エピソード1(脚本)
〇白
・・・なさい・・・
天使「・・・・・・・・・」
起きなさい天使さん
天使「・・・っ!」
天使「・・・この声は・・・!」
神様!!
神様「やっと起きましたか・・・」
神様「また悪魔さんが悪巧みをしているようですよ・・・」
天使「またかよ・・・!あいつ!! ふざけやがって!!」
神様「こらこら、悪い癖がでていますよ・・・」
神様「天使さんがそんな言葉遣いをしてはいけません」
天使「あ・・・はい・・・」
神様「ここはむしろ・・・喜ばなくてはいけません・・・」
天使「へ?」
神様「どんな制裁を加えましょう?」
神様「針突け地獄?」
天使「・・・え!?」
神様「それとも舌を引っこ抜きましょうか・・・」
天使「い、行ってきまーす!!」
神様「ああ、火の池地獄もいいですね・・・」
〇空
・・・フワ・・・フワ・・・
天使「はぁ〜怖すぎるよ・・・」
・・・フワ・・・フワ・・・
〇店の入口
悪魔「なぁ〜あ〜買っちまおうぜ」
人間
『買おうかな・・・』
悪魔「そうそう!やっぱり欲に忠実じゃないと」
天使
『いいえ、いけませんよ・・・』
天使「あまり、貪欲になれば両親が悲しみますよ・・・」
人間
『!』
人間
『・・・・・・・・・』
人間
『・・・止めておこう・・・』
悪魔「え!ちょっ!何で!?」
天使「ふふん♪」
天使「惜しかったわね♪」
天使「私が相手じゃあね・・・」
悪魔「・・・むっ!」
天使「そ・ん・な・こ・と・よ・り」
天使「よくも私の睡眠の邪魔をしたわね!!」
悪魔「どうでもいいだろ・・・そんなん・・・」
天使「どうでもよくな ────── い!!!!」
天使「あんたたち悪魔のせいで仕事増えすぎて休む暇も無いんだからね!!」
悪魔「・・・じゃあ放っとけばいいだろ」
天使「放っとけるか ─────!!」
悪魔「いちいちうるさい・・・ リュックごときで大袈裟な・・・」
天使「うるさいってなによ!うるさいって! あんたたちのせいで人が死んだらどうするの!?」
悪魔「リュックを買って人が死ぬの?」
天使「そうよ!!」
悪魔「────はぁ!?」
天使「・・・ん?・・・リュック・・・?」
悪魔「・・・人間がリュックをじっと見てたから」
悪魔「買ったらどうだ?と言っていたところだ・・・」
天使「・・・・・・・・・」
天使「・・・・・・・・・」
天使「(恥ずかし ─────!!)」
天使「・・・あの」
天使「・・・つまり」
天使「・・・その・・・」
天使「──はっ!!」
天使「でも、神様が・・・!」
天使「ちょっと悪魔もついてきて!」
悪魔「何で俺が・・・!!」
〇空
・・・フワ・・・フワ・・・
天使「神様も何か理由があるはず・・・」
〇白
天使「神様 ─────!」
天使「無事悪魔を止めました!!」
神様「・・・ご苦労さまです」
天使「神様!聞きたいことがあるんですが・・・」
神様「予想はついてます」
神様「・・・リュックで人が死ぬのではありません」
神様「リュックを買おうとした人の心情に問題があるのです・・・」
悪魔「ど、どういう事?」
神様「あの方は通り魔を企てようとしていました」
神様「刃物を隠し通せる鞄を探していたのです」
「えっ!そうなの!?」
神様「はい。 ですから、天使さんの乱入により彼は救われたのです」
神様「ありがとうございます。 天使さん」
天使「ふふん♪やっぱりそうだったんだ・・・!」
悪魔「さっきまで知らなかったくせに・・・」
天使「・・・なによ・・・!?」
悪魔「・・・なんでも・・・?」
神様「天使さんの活躍のお陰で助かりました」
悪魔「ちぇ・・・つまんねーの・・・」
天使「・・・人が助かったんだから よかったじゃない?」
悪魔「まぁ・・・そりゃあそうだけど〜」
天使「私のおかげね・・・♪」
神様「悪魔さん・・・今回の処分ですけど・・・」
天使「(忘れてた・・・!!)」
神様「今回は何も起きなかったので無しということで・・・」
天使「(ほっ!よかった・・・)」
神様「(・・・少し残念ですけど・・・)」
神様「(仕方ないですね・・・)」
〇黒
終わり


