ビビトモのブーム(脚本)
〇大会議室
女性「なぜ「ビビトモが日本中で大ブームになる」と考えられるかを説明します」
男性「「ビビトモのアプリ」という作品を読まれていることを前提に話を進めていきますので」
男性「まだ「ビビトモのアプリ」をお読みでない方は、先にそちらを読むことをオススメします」
女性「では、説明を始めます」
女性「ビビトモは「ビビッときたトモダチ(友達)」の略語ですね」
男性「この「ビビッときた」という定義を」
女性「ビビトモでは」
「面識のない相手に対して特別な何かを感じた」
男性「ということにします」
女性「つまり、著者のように「初めて目が合った瞬間、お互いに惹かれ合っていることがわかった」」
男性「ということ以外にも」
女性「初めて目が合った瞬間、相手に「他の人とは違う何か」を感じた」
男性「ということや」
女性「少し会話しただけだけど、相手に凄く好印象を持った」
男性「など、面識のない相手に対して特別な何かを感じたことが当てはまります」
女性「街中などで面識のない相手にビビッとくることがあった時」
女性「知り合いになろうと相手に連絡先を聞くなどの行動をおこせない人は多いです」
男性「その問題をアプリ「ビビトモ」は解決できると、「ビビトモのアプリ」で説明しました」
女性「先日、アプリ「ビビトモ」と類似の機能を持つアプリを見つけました」
男性「そのアプリの名称を言うことは控えますが」
女性「「一目惚れ」を略したような名称のアプリです(ここから某アプリと呼びます)」
男性「その某アプリは、一目惚れした時アプリにあるハートマークのスイッチを押せば」
女性「地図上にその時の日時と場所が記録されるという機能を有しているようです」
男性「ハートボタンを押すと地図上に日時と場所が記録され」
女性「相手も同じタイミングでハートボタンを押していれば」
男性「両想いかもしれないとメールで知らせてくれるというものです」
女性「某アプリは身分証を提示するなどの個人情報の登録が不要かつ無料で利用でき」
男性「テレビでも紹介されたアプリのようです」
女性「この某アプリとビビトモアプリを比較してみます」
男性「気になる人と出会った時、その日時と場所を記録する点は同じですが」
女性「その情報の記録の仕方が違います」
男性「某アプリは一目惚れスイッチを押した時の日時と現在地を記録します」
女性「アプリ「ビビトモ」は基本的にビビッときた日時や場所を入力して記録します」
男性「某アプリはワンタップで情報を記録できるところが魅力だと思います」
女性「アプリ「ビビトモ」は、ビビッときた時だけでなく・・・」
女性「あとからでもビビッときた日時や場所を入力できるところが魅力だと思います」
男性「つまり、アプリ「ビビトモ」は過去のビビッときた出会いも記録できるということです」
女性「外や店内で仕事中にビビッとくる人と出会った時など、その場でアプリを開くことが難しい状況や」
男性「そのようなアプリの存在自体知らなくて、あとからアプリを知って過去にビビッときた人に会いたい状況など」
女性「過去のビビッときた情報を入力できる機能があれば、その問題を解決できます」
男性「某アプリは両想いの判定を正しくおこなうためという理由で過去の情報は記録できません」
女性「おそらく一目惚れスイッチを押すと、その記録された情報は一覧で誰でも閲覧できるので」
男性「過去の情報を記録できるようにしてしまえば、該当者でない人が該当者を装って」
女性「一覧で表示されている一目惚れ情報と同じ情報を記録する可能性もあり」
男性「それで誤った両想い通知が届いてしまうことを防ぐためだと思われます」
女性「アプリ「ビビトモ」は利用者が入力した情報を一覧で表示しないので」
男性「該当者でない人は入力されているビビッときた日時と場所の情報を見つけにくいです」
女性「アプリ「ビビトモ」は自分がビビッときた日時や場所を入力して」
男性「その情報と一致するあるいは、ほぼ一致する他者が入力した情報を検索、抽出するため」
女性「該当者は情報を見つけやすいですが、該当者でない人は見つけにくいのです」
男性「また、某アプリは個人間でのメール機能を提供していませんが」
