エピソード4(脚本)
〇霊園の入口
〇墓石
只野太「誰のお墓かな?」
小走駿太郎「さあ?」
小走駿太郎「直接聞いてくるわ。お前ここで待ってろ」
〇墓石
小走駿太郎「よう!」
武井早希「あなたは!」
小走駿太郎「なんだ?」
小走駿太郎「まーだ今朝のこと根に持ってんのか? ちゃんとエアコン直してやったじゃん」
武井早希「・・・・・・」
無視して歩き出す早希。
小走駿太郎「おっと待てよ」
早希の手をつかむ小走。
武井早希「やめてください!」
手を振り払う早希。
武井早希「それに何ですかこんなところまで来て」
小走駿太郎「ん? ああ。 ちょっと聞きてーことがあってな」
小走駿太郎「これ、誰の墓?」
武井早希「答えません」
去ろうとする早希。
小走が通せんぼする。
小走駿太郎「ねー、なんでそんなにツンツンしてんの?」
小走駿太郎「人生もっと楽しく行こうよ」
武井早希「楽しく生きてます。あなたよりもずっと」
小走駿太郎「相変わらず性格わりーな」
武井早希「悪くてごめんなさい。さようなら」
只野太「もう! 二人とも!」
只野太「なんでいつもそう喧嘩になっちゃうの」
「だって(この人・こいつ)が!」
只野太「もうおしまい!」
只野太「駿ちゃんもほら、聞きたいことあるんだから丁寧に聞きなよ」
小走駿太郎「ったく」
小走駿太郎「お前、吉永麻衣って知ってるだろ?」
武井早希「え!」
小走駿太郎「ビンゴ!」
指を鳴らす小走。
武井早希「・・・知りません。そんな人」
小走駿太郎「うそつけ!」
「!」
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