擬人化ショート劇場〜ボケの「一番目」とツッコミの「二番目」が「三番目」の話をするだけ〜

チェンカ☆1159

一作目「①鯵②ドアノブ③告白」(脚本)

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〇赤(ダーク)
劇場の主「ご来場いただきまして ありがとうございます!」
劇場の主「本日の演目はこちら!」
  ボケの「鯵」と
  ツッコミの「ドアノブ」が
  「告白」の話をするだけ
劇場の主「どうぞごゆっくり お楽しみくださいませ〜!」

〇小劇場の舞台
鯵「ねぇあなた、告白ってどう思う?」
ドアノブ「えっと・・・・・・あんた、誰?」
鯵「あら、名乗った方が良い?」
ドアノブ「普通はそうでしょうよ」
鯵「それもそうね じゃあ改めて」
鯵「真アジでございまぁす!」
ドアノブ「どっかで聞いたことある挨拶!」
鯵「ふっふっふ ちゃんと文字数も合わせたのよ?」
ドアノブ「わざわざ寄せたんだ・・・・・・」
鯵「まぁ、言っちゃえば魚の鯵ね」
鯵「一応聞くけどあなたは?」
ドアノブ「一応って何・・・・・・」
ドアノブ「まぁいいや あたしはドアノブです」
鯵「どど、ドアノブ!?」
ドアノブ「そんなに驚くこと?」
鯵「えっ?ドアノブって・・・・・・ 扉が無いと存在できないんじゃないの?」
ドアノブ「そんなことはないよ!?」
ドアノブ「いやまぁ、確かに役割的には そうかもだけど、 一応扉から取り外しできるし」
ドアノブ「というかそれなら 海でもないのに平気でいられる 鯵さんもなかなかじゃない?」
鯵「それは、ほら、 今は人の姿だから」
ドアノブ「それはあたしにも 言えることなんだよなぁ」
鯵「そうだそんなことよりも!」
ドアノブ「ん?どうしたの?」
鯵「あなた告白について どう思うのよ!?」
ドアノブ「なんでそんなキレ気味なの!?」
鯵「いいからさっさと答えるのよ!」
鯵「でないとタタキの刑に しちゃうんだから!」
ドアノブ「なんか一部にしか 通用しないタイプの 脅しかけてきた!」
ドアノブ「タタキになるのはアンタの方だよ!」
鯵「えっ!?」
鯵「嫌です勘弁してください!!」
ドアノブ「やっぱり魚相手じゃないと 効かないよね・・・・・・?」
ドアノブ「ところで、なんでそんなに 告白について聞きたがるの?」
鯵「このままだと タイトル詐欺になるからよ」
ドアノブ「それは――そうだね!」
ドアノブ「なんか急に告白について 誰かと語りたくなってきたかもぉ!」
鯵「え、何この金属怖い」
ドアノブ「素で引くな! あとタイトル詐欺とか 言うの禁止!!」
鯵「やっぱり駄目なのね」
鯵「じゃあ――私が罪を犯していて、」
鯵「仲間達に告白すべきか 思い悩んでいることにしましょう」
ドアノブ「あぁ、まあそれだったら――ん?」
鯵「あら、 金属が疑問符浮かべて どうしたの?」
ドアノブ「告白って、そっちの告白?」
鯵「他にあるの?」
ドアノブ「あるよ! もっと多くの人の関心を 集めそうな告白が!!」
鯵「・・・・・・あぁ、求愛の方ね」
ドアノブ「なんか反応薄いなぁ」
ドアノブ「告白って話題で 恋愛の方じゃないの 珍しいと思うんだけど」
鯵「そこはほら、私って魚だから」
ドアノブ「いや、魚が罪について どうこう言ってる方が 不思議だと思うんだけど・・・・・・」
鯵「・・・・・・アジアジ系女子だから」
ドアノブ「それ言いたかっただけ でしょ・・・・・・ あと普通に惜しいのよ」
鯵「それにしても参ったわね 告白の話をするだけの つもりだったのに脱線してるわ」
ドアノブ「ここから軌道修正しても 手遅れな気がするんだけど」
鯵「この場で参ったのは 青ではない魚でした、ってね」
ドアノブ「なんか上手いこと言おうとして 謎のフレーズが誕生した・・・・・・」
鯵「そういえば今更なのだけど」
ドアノブ「何?」
鯵「あなた、そろそろ告白した方が 良いんじゃない?」
ドアノブ「いやしないけど、なんで?」
鯵「ドアノブって 本来扉から取り外さないものよね?」
ドアノブ「そうだね」
鯵「それならどうしてあなたは 単体で行動できているのよ」
ドアノブ「・・・・・・あーあ、 気づいちゃったか」
ドアノブ「白状するよ あたしはまだ 役目すら貰えていない 替えのドアノブだって」
鯵「ちょっと、 そこは「告白」って 言わなきゃ駄目よ」
ドアノブ「真っ先に触れるのそこなの!?」
鯵「それに、改めて告白されたところで 「だから何?」って感じになるじゃない」
ドアノブ「いやアンタがその方向に 持っていったんでしょうが!」
ドアノブ「もう許さない!」
鯵「えっ、あっ、ひょっとして私、 タタキの刑にされちゃうのかしら」
ドアノブ「え、いや、さすがに アンタをタタキにはしないけど」
鯵「で、でも、あなたの本来の見た目って、 ハンマーの頭みたいでしょう?」
ドアノブ「いやだからってタタキは 包丁無いと無理だって―― ん?ちょっと待って」
鯵「あら、よく疑問符を浮かべる金属ね 今度はどうしたの?」
ドアノブ「あえてスルーしてたけど その「金属」って呼び方やめて?」
鯵「あらごめんなさい」
ドアノブ「まぁ本題に戻るけど、 タタキってポカポカ叩くような ことじゃないよ?」
鯵「あら、そうなの?」
ドアノブ「本当のタタキは―― いや、やめておくよ」
鯵「何よぉ、 この際はっきり 告白しちゃいなさいよ」
ドアノブ「世の中には告白すべき じゃないこともあるんだよ・・・・・・」

〇赤(ダーク)
劇場の主「以上、鯵とドアノブによる 告白についての会話劇でした」
劇場の主「皆様お楽しみいただけましたか?」
劇場の主「それでは、次回もお楽しみに〜!」

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