女性「アプリ「ビビトモ」は個人間でメールの送受信がおこなえる機能を提供します」
男性「某アプリが個人間でのメール送受信機能を提供していないのは」
女性「出会い系サービスではないということを強調するためだと考えられます」
女性「日本には「出会い系サイト規制法」という法律があり」
男性「出会い系サイトや出会い系アプリ、マッチングサイトやマッチングアプリは」
女性「インターネット異性紹介事業というものに該当し、」
男性「利用者が身分証などを提示して18歳以上の年齢であることを示さなければなりません」
女性「警察庁が掲載してる「インターネット異性紹介事業の定義に関するガイドライン」を読めば」
男性「特定のサイトやアプリがインターネット異性紹介事業に該当するのかどうか判断できます」
女性「ガイドラインに載ってる4つの要件すべてを満たせば、インターネット異性紹介事業になります」
男性「身分証などをアップロード等することは利用するためのハードルが高くなります」
女性「某アプリは身分証などを提示しなくても、ニックネームと性別だけ入力すれば誰でも利用できます」
男性「自分の写真をアップしなくてもいいですし、実名や生年月日を登録する必要もありません」
女性「某アプリは個人間でのメール送受信機能を提供していないことを強調し、」
男性「ガイドラインの3つ目の要件に当てはまらないから」
女性「インターネット異性紹介事業に該当しないとしているのです」
男性「アプリ「ビビトモ」は個人間でのメール送受信機能を提供しますが、」
女性「インターネット異性紹介事業に該当しません」
男性「その理由を説明していきます」
女性「まず、1つ目の要件である「面識のない異性との交際を希望する者」というものに該当しません」
男性「ガイドラインでは、それぞれの言葉の意味が詳しく述べられているので」
女性「読まれたことがない方は本作と並行して読むか、あとでお読みください」
男性「「面識のない」に該当しない理由は、ビビトモの利用者がお互いに全く関係のない、見ず知らずの関係ではないからです」
女性「面識のない人と目が合うなどして特別な何かを感じ、」
男性「相手も同じように何かを感じたのかを確かめ、そうであれば、その人と知り合いになろうとアプリ「ビビトモ」を利用するため」
女性「アプリを利用する前には、お互いにビビッときた関係であり、実際に会って相手の顔などを認識している関係と言えます」
男性「つまり、ビビトモアプリを利用して知り合おうとしている2人は「面識のない」に該当しません」
女性「そして「異性との交際」にも該当しません」
男性「男女の性別に着目した交際ではなく、ビビッときた感覚に着目しており」
女性「友達になろうとするもので、相手の性別への関心が重要な要素ではありません」
男性「重要な要素はビビッとくる感覚です」
女性「当然、ビビッとくる感覚は同性の相手でもありえます」
男性「つまり、男女の性別に着目していない、男か女であることへの関心が重要な要素でないので」
女性「「異性との交際」にも該当しません」
男性「アプリ「ビビトモ」の利用者は、ビビッとくる感覚に基づいて面識のある相手(同性も含む)と知り合うことを希望する者であるため」
女性「アプリ「ビビトモ」の利用者は「異性交際希望者」に該当しないと言えます」
男性「異性交際希望者の「求めに応じ」という文言においても、」
女性「アプリ「ビビトモ」は異性交際希望者を対象としたサービスを提供してないため当てはまりません」
男性「さらに、そのあとの文言の「異性交際に関する情報」にも該当しません」
女性「ガイドラインの説明では、不特定又は多数の異性の注目を集めようと記載する情報とありますが」
男性「ビビトモアプリでは、実際に会ってビビッときた特定のただ一人の相手(同性も含む)に注目してもらうために情報を入力するので」
女性「「異性交際に関する情報」にも該当しません」
男性「インターネット異性紹介事業は4つの要件全て満たすサービスのことであり、」
女性「1つ目の要件にアプリ「ビビトモ」は当てはまらないので」
女性「アプリ「ビビトモ」は「インターネット異性紹介事業」に該当しません」
