スカートロ

鮭さん

エピソード1(脚本)

スカートロ

鮭さん

今すぐ読む

スカートロ
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇オフィスのフロア
上司「はい、こんにちは。新入社員のみなさん。 今日から研修が始まります」
上司「まず自己紹介からです。皆さんの性癖はなんですか?はい、じゃあ太郎さんからお願いします」
太郎「はい。私はスカートロが好きです」
上司「はい、スカートロ。スカトロではないのですか?」
太郎「はい。スカトロではありません。スカートロです」
上司「なんですかスカートロというのは?」
太郎「スカートロというのはスカートの排泄物に性的な興奮を感じることです」
上司「へえ。そうなんですね」
太郎「はい。そうなんです。これからよろしくお願いします」
上司「はい。ありがとうございました。続いて貴子さんお願いします」
貴子「はい。ちょっとその前にいいですか?」
貴子「太郎さんはスカートの排泄物と言いましたが、スカートは排泄物を出しません」
  研修初日から出世競争は始まっている。貴子さんは早速太郎さんを蹴落とそうとしているのです。
上司「確かにそんな気もします。太郎さん。まさか嘘をついているのではないでしょうねえ」
  研修担当の隆さんが少し疑い始めました。研修初日に嘘なんかついたらそれはもう首です。解雇です。
上司「どうなんですか。太郎さん」
  大変だ。大変だ。しかし太郎さんは汗ひとつかいていません。
太郎「あるのですよ。でもイメージされているものとは違います。糸屑のようなものです」
太郎「私はそれに興奮するのです」
  はえ〜。いろんな性癖があるのだなー。
  人々は皆、感心しました。

コメント

  • スカトロじゃなくてスカートロ、それは何かと言ったら、、、このシュールな世界に笑わずにはいられません。お見事な発想力です!

  • 彼女の冷静なツッコミがよかったです。
    職場で性癖披露は、普通はやりませんよね。笑
    でも、楽しそうなんでちょっと行ってみたいかもです!

  • 世の中色々な人がいますが…中々珍しい性癖ですね笑
    って言っても会社でこんなことを公開するような会社は嫌だなぁ…。自分だけの性癖でありたい笑

コメントをもっと見る(5件)

成分キーワード

ページTOPへ