縁日大戦

わらやま

掬い、狙い、抜き、倒し、引き、そして「救え」西暦2060年、日本。 国策により小学生の娯楽は縁日の出店だけとなった。だが、それは娯楽と呼ぶにはあまりにも露骨な拝金構造、大人のエゴ渦巻く集金環境でもあった。 小学校6年生である郡山　大和(こおりやま　やまと)は失踪した両親との再会のため、出店戦闘力(通称:デミセン)を高め「Sランク」にのみ与えられる権限、「大縁祭」の「わんぱく交流会」への参加を目指し、魑魅魍魎蠢く縁日に身を投じるのだった。

バトル

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