Xヒーロー

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第124話 天使(脚本)

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〇崩壊した噴水広場
  2021年 イリノイ州 マディソン郡 イースト・セントルイス 西側エリア 広場
斎王幽羅「到着しました!状況を教えてください!」
ブローカー「ギルドの8割を向かわせてますが、到着も秒読みです」
鸞「ライオネルと刑部は?」
ブローカー「マスターは定位置で、刑部さんはそこの建物内で待機しています」
ブローカー「斎王さん達にはここで迎撃及びターゲティングされて頂きたい」
ブローカー「そうすればマスター達の狙撃も容易になりますので」
  斎王達が応答をし振り向いた瞬間、3人が『そこには居た』
ブローカー「は、早すぎる!最速でも30分かかる距離だぞ!!?」
イヴァン司教「お褒め頂きありがとうございます。高度な空間魔術で習得には苦労したんですよ」
ベリル・ノエル「それより···はぁ···居るね。どう見える?」
アークエンジェル魔導天士「信じられないけど、マジでエンチャントだわ···写真でしか見たこと無かったけど」
  辺りに緊張が走るこの瞬間に、質のいい野菜を探す様に
  イヴァン達は周りをじっくり見渡していた。
イヴァン司教「さて···ここで戦闘しても構いませんが、私から条件がございます」
  沈黙を容易く破りイヴァンは話す。誰もそれに言葉を返せないままに言葉は続いた
イヴァン司教「そこに居る魔術師と戦わせてください。結果次第では今回の件は無かったことに」
  1つの破裂音が響く。音の方に目をやると、かなり小さくではあるが
  建物の屋上にライオネルが見えた。
  一斉射撃開始!姫は退路を塞いで!
  連続して轟く破裂音に斎王達は身を低くしながら建物内に入る。しかし···
キング「おい、あれ···どうなってんだ···」
フェード「弾丸が体に届いてない。直前で全て固定されてる···まるで···」
斎王幽羅「俺の能力みたいだ···でもアレは違う。空間を固定してるってのもあるけど」
斎王幽羅「俺は弾丸と人の間に必ず『隙間』が出来るようになってる様に見えるな」
フェード「それがあの魔術師の能力なのかもな。『必ず隙間ができる能力』」
  すると雲の色は灰色に変わり、ポツポツと雨が降り始めた

〇崩壊した噴水広場
アークエンジェル魔導天士「『曇雲の羽』」
  雲が集積する。アークエンジェルの名には『相応しくない』灰色の濁った雲の羽が
  アークエンジェルの背に生成され、彼女はその場から飛び上がった
狙撃手「マ、マスター!ど、どうすれば···!」
ライオネル・トンプソン「アンタ達は下、私があいつを仕留める!」
ライオネル・トンプソン「『幻視弾』」
  放たれた弾丸は通常ではありえない軌道でアークエンジェルに向かうも、被弾をせず
  弾丸は明後日の方向へ向かう。アークエンジェルはこれには見向きもせず
  ゆっくりと羽ばたきながら雨雲に両手を伸ばす。しかしそこで現れたのは
ライオネル・トンプソン「これでチェックメイト。心臓を撃たれて生きてるやつなんて···」
  しかし羽ばたきは止まらない。天使が遂に雨雲に手を触れ、人の手を形をした雨雲が
  アークエンジェルを祝福するように優しく抱きしめた
ライオネル・トンプソン「なんで動けんの!?『動悸弾』!」
  素早いボルトアクションで11発の弾丸を連射し、全ての弾丸が放たれた
  そしてライオネルはなぜ弾丸が当たっても無事なのかここで気づく
ライオネル・トンプソン「何あれ··· ··· ···雨が弾丸の威力を弱めてる?そんなんあり?」
  まもなくアークエンジェルは雨雲に包まれ、姿を消す。地上では
  イヴァン達がその様子をただ黙って見つめていた
  声がした。雨雲の奥から反響をするように空と地上に響き渡った
  見よ、彼方より来るそれを。第一の封印は解かれた
  雨雲の彼方より来たる。その者は弓を持ち、常勝を約束するだろう
  雨雲の馬を従え、雨の弓矢を携えし、天使。名は
アークエンジェル魔導天士「天空魔術『黒雲の騎士』」
  To Be Continued··· ··· ···

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