さんこめのネタ(脚本)
〇体育館の中
太陽「いぇーぃ」
月斗「俺は月斗(げっと)で」
太陽「俺が太陽(たいよう)」
太陽「俺の光で」
月斗「俺は満ちていく──」
「太陽と月」
月斗「よろしくお願いしまーす」
太陽「ねみーッ」
月斗「やる気ねー」
太陽「Zzz・・・」
月斗「寝るなッ!」
月斗「・・・」
月斗「寝顔かわいいな」
太陽「んッ」
月斗「あっ起きた」
太陽「今の、もっかい言ってー」
月斗「えー、やだよ」
月斗「寝顔かわいいな」
太陽「んじゃ、また寝よ」
月斗「おいおい」
太陽「今さー」
太陽「もっかい言って、って 俺がお願いしてさー」
太陽「やだよ、って言いながら すぐ言ってくれたじゃん?」
太陽「お前のそーいうとこ好きー」
月斗「いちいち言わなくていいから!」
月斗「恥ずいわ」
〇体育館の中
月斗「てか、いい加減、俺とお前のケンカの話しないと」
太陽「あーね」
太陽「あの面白い話ね」
月斗「ハードルあげんな」
月斗「あん時、俺の彼女がさぁ」
太陽「あれ、何人目の彼女だっけー?」
月斗「初めての彼女ですーッ」
太陽「まだ付き合ってんだっけー?」
月斗「あのケンカの後すぐ別れましたーッ」
太陽「今カノ誰だっけー?」
月斗「彼女いませんーッ!」
月斗「・・・」
月斗「なんか、泣きたくなってきたな」
太陽「俺の背中貸してやろうか?」
月斗「なんで背中!?」
月斗「フツー胸だろ」
太陽「お前の泣き顔見たくねーから」
月斗「カッケー」
月斗「えっ?何? 今、俺、口説かれてる?」
太陽「どー?」
月斗「あぶねーわー」
月斗「親友に抱かれるとこだったわー」
太陽「抱かれた後、」
太陽「俺のかわいい寝顔見れるよ」
月斗「いらねーわー そのデザート!」
〇体育館の中
太陽「んじゃ、そろそろ終わろっか」
月斗「えーっ!?」
月斗「また先延ばしですかーッ!?」
太陽「んー」
太陽「そー」
月斗「てか、もしかしてあの話されるのイヤだった?」
太陽「んー」
太陽「そーかも」
月斗「いや、マジでゴメンッ」
月斗「全然気が付かなかったわ」
太陽「いや、俺もゴメン」
月斗「早く言えよ」
月斗「俺、お前の嫌がることしないってずっと決めてるのに」
太陽「なにそれー」
月斗「だってこれからもずっと一緒にいたいじゃん」
太陽「だからさー」
太陽「そーいうとこ好きー」
月斗「恥ずッ」
月斗「いーかげんにしろー」
月斗「どーもありがとうございましたー」
太陽「ばい、なりー」
・・・
太陽「・・・顔、真っ赤ー」
月斗「うるさいなー、もう」
太陽「今日、ウチ寄ってくー??」
月斗「んー、なんでー?」
太陽「親いないからー」
月斗「マジで抱かれるわー、俺」
太陽「姉ちゃんいるけどー」
月斗「行く行く」
終わり
脱力系?BL系?な漫才がヤミツキになりそうです。些細な一言でもドキリとして妄想してしまう私は、すっかり毒されてしまったようです。。。