終,ライバル(脚本)
〇白
大神様「・・・そろそろ天使の位を昇格してもいいと思う」
神様「やはりあの件でですか?」
大神様「ああ、そうだ」
大神様「欲が急増している中で早くも減らしていったからな・・・」
大神様「それも天使の働きぶりのおかげだな・・・」
神様「・・・そうですね・・・」
大神様「本人に伝えておいてくれ」
神様「・・・わかりました」
神様「・・・ということです」
天使「私が・・・」
天使「え?ということは・・・」
天使「もう今みたいな仕事は出来ないと・・・」
神様「はい、そうなりますね・・・」
天使「・・・そうですか」
天使「・・・頭を整理してきます」
神様「私達みたいな者は時には無情にならなくてはいけません・・・」
神様「そこを理解した上で心の準備をして来てください」
天使「・・・・・・・・・」
神様「・・・・・・・・・」
〇公園のベンチ
天使「・・・・・・・・・」
悪魔ちゃん「天使〜」
天使「・・・悪魔ちゃん・・・」
悪魔ちゃん「一人で、ぼー・・・としてたけど大丈夫?」
天使「うん、大丈夫だよ!」
悪魔ちゃん「・・・そう、なら良いけど・・・」
悪魔ちゃん「・・・あ〜・・・」
悪魔ちゃん「私そろそろ行くわ・・・」
悪魔ちゃん「じゃあ、また今度会おうね」
天使「?」
〇黒
悪魔「今日は昼寝でもしてようかな・・・」
〇黒
〇黒
悪魔ちゃん「悪魔、起きなさい!!」
悪魔「ん?どうした? せっかく眠っていたのに・・・」
悪魔ちゃん「あんた天使と仲良いでしょ・・・?」
悪魔「な、なんだよ急に・・・」
悪魔ちゃん「ムカつくけど・・・」
悪魔ちゃん「・・・会いに行ってあげて・・・」
悪魔「なんで俺が・・・?」
悪魔ちゃん「あの子落ち込んでたよ・・・」
悪魔「・・・行ってくる・・・」
悪魔「と、その前に・・・」
悪魔ちゃん「・・・?」
悪魔「(天使が悩んでいることは恐らく・・・)」
悪魔「(今の仕事が長く続けられないことだろうな・・・)」
悪魔「神界についてなにか聞いてませんか・・・?」
魔王「ん?それだったら聞いてるぞ・・・ 誰かが昇格するそうだ」
悪魔「(・・・やっぱり)」
悪魔「・・・そうですか・・・」
悪魔「教えてくれてありがとうございます」
魔王「いや、礼はいい」
魔王「当たり前の事だ」
魔王「この情報を機に頑張ってくれたらいい」
〇公園のベンチ
天使「・・・・・・・・・」
悪魔「やっぱりここにいた」
悪魔「なんだ?悩み事か?」
悪魔「あ!わかったぞ!!」
天使「・・・・・・・・・」
悪魔「降格したんだな!? ・・・お疲れさん」
天使「違ーう!惜しいけど! 違────う!!」
悪魔「お!元気出たじゃん」
悪魔「やっぱ天使はそうでないとね♪」
天使「あんた・・・ 私をなんだと思ってんのよ・・・」
悪魔「・・・ライバルだよ」
天使「・・・悪魔・・・」
天使「悪魔のくせに生意気だよ・・・」
悪魔「お互い様だろ」
天使「私、目が覚めたよ・・・」
〇白
天使「神様!」
神様「はい、なんですか?」
天使「すみませんが・・・」
天使「断らせていただきます!」
神様「その場合は降格となりますが・・・」
天使「構いません!!」
天使「降格になってもまた何度も昇格してみせますから!!」
神様「・・・そうですか・・・」
神様「ああ、昇格の件についてですが・・・」
神様「なかったことになりました」
天使「え!?」
〇白
大神様「まさか、神が自ら頭を下げに来るとはな・・・」
大神様「我も判断を誤ったか・・・?」
大神様「それとも・・・」
〇住宅地の坂道
『くっ立ち寄るか?いや、だが今月は厳しいし・・・』
〇白
天使と悪魔
それは
あなたの中にも潜んでいるのかもしれません
天使と悪魔の成長記録
〜終〜