男性「ついでに2つ目と3つ目の要件についても」
女性「「異性交際希望者」と「異性交際に関する情報」という文言に該当しないので、当てはまりません」
男性「よって、アプリ「ビビトモ」は個人間のメール送受信機能を提供できると考えられます」
女性「アプリ「ビビトモ」は、実態の面でも出会い系サービスとみなされません」
男性「なぜなら、ビビッときた利用者の入力した日時や場所の情報を一覧で表示しないので」
女性「その情報を見つけるためには一致あるいは、ほぼ一致する日時や場所を入力しなければならず」
男性「該当者でない人が、その情報を見つけにくいような仕様になっているからです」
女性「アプリ「ビビトモ」は実際に会って特別な何かを感じた相手に対して」
男性「自分と同じように相手も何かを感じたのかを確認するためと、相手も同様に感じたのであれば」
女性「友達になれるかどうか確かめようと知り合うために利用するアプリであり、」
女性「ただ一人の特定の人と再度会うためのサービスと言えます」
男性「また、その場で声をかけ合って知り合いになるためのサービスとも言えます」
女性「実際に会ったこともない人と知り合いになることを目的とするような出会い系のサービスではありません」
男性「某アプリでは「一目惚れ」という言葉をスイッチの名称に使用しているので」
女性「一目惚れスイッチを押した人は両想いの通知が来て相手と知り合うことができても」
男性「恋愛を前提とした付き合いになります」
女性「しかし、ビビトモアプリでは「ビビッとくる」という言葉を使っており」
男性「ビビッときた(特別な何かを感じた)「友達」になるために知り合うので」
女性「恋愛を前提とした付き合いになるとは限りません」
男性「このこともアプリ「ビビトモ」を多くの人が利用する要素となります」
女性「ベストフレンドを作るためにも使用するので」
男性「友達探しのアプリとして誰でも抵抗なくインストールでき、ビビッときた相手と気軽に会えます」
女性「ガイドラインについての話にもどします」
男性「仮に先ほど説明した要件に対する考えが認められなくて」
女性「アプリ「ビビトモ」が個人間でのメール送受信機能を提供できなかったとしても」
男性「ビビッときた者同士がアプリ上で待ち合わせの約束をすることは可能です」
女性「3つ目の要件でチャット等のうち公然性を有するものは一対一の連絡に該当しないと記載されているので」
男性「誰でも書き込めれるような掲示板は「相互に連絡」に該当しないと考えられます」
女性「よって、該当者が抽出されたビビッときた情報に対して誰でも閲覧できる返信コメントの形で」
男性「待ち合わせ日時と場所を伝えれば再度会うことができると思います」
女性「そのやりとりを誰でも閲覧できるし、レスできる環境ですが、その情報は該当者にしか見つけにくいものなので」
男性「実質ビビッときた者同士で掲示板を使って2人でやりとりしているのと変わらないと思います」
女性「さらにマイページのようなものを一般公開にせず、あるいはマイページ自体ないアプリにして」
男性「書き込まれるビビッきた情報には性別を表示されないようにし、情報は時間と場所だけ指定して投稿する仕様にすれば」
女性「該当者でない第三者が他者の情報を見つけたとしても、その情報は時間と場所のみなので、」
男性「書き込んだ人の性別や年齢を調べようがなく、」
女性「顔もわからない相手を待ち合わせ場所と日時を指定して呼び出すなんてことはしないと思います」
男性「投稿された時間と場所は、ビビッときた者同士だけがその情報に対して強い関心を示し」
女性「待ち合わせの場所を地図上で指定し、待ち合わせ日時を選択して投稿するということになります」
男性「その相手の指定した待ち合わせ日時や場所で都合が合わなければ、最初に情報を投稿した人は」
女性「違う場所や日時を指定して投稿し、その繰り返しで待ち合わせの日時と場所を決定する」
男性「つまり、時間と場所だけがコメントに書き込まれていくということです」
女性「たとえば」
「2022年3月28日10時頃渋谷区○○」
女性「これは、ビビッときた情報です」
「2022年3月29日8時30分渋谷区○○」
