エピソード
キャラクター
- 母
陽子の母。 陽子のことは、大事にしてきたつもりだが、周りと合わせられない、普通ではない陽子に疲弊し…
- 由香
長女。 自由奔放で、周りを振り回しているが本人は気にしていない。
陽子に、酷いことを言ってきた。
それが返ってきているのに、気づかない。何度か男性と付き合うも、すぐ相手を変えたり浮気されたりしたが、なんとか結婚。
妹は正直、景子だけだと思っている。
父が亡くなった今、もう放っておくつもり。
- 清海
おんなばかりで、うんざりするものの、由香と景子は可愛かったのでうんと、可愛がる。
息子がなくなったのは悲しいが、家族が揃って嬉しかった。
段々、認知が混ざってきた。
- 景子
次女。 由香とは仲が良いが、陽子とは関わりたくなかったため、親に任せっきり。
姉ちゃんも、キツいところはあるけれど…陽子にも原因がある、と思っている。
親に迷惑、周りに迷惑…という彼女たちではあるが、彼女たちもそれなりに迷惑をかけて生きている…
- 陽子
主人公。
本人も、大人しかったり、他人にあまり興味がなかったりするため、周りにからかわれたり、勘違いされることもしばしば。ひどい生理は、内膜症のせいだった。
そして、障害者手帳を持っている。唯一の味方の父に、心を開いていた。
- 死神ちゃん
陽子の前に、ひょんと現れた死神。
人生史を読みながら、陽子の魂を回収するつもりだったが…自身も生前、いじめられた経験もあり…陽子と話すうちに、哀れみを抱く。
楽になれるよう、独自に開発した代物で陽子を救った。
- 父ちゃん
陽子の、唯一の味方であったが、心労が祟り他界。
由香も、景子も陽子にそんなに辛く当たるのか疑問で疑っていたが、葬儀の際…上から見ていて、唖然としてしまい、陽子に申し訳ないと思っている。
みんな、ふつうにかわいがってきたつもりだが、まともに相手にしてくれる陽子に、彼もまた…支えられていたのである。