主人公。幼馴染のマサヤと共に妖の世界に紛れ込む。おばあちゃんっ子で、祖母の話す不思議な物語を聴くことが好き。祖母から妖の話をよく聞いている。本人に自覚のない、不思議な力を持っている。

メイを拾って助けてくれた鬼。ある目的で｢饗宴場｣と呼ばれる場所に出入りしている。どの妖怪よりも｢約束｣を重んじる。本名は酒呑童子。

猫のような特徴を持つ女の子の妖怪。(すねこすり)
元々は人間で、子供の頃に無念からすねこすりに変化してしまい、倒れているところをドージに助けられた。生前の記憶はない。

稲荷神社に祀られていると自称する妖狐。先代の玉藻から名を受け継ぎ、海外から渡来してきた先代のように強大な存在になりたいと考えている。本名は真菰(まこも)

酒呑童子の部下にあたる蛇の妖怪(螭)。よく酒呑童子に無茶ぶりをされて大変な仕事を任されている。性格は臆病だが、お調子者な部分も併せ持つ。

メイの幼馴染。気が強く、口が悪い。友達と秘密基地に集まることが好きで、拗ねると秘密基地に籠る癖がある。

隠神刑部の部下。忠誠心が高く、刑部の腹心であると自称している。｢模倣｣の力に長けており、能力以外の殆どを模倣することができる。

会員制高級料亭(夕曇亭)の女将。ドージとたまもとは古い知り合いで、その正体は強大な力を持つ妖狐。隠神刑部の縄張りに店を構えるが、刑部とは敵対している。本名は紫苑(しおん)。

ドージが人間の世界に居た時の飲み仲間の鬼。特に力が強く、昔はドージとも渡り合っていた。酒呑童子に憧れて｢茨木童子｣と自称する。

隠神刑部の部下。人間の肉を喰らうと強くなれる俗説を信じ、刑部からマサヤを盗もうとしている。｢影｣を使った変化術を得意とし、対象を模倣した影を操ることが出来る。

隠神刑部の部下。生真面目な性格で、｢結界｣を貼る力に長けている。

妖の世界に住む大妖怪の一人。正体は妖狸で、化けることを得意とする。多数の部下に慕われ、成り上がって妖の世界を牛耳る事を目指している。出身地は出雲。

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玉藻に変身していた｢夕曇亭｣の従業員。女将に教えられた通りに玉藻を演じている。歳は高いが見た目と中身が幼い。