男性「これは、心当たりのある人が待ち合わせ日時と場所を指定した投稿です」
「2022年3月29日13時~14時新宿区○○」
女性「これは、相手の待ち合わせ日時と場所では都合が合わないため自分の都合のつく日時と場所を指定した投稿です」
「2022年3月29日13時20分新宿区○○」
男性「これは、ビビッときた情報を書き込んだ人へ待ち合わせの日時と場所を再度伝えるための投稿です」
「2022年3月29日13時20分新宿区○○」
女性「これは、ビビッときた情報を書き込んだ人が同じ日時と場所を投稿したもので、待ち合わせの約束が決定したということを意味します」
男性「このような感じに、日時と場所が交互に投稿されていく形で待ち合わせの約束ができます」
女性「第三者もその情報を見つければ2人のやりとりを見れますが、」
男性「時間と場所だけの投稿が繰り返されているやりとりなので、何も興味を持ちません」
女性「最悪そのような仕様にすれば、インターネット異性紹介事業には絶対に該当しないと思われます」
男性「インターネット異性紹介事業に該当しなければ」
女性「利用するために身分証など提示する必要がありませんし、」
女性「アプリ「ビビトモ」を自分の写真や実名、生年月日も登録せずに誰でも無料で気軽に利用できます」
男性「現在、過去にビビッときた人を探そうとネットで方法を検索しても」
女性「調査会社に依頼したり、SNS等で呼び掛けたりするしか手段がなさそうです」
男性「ビビトモアプリと同じ機能を持つサイトやアプリは見当たらなかったのですが」
女性「あったとしても、まったく認知度はないのだと思います」
男性「そのようなアプリやサイトがあることを、ある程度の人数の人たちが知れば、ネット上でバズると予想されます」
女性「なので「渋谷のビビトモ」を電車内ビジョンや街中の大型ビジョンに「ビビトモの戦略」で述べたような広告を流すことで」
男性「10~30代の多くの若い人たちが「渋谷のビビトモ」を読み、ビビトモアプリがあるのだと多くの人が知るので」
女性「日本中でビビトモブームが起こると考えられます」
男性「大きな話題になれば広告を見ていない人たちもビビトモアプリをインストールするので」
女性「アプリ「ビビトモ」をインストールして最初に開いた際に」
男性「アプリの使用方法と「渋谷のビビトモ」を紹介するような広告が表示されるようにすれば」
女性「Q‘S EYEやTOQビジョンでの広告の放映が終わったあともタップノベルの認知度は上がっていきます」
男性「仮に何らかの事情でビビトモアプリが開発できなかったとしても、アプリ「ビビトモ」の需要が高まり、」
女性「関心を持った企業あるいは個人が開発すると予想され、ビビトモブームが起きることは間違いないと思われます」
男性「タップノベルにはビビトモブームを生みだした媒体として1つのアピール要素が追加されます」
女性「Q’S EYEとTOQビジョンの映像広告を見て「渋谷のビビトモ」にアクセスした人は」
男性「「ビビッとくる人に出会える確率を急上昇させる方法」を知りたいため」
女性「それが明らかになるまでは「渋谷のビビトモ」を読み進めることが予想され」
男性「その方法が明かされたあとも、すぐに気になるストーリー展開となるので、5分程度で読めるというフレーズを広告で見ていれば」
女性「読了する可能性が高く、さらに他の読者のビビッとくることに対しての感想を知りたいと思い、」
男性「コメント欄を確認する確率が高く、著者が返信コメントでタップノベルの魅力とビビトモ関連の他作品の紹介を述べているので」
女性「タップノベルとビビトモに一層関心を持つことになると考えられます」
女性「そして、ビビトモが世間に浸透すればビビッとくる出会いを求めて」
男性「多くの人が外で面識のない人の目を見るようになります」
女性「それに伴って、若い世代の歩きスマホが激減すると考えられます」
男性「ビビッとくる人に出会った人はアプリ「ビビトモ」を開いて、その日時と場所を入力します」
女性「相手も自分と同じように日時と場所を入力していれば一致する情報を確認できるので」
