第122話 特異点1(脚本)
〇怪しげな酒場
2021年 イリノイ州 マディソン郡 イースト・セントルイス ギルド内
スニッチ「マスター、報告です」
スニッチ「魔術師共の報告が減り始めています。恐らくこちらのルートが割れたかと」
ライオネル・トンプソン「···できることは限られてる。引き続き裏情報屋にも金渡しといて」
スニッチ「了解。それともう1つ」
スニッチ「『聖人の灰として』の情報ですが」
スニッチ「『例の作戦』をボスが望んでいます。急いで魔術師共を消してください」
ライオネル・トンプソン「できたら苦労しないんだけどね···聖人の灰から人出せないの?」
スニッチ「無理でしょうね。もう準備を進めておりますので」
ライオネル・トンプソン「わかったわ。じゃあ引き続きよろしくね?密告屋のスニッチ」
ライオネル・トンプソン「···さて、どうしようかしらね。昔だったら『マスター』が正面突破で終わりだけど」
ライオネル・トンプソン「凡人の私じゃそんな事出来ないし。うーん··· ··· ···」
〇繁華な通り
中央部 市街地
観光客「はぁぁぁ···シカゴで会った激ビジュ強イケメンに会えないかなぁ···」
観光客「あれはなんかのバグで会えた奇跡ってだけでしょ。しかもよりによってヤクザだったし」
観光客「それ言うんだったらアンタの推しも闇ギルドのメンバーだったじゃん!」
観光客「いやいや、キングさんは信念あって所属してるのよきっと」
観光客「うわずるっ!そういうの良くないよ!···ん?」
「ごきげんようお嬢様方。少々お話お伺いしてもよろしいですか?」
観光客「が、顔面強っ!?え、ヤバ···心停止しそう」
観光客「しないしない。それでお話ってなんですか?」
エンチャント魔導法士「私この辺あまり分からないのですが···よろしければご案内頂けますか?」
観光客「えぇ~どうしようかな~···私達観光客で私達も分からないんですよね~」
エンチャント魔導法士「そうですか···であればご一緒しても?1人だとどうしても心細くて」
〇繁華な通り
キング「手慣れてんなぁあいつ。なんかムカついてきた」
鸞「興味本位でナンパしてるところ見たいなんて言うからだろ」
クロノス「この未来··· ··· ···へぇ···そう繋がるんだ···」
キング「お、失敗するのか!?教えてくれよクロノス!」
クロノス「言わない。クイーン、この未来見えたけど言っていいかな?」
フェード「··· ··· ···は?マジかこれ。言わない方がいいな」
キング「おい、ふたりだけで共有すんな!俺にも教えろ!」
凪園無頼「そーだそーだー!!」
フェード「お前らには教えられん。ギリギリ鸞になら教えられる···かもな」
鸞「そいつはどうも。それよりエンチャントが移動したぞ、もちろん追うだろ?」
キング「当たり前だ!行くぞ凪園、エンチャントがフラれる様子見てやろうぜ!」
凪園無頼「どーかなー?ありえっかなー」
鸞「··· ··· ···で?何が見えたんだフェード」
フェード「Xヒーローの評価だ。あれが特異点だったっぽくてな」
鸞「エンチャントのナンパがか?何が変わるんだそれ···」
フェード「詳しくは言えん。だが···斎王の敵が減るのは確実だ」
フェード「それより私達も行くぞ。エンチャントがどこまで行けるか賭けて見るか?」
鸞「賭けにならんと思うぞ?」
To Be Continued··· ··· ···


