この物語の主人公。普段は隠しているが、実は聖響騎士団・聖刻隊・隊長のニュイとしての顔を持つ。その際は、変身術で女体になっている。

ナハトの聖響騎士団・聖刻隊・隊長としての姿。この姿の時は女性らしい振る舞い、喋り方になるよう訓練した。また、世にも珍しい歌唱魔術師としての才能を持ち『刻限の歌姫』という異名で呼ばれている。

この物語のヒロイン。本名はラレシィエンヌ・メヌエット・ファランドールといい、ファランドール男爵の娘。異能力『強制解除【キャンセラー】』の効果で、彼女に対しての魔法関係が一切効かない。だが代償として、魔法が使えない…と思っていたが、実は無詠唱なら使えるという事に気付いてない。また、生まれつき声が出せない為、そのせいで昔から虐められていた。

アイネ、クライネ、ナハトの3人の母親で、聖響騎士団『聖闇隊・隊長』を務めていて『月華の糸姫』という異名で呼ばれている。聖獣『ツクヨミ』の契約者でもあり、普段は諜報部隊『常闇の鴉』の隊長を務めている。因みにヴァンパイアな為、朝が弱い。また、彼女は死霊使い【ネクロマンサー】でもある為、アンデット達を使役出来る。

聖響騎士団『聖風隊・隊長』をしており『烈風の書姫』という異名で呼ばれている。普段は王都オルフォード国立図書館の司書をしている。ナハトの事を密かに思っているが、いざ対面するとまともに話せない。また、ありとあらゆる世界中の歴史や知識を探求するのが好きらしく、日頃から本の虫になっている。聖獣『トト』の契約者。戦いの際は二刀流で戦う。

聖響騎士団・聖音隊・隊長。二つ名は『響命の奏姫』。契約聖獣は『サラスヴァティ』。普段は王都オルフォード国立学園の音楽教師をしている。

聖響騎士団・聖水隊・隊長。二つ名は『龍水の拳姫』。契約聖獣はリヴァイアサン。普段はランファ流格闘術道場の師範をしている。魔術を放つのは苦手だが、魔術を格闘技に纏わせて使う『無詠唱拳』という技術が得意。

聖響騎士団・聖光隊・隊長。二つ名は『暁光の森姫』。普段は妖精達を束ねる長をしている。契約聖獣は『ルー』

聖響騎士団・聖地隊・隊長。二つ名は『豊穣の妖姫』。普段は農場経営をしている傍ら、オルフォード王立学園の保険医をしている。契約聖獣は『宇迦之御魂』

故人。聖響騎士団・聖刻隊・前隊長。主人公にとっては初恋の人である。

ナハトの姉で、クライネは双子の妹。ナハトが時空魔術の適性に対して、彼女は闇の魔術適性がある。

ナハトの姉で、アイネは双子の姉。ナハトが時空魔術の適性に対して彼女は、星魔術の適性がある。

ニヒトの父親で、オルフォード王国の侯爵。生粋の貴族主義者で、平民や自分より下の爵位のものを見下す。また、息子の為なら何でもする親バカ。

アイネ、クライネ、ナハトの3人の父親で、ミシェラの夫。現国王の兄にあたり、弟が王位を継いだときに苗字をオルフォードからヒュルステインに変更した。

オルフォード王国の王女で、聖響騎士団の総司令でもある。自身が率いていると世間に知ってもらう為、隊長達の異名には必ず姫の字を付けさせている。ヒュルステイン大公は叔父にあたり、アイネ、クライネ、ナハトの3人にとっては、従姉弟にあたる。ナハトに対して密かに想いを寄せている。

聖響騎士団・聖火隊・隊長。異名は『業火の鎧姫』。若そうに見えるが、実は300歳を越えている。人間であるが、聖獣フェニックスの恩恵を受けているため、長生きしている。元々は、ある貴族に仕えていたメイドだったらしい。今はヒュルステイン家のメイド達のメイド長をしている。

聖響騎士団・聖星隊・隊長。異名は『晶星の占姫』。

四神将の一人で、武術を極めし『武神』の称号を持つ者。エリスの元教え子であり、神器・アメノムラクモの所持者。普段はマイペースだが、一度戦闘に入ると、戦闘狂と周囲から言われ、恐れられている。

四神将の一人で、学術を極めし『学神』の称号を持つ者。エリスの元教え子であり、錬金術師と名軍師の2つの顔を持つ。意外と気弱な一面もある。

四神将の一人で、技術を極めし「技神」の称号を持つ者。エリスの元教え子で、自身の技術力をあらゆる分野に提供している。

サーシャに代わって「魔神」の称号を得た少女。促進魔法という時空間魔術の一種の扱いに長けている。