男性「勘違いという不安がなくなり、互いに声をかけ合うことができます」
女性「また、仕事中などでアプリ「ビビトモ」を開ける状況でない人は、腕時計で時間を確認して」
男性「周囲を見回して場所を覚えておき、アプリを開ける状況になった時に場所と日時を入力することになります」
女性「そして一致する情報を確認できれば、待ち合わせの約束をして、その相手と再度会うことができる」
女性「そうすることが当たり前の日本になっていくと思います」
男性「たとえばチケット売り場の販売員さんと少し話してビビッときたけど、販売窓口が複数あれば」
女性「また列に並んでも他の窓口へ案内されることもあり、」
男性「連絡先を交換したくても、仕切りがあったり、後ろにお客さんが並んでたりするなど難しい場合がありますよね」
女性「そういう場合でも日時と場所を覚えておき 、互いにビビッときたのであれば」
男性「ビビトモアプリを使って知り合うことができます」
女性「ビビトモアプリにGPS機能を実装してもいいと思います」
男性「走行中の電車や山の中などでビビッときた時は場所の把握が中々難しいですよね」
女性「ただアプリでGPS機能を使用することが嫌な人もいます」
男性「なので位置情報がOFFの状態でもビビッときた情報を入力できる仕様にするべきです」
女性「GPSを使いたい人や使いたい時にだけ位置情報をONにすればいいと思います」
男性「ちなみに某アプリはGPS機能を使用した状態でなければ、一目惚れスイッチを押して日時と場所を記録することができないようです」
女性「ビビトモがブームになれば、大きな駅やライブ会場などの人がたくさんいる場所で」
女性「誰かのビビッときた入力情報と重なる場合もあると予想されます」
男性「相手の服装や髪型などの特徴や出会った時の状況を書き込めるといいですね」
女性「しかし、自由に書き込めるようにしてしまうと」
男性「自分の年齢や性別などを公開して出会い系のような書き込みをする者が出てくる可能性もあり、」
女性「運営による監視体制を強化する必要が出てきます」
男性「そのような書き込みを禁止というルールを定めていても」
女性「運営が監視を怠って放置すれば、サービスの実態面で出会い系サイト規制法によりアプリの存続が危ぶまれます」
男性「なので監視体制の強化による人員のコストを上げたくないのであれば」
女性「プルダウン形式の入力にして、相手の性別などしか選択できないようにし、自由に書き込めないようにすればいいと思います」
男性「相手の性別が男性という情報でも、ビビッとくることを恋愛に限定してないので」
女性「女性が書き込んでいるとは限らないですし、サービスの実態面でも問題視されません」
男性「心当たりのある日時と場所の情報を見つければ、メール機能を使って相手の情報を聞くということになります」
女性「アプリ「ビビトモ」では、マイページを作成できるようにするとしても、」
男性「自分の性別や年齢などを公開できない仕様になるかもしれません」
女性「なぜなら個人間でのメールの送受信がおこなえる機能を提供しているため」
男性「マイページに自分の情報を自由に書き込めるようにすると、出会い系のような使われ方をする恐れもあり」
女性「ルールを定めて監視を強化しなければ、サービスの実態面で出会い系サイト規制法の対象になりかねないと考えられるからです」
男性「なのでマイページは自分の入力したビビッときた情報の履歴やメールの確認などをするためのものであり」
女性「入力された場所と日時の情報から第三者が書き込んだ人のマイページにアクセスしても」
男性「書き込んだ人についての情報は何も得られなく、メールを送るためにアクセスするということになります」
女性「電車内ビジョンや街中の大型ビジョンで流れる広告映像はポスターよりも何となく信用できるので影響力があります」
男性「「渋谷のビビトモ」の広告映像と同様に工夫すれば、ビビトモアプリ単体の広告でも15秒の映像で」
女性「ブームを起こすことも狙えると思います」
男性「有名なお金配りおじさんが日本でブームになるアプリという企画に興味を持っていただければ」
