ、玉子もらうね」
宝田「おっちゃんもだよ。背筋をヤッタときは、もう、少しお花畑見えちゃったからね! おっちゃんはマグロだ!」
梅沢「おっちゃんごめんな。 俺が泳げてたら、こんな事には、」
宝田「いいって、いいって、おっちゃんも泳げないし」
梅沢「けど、問題は、、」
宝田「・・・うん」
──本日昼過ぎ、市内の某ペット共用プールにゴリラが出現しました。警察も懸命に行方を追っていますが未だ発見されておらず──
梅沢「おっちゃん!」
宝田「う、うん」
梅沢「助けよう! ベアくんを!!」
ゴリラ君ピーンチ!
これはマズイですよ笑
でも、普通に考えればこうなりますよね、、笑
ザ・カオス、此処に極まれり!w
もう何か何時も以上に酷い(賞賛)。特にバナナの件w
ベアちゃん、銃持った組織とかに追われてないと良いけど…(´;ω;`)