11(脚本)
〇広い公園
SAKURA「そうですか・・・そんなことが」
ワタベ「やっぱり向いてないのかな。職場・・・」
SAKURA「深く考えずにサクッと転職しちゃえば いいじゃないですか」
ワタベ「ははっ、もう10回目だしさすがに」
SAKURA「じゃあ100回目指しましょう♪」
ワタベ「・・・」
SAKURA「すみません・・・」
〇シンプルな一人暮らしの部屋
キョウヤ「やっべ。調子乗りすぎた」
ワタベ「親が体壊して・・・兄が面倒見てるけど。これ以上心配かけられないんだ」
キョウヤ「親・・・」
ワタベ「・・・なんて。ちょっと盛りました」
ワタベ「全然健康ですよ」
キョウヤ「それは良かったです」
〇広い公園
ワタベ「これ以上、親に心配かけるな。 兄貴にそう言われ続けてるだけです」
キョウヤ「・・・そうですか」
ワタベ「何でだろうな・・・道踏み外さないで 生きてるつもりなんだけどな」
ワタベ「誰にも刃向かわず、静かに、 大人しく生きてるつもりなんだけどな」
キョウヤ「・・・」
ワタベ「畜生・・・」
ワタベ「畜生・・・畜生・・・」
ワタベ「くそ・・・くそ・・・くそ!」
子供「あのオジサン。泣いてる~」
女「もう。だからジロジロ見ないの」
ワタベ「・・・」
女「な、なんですか?」
ワタベ「こっちの台詞ですよ」
女「・・・」
女「すみません」
ワタベ「大人になったら 嫌な思いしなくていいって思ってた・・・」
ワタベ「イジメられなくなるって思ってた・・・」
ワタベ「だから小学校も、中学も高校も 嫌な事のない日がいい日だって」
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