女性「電車内ビジョンや街中の大型ビジョンでビビトモアプリ単体の30秒の映像広告を流すこともできてしまいそうですね」
男性「広告だけでなくアプリ開発もやっていただけそうです」
女性「面識のない人にビビッときた時、声をかけるために役立つことや」
男性「過去にお互いビビッときたけど声をかけられず知り合うことができなかった人を繋ぐために役立つことを知っていただければ」
女性「まだ世にない人の役に立つ将来有望のアプリとして注目してくれるかもしれないですね」
男性「その他にもアプリ開発者や若い起業家さんなどにビビトモの企画を売り込めば」
女性「面白いと思って開発に名乗りを上げてくれる人はたくさんいると思います」
女性「日本で確実にブームを起こすことになるビビトモの企画の採用は早い者勝ちですよ」
男性「アプリを世に出すには開発費のほかに運用保守費用についても考えなければいけません」
女性「システムの運用保守にかかる毎月のコストはアプリによって違いますが」
男性「ビビトモアプリは誰でも無料で利用できるので」
女性「広告収入によって運用保守費用を稼がなければいけません」
男性「某アプリも無料で利用できるので広告収入によって利益を出しています」
女性「広告が表示されなければお金を得られないので」
男性「どれだけ利用者にアプリを使用してもらえるかが重要です」
女性「某アプリは一目惚れスイッチ以外にもう一つ何か一言つぶやけるようなスイッチがあり、」
男性「それによって、利用者があらゆる場所でアプリを開きたくなるようなサービスになっています」
女性「魅力的なサービスだと思いますが、GPSで自分の行動範囲や現在地を知られることに不安を覚えインストールしない人もいそうです」
男性「アプリ「ビビトモ」では利用者にアプリをよく使ってもらうため」
女性「ビビッとくるかもしれない相手を紹介するような機能を実装してもいいと思います」
女性「それに関して2つほど独自と言えるほどの面白いアイデアがありますが」
男性「誰でも読めるこの場でそれを明かすことはできません」
女性「理由はそれ単体でも新しく面白い作品が作れるためです」
男性「2つともシンプルな機能なので、開発も難しくありません」
女性「その2つの機能が実装されれば、ビビッとくる出会いがなかったとしても、毎日アプリを使いたくなると思います」
女性「ビビトモの企画が通るのであれば、その2つの案は提出したいです」
男性「アプリ「ビビトモ」が一番流行ってほしいですからね」
女性「他のアプリでは心理テスト機能を実装しているものもあります」
男性「利用者は心理テストで相性の良い結果の相手を紹介され、その相手とコメントでやりとりするようなものですね」
女性「そうすれば、利用者は毎日心理テストをするためにアプリを開くことになるという狙いがありますね」
女性「著者が持っている2つの案は、それよりもずっと面白いもので、お互いに「何か」あるかもと思える機能です」
男性「ビビトモアプリに心理テストのような機能を実装するとなると、実際に会ったことがない面識のない人を紹介することになりますから」
女性「紹介される相手の性別を指定できるような機能をつけてしまえば、出会い系サイト規制法の対象になりかねないので」
男性「相手の性別関係なく心理テストの結果で同性であっても紹介するという機能になりますね」
女性「また、著者の考えている2つの機能を実装しなかったとしても」
男性「ビビトモアプリは某アプリと違って、あとからビビッときた場所と日時を入力することができるので」
女性「情報を入力した人は、いつ相手が自分と同じように情報を入力するかわかりませんし」
男性「アプリの存在自体を相手が知らなかった場合、いつ相手がアプリの存在を知ることになるかわからないので」
女性「アプリを開いて確認することも多いと思います」
男性「ビビトモブームが起これば、アプリの利用者が急増し、」
女性「何となく互いに気になっているという時でも使用されたりするので、アプリが利用される頻度が多くなります」
男性「さらに、某アプリの一目惚れスイッチに魅力を感じている利用者を取り込むこともできます」
女性「なぜならビビトモアプリはビビッとくるという定義を恋愛に限定していなく、過去のビビッときた情報も入力できて」
