猫衣(ネコイ)家の母親。3人娘+黒猫の5人家族。夫は、末っ子が4歳の時に事故で他界。元々は教師をしていたが、夫の死後は夫が遺した喫茶店の経営を引き継いだ。副業で趣味のタロット占いもしており、たまにふんわりと当たる。持ち前の高すぎる好奇心ゆえに不思議な出来事や事件によく遭遇し、その度に容赦なく家族を巻き込む厄介人。

猫衣家の長女。美大1年生。入学早々、大学のミスコンで1位になったほどの美形だが、自分の見た目やファッションに興味がなく、いつも真っ黒な服を着ている。食欲旺盛。父が遺した法螺貝が宝物。たまに幽霊など良からぬモノが視えてしまうが、法螺貝で悪霊退散する。無理な時は殴ることで物理的に退治する。力が強い。家族の中で1番の常識人。

猫衣家の次女。中学3年生。将来の夢は「科捜研の女になる」こと。大好きな中華アニメの影響で、いつもチャイナ服を着ており、口調も「～アル」など不思議な喋り方をする。宝物は、父が遺した改造型エレキバイオリン。幼少期、サバゲーにハマった娘のために、当時の習い事で使っていたバイオリンをマシンガン型に父が勝手に改造して母がキレた。

猫衣家の末っ子。小学5年生。将来の夢は医者。父が遺した喫茶店の経理担当。どんぶり勘定だか何だかんだと経営は上手くいっている。面倒ごとに自ら首を突っ込む母、そして毎回それに巻き込まれる長女と次女に呆れつつも、心から心配している。口調は淡々としていて厳しいが、家族の中で1番心優しい猫衣家のアイドル。

猫衣家が経営する喫茶店の看板猫。母のタロット占いをたまに手伝う。父が事故に遭った際そばにいた野良猫で、縁を感じた次女が家に連れて帰った。心の声がうるさい。卓越した洞察力と並外れた推理力で事件の解決にいつも一役買っているが、家族には中々理解してもらえない。エサ担当の次女に1番懐いているが、わりと雑に扱われる。