エピソード
キャラクター
- 真山由花
警視庁特殊事件捜査班の刑事。
狂人に家族と、上司である飯島雉鷹を目の前で殺された過去を持つ。
狂人には強い恨みを持ち、狂人を処すために警察官となったが──
突如現れた意思疎通を交わす謎の狂人に動揺を見せる。
- 久宝水輝
自称、芸術大学の学生。
よく公園のベンチに座ってのんびりするのが好き。
通りがかった真山には不審がられこっそり職質されているが、それが出会いとなって真山とは知人となる。
- 古賀大成
警視庁特殊事件捜査班の刑事。
真山の後輩でキャリア組。狂人の始末をいつも真山に取られていると嘆いている。
一方で、真山への信頼は厚いよう。
- 飯島みやび
飯島雉鷹の娘で、真山の親友。
猫のミャーちゃんの飼い主。
父親である雉鷹のことはあまりよく思っていないようだったが、ある事をきっかけに父親に対する心情が変化していった。
- 猫
飯島みやびの飼い猫、名前はミャーちゃん。
- 飯島雉鷹
警視庁特殊事件捜査班の刑事。
子どもの狂人と対峙した際に殉職。部下の真山からは、誰にでも平等な人と評価される。
『狂人も人の子』という考えから、自身を襲った狂人を見逃すように真山に言う。
子どもの狂人が大人になる世界が見たいと、真山に語り眠りつく。
- ???
真山の前に現れた謎の狂人。
狂人を判別する計測器では異常値を記録する。本来、狂人が会話をすることなどあり得ないのだが、真山と接触した際に意思疎通を交わした。それに、奴が襲うのは人間ではなく狂人で──!?
『──警察は狂人の処刑から手を引け』
それが、現段階で分かる奴の要求である。
- 郷田政宗
千葉県警の警部。
真山とは古い知人で、飯島雉鷹とも面識があった。
- 中山 咲
千葉県警の巡査。交番勤務。
有志の剣道部に所属しており、西体育大学への屈辱を晴らすため真山を剣道の市民大会に誘う。
謎の狂人は、他の狂人を殺めてきたんでしょうか。
言葉を話し理解する者を、殺すことはできませんよね。
刑の執行が警察官のみというのも少し怖く感じます。
狂人が言葉をもたないからこそまるで物のように処刑してきたのだろうが、もし彼らが言葉を理性をもってしまったら、その後は処刑ではなく、違う種族同士の戦争になってしまうのではなかろうか、、。真相が気になります。
狂い人に至る原因が何なのかとても気になりますね。ただもし自分自身が狂人になってしまい、意思とは逆に誰かを傷つけたりしなくなるのなら、ただ彼らを処刑してしまえばよいということではなさそうですね。是非、亡くなった飯島警部補の望みを叶えてほしいです。
コロナウィルスの蔓延するこの時代から、いずれは「狂人病」が流行ってもおかしくないのかもしれません。世間を騒がす狂人を誰かやっつけてくれないかな。
一体狂人とは…。
人間が人間と争うように狂人も狂人と争う。でもそれは意志がないと起きないことですよね。
この後解明されていく謎を読むのが楽しみです!