本作の主人公。高校2年生。道端で猫を助ける。その猫とは会話ができ、親には内緒で飼うことを決意した。
最近の悩みは、親と進路についてたびたび揉めること。本人は上京して大学に行きたいが、親は地元の大学を勧めている。兄とたびたび比べられるので、兄には冷たくしがち。

地元の有名大学に通う、天音の兄。臆病で頼りなく、不器用だが、優しく妹思いな一面がある。過去に猫に引っかかれた過去があり、猫は苦手。しかし本当は猫が好き。
最近の悩みは、妹と仲が悪いこと。ほんとは仲良くしたいと思っている。ただ、しろにはややシスコン気味だと思われている。

主人公の母。普段は表情に出さないが、根はやさしく穏やか。猫を飼うことに反対はしているが、子供のころ飼っていた経験があり、実は家族の中で一番の猫好き。隠れて世話をしていることも（？）
最近父と意見が合わず、口論になるのが悩み。

主人公の父。厳格で完璧主義、知的ゆえに合理的。しかし情に厚く、優しい一面も持ち合わせている。
最近は、天音が上京したいといって聞かなかったり、急に猫を飼いたいと言い出したりするので頭を抱えている。

家を失い、彷徨っていたところを天音に拾われた。金子に何とか飼われるために、天音とともに試行錯誤する。家で起こる様々なハプニングを人生経験を活かし、天音とともに乗り越えていく。なにやら壮大な過去を経験している？

天音の通う学校の友人。最近天音が猫と会話しているので本気で心配している。天音とはたまに喧嘩するが、喧嘩するほど仲がいいと自負している。天音はあまりそうは思っていないよう。