第9話[理由](脚本)
〇大広間
ボスは合格理由を言いだした。
ボス「まずはセキ、君だな」
ボス「君は動体視力がいい今現在に至るには多大な努力をしたはずだ」
ボス「それは誇っていいことだ。努力ほど力になるものはない」
ボス「次ベニ、兄には劣るかもしれないが、あの教室の中では身体能力がずば抜けていた」
ボス「これからも期待している」
ボス「コウ、君はやる気を出せばこの中で一番強くなるだろう」
アオイ「まじかよ・・・。 コウお前少しはやる気出せ」
コウ「ほーい・・・」
ボス「ツバキ、君は何でも適当に見えるが・・・」
ボス「まぁ、期待している」
ボス「・・・アオイ・・・君は何故あの時回復術を使ったんだ?」
俺は当時のことを思い出して答えた。
アオイ「このまま放っといたら死ぬと思ったんだ」
ボス「援助をする。 という選択肢はなかったのか?」
ボス「相手が私だったから敗れたが」
ボス「他の者だったら、今頃セキと二人で倒して生き残れたはずだ」
アオイ「?」
アオイ「なんで死ぬかもしれないのに放っとくんですか?」
アオイ「それに、他の者でも敗れていたかもしれないじゃないですか・・・?」
アオイ「俺は、もし助かるのなら、可能性に縋り付こうと思ったんです」
アオイ「セキの動きを見て、倒してくれるかもしれない。 そういう考えがよぎりました」
アオイ「だから、セキに背中を預けました」
ボス「・・・そうか・・・」
ボス「・・・アサ、君は・・・」
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