勇者レイン

紫陽花青梗菜

エピソード1(脚本)

勇者レイン

紫陽花青梗菜

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勇者レイン
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〇謁見の間
  王城 玉座の間
国王「勇者レインよ お主は絶大な力を持っておる」
国王「その力を使って どうか、魔王を倒してほしい」
国王「頼めるか?」
勇者レイン「はい! 喜んで!」
国王「そうか、それは頼もしいな」
国王「では、魔法使いや僧侶も連れて行くといい」
勇者レイン「いえ、その必要はありません」
勇者レイン「わたし1人の力で 魔王など瞬殺です」
国王「そ、そうか?」
国王「確かに、お主に敵うものなどおらぬが・・・」
勇者レイン「大丈夫です国王様! それより、早く行かせてください!」
国王「・・・・・・」
国王「わかった お主を信じよう」
国王「では、頼んだぞ」
勇者レイン「はい! 行ってまいります!」

〇闇の要塞
  魔王城
勇者レイン「来てやったぞ魔王! 私はお前をぶっ殺す!」
魔王「来たか勇者レイン 単独でこの我と戦おうなどとは 哀れなものだ」
勇者レイン「ふんっ 私なら楽勝だわ! 舐めんな!」
魔王「はっはっはっはっ! 貴様が我に勝てるわけないだろう!」
魔王「そもそも貴様は非力な女だ」
勇者レイン「あ、今の時代、そういうの良くないよ」
魔王「なんだ? 今の時代?」
勇者レイン「・・・・・・・・・・・・」
勇者レイン「まぁ、いいからさっさと戦うぞ」
魔王「・・・・・・?」
  勇者レインと魔王の戦いが始まった
  勇者レインは圧倒的な力で
  魔王を追い詰める
勇者レイン「オラァァァァ!!!」
魔王「ぐわぁぁぁぁ!!」
魔王「クソッ! なぜこれほどまで・・・・・・」
勇者レイン「力の差は歴然だな!」
勇者レイン「弱過ぎて笑えてくるよ! だーっはっはっはっはっ!」
魔王「舐めやがってぇ・・・・・・!」
  追い詰められた魔王は
  最後の手段を使う
  魔王は体をこっそり分裂させ
  分裂させた体を空の彼方へと飛ばす
勇者レイン「・・・・・・」
勇者レイン(ミッション達成か・・・・・・)
魔王「くっくっくっ・・・・・・」
魔王「ここで我を倒しても終わりではないぞ!」
  勇者レインは魔王にトドメをさした
  世界に平和が訪れたのである
勇者レイン「ふぅ・・・・・・すごいなこの力・・・・・・」

〇謁見の間
  王城 玉座の間
国王「よ、よくぞ魔王を倒した・・・・・・!」
国王「勇者レインよ、お主のおかげで ついに魔王の魔の手から解放されたぞ」
国王「ありがとう」
勇者レイン「いえいえ、楽勝でしたよ」

〇海沿いの街
  その日の夜、
  王国では勇者レインに祝杯が挙げられた
人々「勇者レインばんざーい! 勇者レインばんざーい!」
勇者レイン「・・・・・・ふっ」
  勇者レインは
  賑やかな城下町を眺めていた

〇草原の一軒家
  王都から少し離れた片田舎 一軒家
アレックス「あ、おかえりレイン!」
勇者レイン「ただいま」
アレックス「魔王を倒したって聞いたよ さすが僕の恋人だ」
勇者レイン「ま、まあね・・・・・・」
勇者レイン(やっぱりかっこいいな・・・///)
アレックス「疲れたろう? 夕食できてるよ」
勇者レイン「食べる!」

〇英国風の部屋
  夕食を食べ終えた2人は
  ソファーでくつろいでいた
アレックス「明日は名誉授与式だろう?」
勇者レイン「そ、そうだよ」
勇者レイン(ち、ちか〜/// すごいなこれ・・・・・・)
アレックス「僕も行きたいんだけど 畑作業が忙しくて・・・・・・」
アレックス「ごめんよ」
勇者レイン「大丈夫だよ」
アレックス「ありがとう」
アレックス「レイン・・・・・・」
勇者レイン「ん?」
アレックス「愛してるよ」
勇者レイン(どっひゃぁぁぁぁ)
勇者レイン「あ、あ・・・・・・私も・・・・・・」
  2人は愛を確かめ合うのだった

〇草原の一軒家
  次の日
勇者レイン「じゃあ、行ってくるね」
アレックス「ああ、気をつけてな」
???(ふっふっふっ・・・・・・ ここにいたか・・・・・・)
勇者レイン「・・・・・・」

〇謁見の間
  王城 玉座の間
国王「魔王を打ち倒せし、勇者レイン 貴女を讃え、この勲章を授与する」
勇者レイン「ありがとうございます」
  玉座の間は拍手で包まれ
  安寧が訪れた世界に心躍らせる
  しかし・・・・・・

〇草原の一軒家
勇者レイン(さて、帰ってきたわけだけど・・・・・・)
魔王の分身「ふっふっふっ」
魔王の分身「ようやく戻ってきたか」
勇者レイン「お、お前は!」
魔王の分身「俺は魔王から分裂した 新たな魔王だ」
勇者レイン「なに・・・・・・!?」
魔王の分身「貴様に復讐するため 貴様の大切なこの男は 俺が殺してやったぞ!」
アレックス「・・・・・・」
勇者レイン「な、なん・・・・・・だと・・・・・・」
魔王の分身「はっはっはっ 後悔するがいい! この俺様に手を出したことをな!!!」
勇者レイン「・・・・・・くっ!」
魔王の分身「ん? なんだ?」
  黒い光が勇者レインを包む
勇者レイン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
勇者レイン「よくもアレックスを!!」
魔王の分身「ま、まて! なんだその力は・・・・・・!」
勇者レイン「殺してやる!!!!」
  覚醒した勇者レインは
  分裂したした魔王に襲いかかる
勇者レイン「しねぇぇぇ!!」
魔王の分身「ぐわぁぁぁぁぁぁ」
  勇者レインは今度こそ
  魔王を跡形もなく消し去った
勇者レイン「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
勇者レイン「アレックス!」
アレックス「・・・・・・」
勇者レイン「くそっ・・・・・・ 私が魔王の生死を 確認しなかったせいだ・・・・・・」
勇者レイン「驕り高ぶってしまったんだ・・・・・・ 自分の力に・・・・・・」
勇者レイン「ぐすっ・・・・・・」
勇者レイン「うわぁぁぁぁぁん!!」
  自身の慢心と油断が招いた悲劇
  悲劇の結末を迎えた
  勇者レインの慟哭が、辺りに響き渡った

〇女の子の一人部屋
  ピコンッ
  体験型VR
  
  【悲劇の勇者】 モード:レイン 終了
少女「ふぅー」
少女「あー楽しかったー」
少女「覚醒シーンは何度やっても爽快だなぁ」
少女「今度は何やろうかな・・・・・・」
少女の母「夕飯できたわよー 降りてきなさーい」
少女「あ、はーい!」
  end

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