君が照らした

ウサギ

第十六話[憧れ]過去編(ヒカリ)(脚本)

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〇西洋の市街地
  ヒカリの母
  『すみませんでした!!』
  『これからは気をつけてください!!』
  泣いていた子供は僕の方を見て舌を出した。
  べー・・・
ヒカリ「なっ!」
ヒカリ「二人共騙されてるよ!こいつ嘘泣きしてるんだよ!!」
  ヒカリの母
  『こら!嘘は駄目でしょ?』
ヒカリ「・・・本当だよ・・・」
  自分のことを信用してくれない母親にいつものことながらショックを受けていた。

〇暖炉のある小屋
  僕はよく外で遊んでいた。
  家に帰るのが嫌だった。
  ヒカリの母
  『・・・サクラ』
  ヒカリの父
  『・・・・・・・・・』
  家に帰ると二人はいつもなにかに気を取られ僕のことが見えていなかったから。
  僕はそれをずっと見て見ぬふりをしてきた。

〇西洋の市街地
  ある時僕は子共にからかわれ
  怒って追いかけていたら転んでしまった。
  僕は痛みと赤い血を見て今まで溜まっていた感情が溢れ出し泣いていた。
ヒカリ「・・・グスッ・・・グスッ・・・」
  兵が民家の人に頭を下げ薬箱を持ってきてくれた。
  命の国の兵
  『・・・おい坊主大丈夫か?』
ヒカリ「・・・グスッ・・・」
  命の国の兵
  『・・・泣いてるだけじゃ傷は治らねぇぜ』
  命の国の兵
  『ほら・・・足出せ』
ヒカリ「いいよ!これぐらい・・・」
  命の国の兵
  『気が強いな・・・』
  命の国の兵
  『気が強いのは良いことだ・・・』
  命の国の兵
  『だが・・・ばい菌が入るぞ』
  命の国の兵
  『ばい菌が入って足が腐っちまったら親が心配するぞ・・・?』
ヒカリ「いいよ・・・親は僕の事心配してないし・・・」
  命の国の兵
  『親がどう思っているかはわからないだろ・・・?』
  命の国の兵
  『それに俺が心配なんだ・・・
  力尽くでも手当させてもらうぞ・・・』
ヒカリ「酷いよ・・・さすがの僕でも兵には勝てないよ・・・」
  僕は大人しく足を出した。
  命の国の兵
  『よし、処置完了!!』
  命の国の兵
  『・・・坊主』

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