ルミと姿月と生徒会長(脚本)
〇悪い大将の部屋
サイバーデビルエンペラー「エレメンライツ、なかなかやるやつらだ・・・」
「アンドロイドが何体か元の人間に戻されたようですが・・・」
サイバーデビルエンペラー「構わぬ。いいモンスターは出来たのか?」
サイバーデビルエンペラー「クイーンエレキデビル、どうだ?」
クイーンエレキデビル「はっ、既に用意しております」
「ヲヲヲヲヲヲヲ!」
クイーンエレキデビル「ヘルサンダードラムでございます」
サイバーヴィラン幹部、クイーンエレキデビルが用意したモンスターは・・・
ヘルサンダードラムというゴリラのようなモンスターだった。
「ヲヲヲヲヲヲヲ、ゴゴゴゴヲ!!!」
サイバーデビルエンペラー「ふむ、なかなかだな。よし、早速お願いしよう」
クイーンエレキデビル「承知いたしました」
〇生徒会室
石動楓(モンスターはこのカプセルに・・・)
「石動生徒会長、失礼いたします」
石動楓「ええ、今大丈夫だけど・・・それは?」
「来週の生徒総会の議題案をまとめました」
石動楓「ここまでまとめてくれたのね、ありがとう」
私立星の宮学園高校生徒会長、3年石動楓(いするぎかえで)17歳。
成績は常にトップ、容姿端麗な彼女は生徒や先生からの人徳も厚い。
石動楓「ふぅ、特待生の新入生なんて、何年ぶりかしら?すごいわよね、あの子」
「6年ぶりですからね。確か、舞川さんでしたっけ」
石動楓「そう、舞川さんよ!是非色々と生徒総会で意見とかを聞きたいわ」
〇体育館の舞台
「では、これより私立星の宮学園高校第15回生徒総会を行います」
「まずは生徒会長より今回の議題を発表いたします」
石動楓「え~、今回の議題ですが・・・」
石動生徒会長が今回の議題等を読み上げている中、少々不安気味なのが1人・・・
舞川ルミ「うう・・・だ、大丈夫かな?私・・・」
小田島姿月「大丈夫よ、私がフォローするから」
学年代表としてステージ上の席にいる、ルミと姿月である。
「それでは、各クラスごとに意見・質問をまとめてください」
石動楓「ごめんなさいね、舞川さんと小田島さん。いきなり学年代表をお願いしちゃって・・・」
舞川ルミ「い、いえ、とんでもないです・・・」
小田島姿月「にしても、なぜ私まで?」
石動楓「それに関しては生徒総会の後でゆっくり話をさせてくれないかしら?」
「わかりました」
その後、質疑応答や意見などが行われて生徒総会は円滑に進行していった。
〇生徒会室
放課後、石動はルミと姿月に代表として選んだ理由を話した。
石動楓「舞川さんは実に6年ぶりのこの学校の特待生入学で色々といい話も聞いていたからね」
石動楓「小田島さんも舞川さんのサポートや学内外での大活躍を聞いていたのよ」
石動楓「2人ならこの学校をより良くできるキーパーソンになるんじゃないかな?と思って・・・」
舞川ルミ「それで、私達を・・・」
小田島姿月「私としてはまだまだ序の口ですから・・・」
そういいながらも少々照れくさそうな姿月であった。
〇生徒会室
2人の下校した後・・・
石動楓「──邪電着・・・」
クイーンエレキデビル「よし、では私も行くとしますか・・・」
クイーンエレキデビルは翌朝の作戦を立てるべく拠点へ急いだ。
〇組織のアジト
クイーンエレキデビル「今戻ったわ」
「クイーン様、お疲れ様でございます」
クイーンエレキデビル「明日のターゲットは決まっているの?」
「こちらです」
クイーンエレキデビル「ここは・・・大型商業施設ね。街で一番巨大な・・・」
「はっ、ヘルサンダードラムの能力を一番出しやすい所だと考えました」
クイーンエレキデビル「分かったわ。早速準備なさい!」
「イェッサー!!」
〇大きいショッピングモール
翌日・・・
石動楓「準備は大丈夫?」
「もちろん整っております。いつでもできますよ」
石動楓「了解したわ。では・・・」
石動楓「邪電着・・・」
〇ショッピングモールの一階
舞川ルミ「いいんですか?クリスさん、葉月さん・・・ライブを見せていただいて・・・」
黄瀬川クリス「ええ!ぜひとも見せたかったのよ、あなたに!」
黄瀬川葉月「ほら、行くよ行くよ!」
舞川ルミ「お、押さないでください~!」
「クイーン、ヘルサンダードラムを出すポイントが決まりました」
「そのポイントね、分かったわ」
〇大きいショッピングモール
クイーンエレキデビル「・・・では」
クイーンエレキデビル「サイバーデビル、サモン!」
〇モールの休憩所
黄瀬川クリス・葉月姉妹はジャズバンドの元メンバーだった。
自分たちの独自ルートを開拓したいという理由でグループを辞めて2人で活動している
今日は丁度ショッピングモールからの依頼が来たので演奏会を企画した。
黄瀬川葉月「姉さん、いいタイミングで向こうから頼まれたね・・・」
黄瀬川クリス「このショッピングモールがリニューアルオープンの日が今日だったからね」
そう、リニューアルオープンセレモニーに呼ばれていたのだ。
姉妹おそろいのギターで演奏の準備をしていた。
舞川ルミ「あの、わざわざありがとうございます。私を誘ってくれて・・・」
黄瀬川葉月「君とはなかなか絡むことなかったからね」
黄瀬川クリス「親睦を深める、という意味で、ね?」
ギターライブステージのスタンバイをしていた時、事件が起きた。
「あれ?おかしいな・・・」
黄瀬川葉月「どったんすか?スタッフ」
「なんか機材の調子が良くないんですよ。なんかエラーとか吐いて・・・」
黄瀬川葉月「エラー?電波とかどうなんですか?」
と言って葉月がパソコンを覗くと・・・
黄瀬川葉月「あれ?電波が切れてる?」
黄瀬川クリス「そんな!ここでリハーサルしていた時は全然問題なくいっていたのに!?」
「いや、いきなりプツンと切れてしまったものでして・・・」
舞川ルミ「何事ですか?機材のトラブルがあったと話してましたけど・・・」
黄瀬川葉月「通信電波がいきなりなくなっていたんだ。なんかの妨害を受けているのかもしれない」
黄瀬川クリス「奴らが動いているとか・・・」
舞川ルミ「サイバーヴィランの仕業かもしれないですね・・・」
黄瀬川葉月「な、何だ!?」
ヘルサンダードラム「ヲヲッ、ヲ~~~~~ッヴォオオオオオ!!!」
舞川ルミ「何ですか、あの巨大ゴリラのような化け物は!?」
黄瀬川葉月「やっぱりサイバーヴィランの仕業だったか!」
クイーンエレキデビル「いけ、ヘルサンダードラム!この場所を闇のサイバーパワーで黒く染め上げろ!」
黄瀬川クリス「あいつ・・・」
舞川ルミ「──っ!やるしかないですね!」
黄瀬川葉月「こちら、黄瀬川葉月!サイバーヴィラン出現!小田島と隈谷は応答並びに合流願います!」
「こちら、小田島姿月!了解、すぐ向かいます!」
「こちら、隈谷海里!すぐ行くよ!今誰がいるの?」
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