地球戦士マモルンダー

町村英雄

エピソード5(脚本)

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〇綺麗な一戸建て

〇おしゃれなリビングダイニング
高島守「・・・・・・」
  箸が進まない高島。
高島良子「あなた、どうかしたの?」
高島守「・・・いや。なんでもない」
  慌ててハンバーグを口に放り込む高島。
高島良子「・・・・・・」
  テレビからアナウンサーの声が聞こえる。
  本日の夕方、東京都内の安友生命本社ビル屋上で障害事件が発生しました
高島守「!」
  むせる高島。
高島良子「あら、これ、あなたの会社じゃない?」
高島守「ん、ああ」
  被害者は田中正義さん42歳一名で、今も意識不明の重体です
高島守「田中? 一名?」
高島良子「知ってる人?」
高島守「・・・いや」
  腹部に熊の爪のようなもので切り裂かれたような跡があることから、調査は難航している模様です
高島弘美「これ、絶対サイレントだよ!」
高島愛菜「うん! 私もそう思う!」
高島守「馬鹿なことを言うんじゃない!」
「!?」
高島守「あ、いや、すまない。気にしないでくれ」
高島守「・・・・・・」
高島良子「あなた、大丈夫? ちょっとお休みになったら?」
高島守「ん、ああ。そうするよ」
高島守「まさか!」
高島良子「あら? 誰からかしら」
高島守「あ、おい」
「もしもし、高島です」
「あら、ご無沙汰しております」
高島守「ふぅ。よかった」
「今、主人に変わりますね」
高島守「?」
高島良子「あなた、音無さんからよ」
高島守「!」
高島良子「どうしたの?」

〇家の廊下
「高島か?」
高島守「あ、ああ。お前、どうやって」
高島守「身体は・・・平気なのか?」
「心配してくれてありがとよ。 回復力は人間よりも高いんだよ」
「まあ、相当な傷だ。 完治するのには数日かかるだろうがな」
高島守「なんで家にかけてくるんだよ」
「おいおい。怪我人相手に質問ばかりだな」
「そんなの決まってんだろ」
高島守「家族に手を出したら承知しないぞ!」
「そう言うと思ったよ。 その様子じゃ奥さんにはまだ何も話してないようだな」
高島守「話せるわけないだろあんなこと」
「他に誰かに話したか?」
高島守「だから、話すわけないだろ!」
「今から一人で森黒公園に来い」
高島守「お前・・・俺を殺す気か?」
「何を期待している?」
高島守「俺は今日、何も見なかった。 これから先、誰にも言わない」
高島守「だから、お前も俺と俺の家族にかまうな」
高島守「それでいいじゃないか」
「ああ、それで手を打とう。 ただし、まずは一人で来てもらう」
高島守「・・・・・・」
「勘違いするなよ。お前に断る権利はないぞ?」
高島守「勘弁・・・してくれないか。頼むよ」

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