男性「個人間でメッセージの送受信もおこなえ、GPSを使わなくてもビビッとくる情報を投稿できるので」
女性「某アプリをインストールしていない人もビビトモアプリの方はインストールするだろうと多くの人は考えるので」
男性「一目惚れスイッチに魅力を感じている某アプリの利用者はビビトモアプリもインストールしようとします」
女性「ビビトモアプリの利用者が爆発的に増えますので」
男性「ビビッとくる出会いがあれば、その相手と知り合うための機能に特化したビビトモアプリを使うということが当たり前になります」
女性「某アプリと競合することはありません」
男性「地図上でリアルタイムにつぶやけるような機能を某アプリは持っていますし」
女性「アバターを作成できて自分のプロフィールも公開できるので、その機能を利用したい人もいると思います」
男性「ビビトモアプリと某アプリを両方インストールしている人は、ビビッとくる出会いがあれば」
女性「アプリ「ビビトモ」をメインに使いつつ、その出会いが一目惚れであって、恋愛感情があると相手に気付いてほしい場合は」
男性「某アプリでも一目惚れスイッチを押すということになると思います」
女性「つまり、ビビッとくる出会いがあった時に使用するアプリとして、まず一番に思い浮かぶのはビビトモアプリということになります」
男性「それでも広告収入の面からアプリの運用保守費用が問題となるならば」
女性「アプリ「ビビトモ」を途中からサイト「ビビトモ」にしてもいいと思います」
男性「アプリよりもサイトの方が運用保守費用はかかりません」
女性「サイト「ビビトモ」にすれば個人間でのメール機能やGPS機能を使いたい場合などに課題が出てきますが」
男性「それらを実装しなかったとしても、実際に会ってビビッときた人と知り合うことに特化したサービスなので」
女性「間違いなく人気を博すと考えられます」
男性「サイトであれば、アプリをインストールすることよりも」
女性「さらに抵抗なく利用することができると思います」
男性「過去にビビッときた人で、その相手を見つけたい時は」
女性「アプリ「ビビトモ」あるいはサイト「ビビトモ」を使用して探すことが主流となります」
男性「広告を出さなかったとしても、ビビッときた人と知り合うことに特化したサービスとしてネット上でバズることが予想されますし」
女性「ビビッときたことがある利用者は、その相手にアプリの存在を知ってもらいたいので」
男性「もっと多くの人にビビトモサービスを知ってもらうため情報を拡散しようと行動します」
女性「危険性がないため、テレビなどでも面白いサービスとして特集される可能性もあります」
男性「おそらくビビトモがブームとなれば、広告収入で運用保守費用が問題にならないほどの大きな利益が出ると思います」
女性「ビビトモアプリは大きなビジネスチャンスであると本気で考えられます」
男性「そして、ビビトモアプリはビビッときた人たちを繋げる人々の幸せに貢献する最高のアプリだと多くの人に感謝されることになります」
女性「第1回ひと駅Novelコンテストによって「渋谷のビビトモ」が映像化し放映され、「ビビトモ」という一大ブームが起これば」
男性「大きなビジネスチャンスを見逃さない先見の明がタップノベルにはあると周囲からの評価もさらに高まると思います」
女性「この大チャンスを逃す手はないですよ」
女性「2022年のうちに日本中でビビトモブームを起こしましょう!」
新しい世代の友達の輪が広がりそうですね。日本人の若い世代は好きな相手に気持ちを伝える手段も昔と変わってきているし、その能力も低くなってきていると思います。こういうアプリをきっかけに、恋愛に引き籠っている人達もどんどん積極的にときめきを探してほしいですね!
構成がすごく丁寧に練ってあることが伝わってきました。
実在すれば本当にビビトモブームは起こせるような気がします。街中を歩いていてふとビビッとくる経験があるので共感です。
このアプリ素晴らしい!今まで、街なかでビビビときた経験、誰かに目を奪われた経験、確かにあります。あのとき、このアプリがあったらなぁと楽しい想像が膨らみます。