メガネを外したその瞬間

キリ

愛登 Second(脚本)

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〇おしゃれなリビングダイニング
愛登(やけにリアルだったな)
愛登(俺の被害妄想も、 境界線がわかんなくなってきやがった)
來夢「あいと!もう10分経ってるよ! 次あーーたーーし!どいて!」
妃々「ごめん!アイライナー描きそびれた! 一瞬かわって!ね?」
愛登「だあーーもう!うっさいな!」
愛登「静かに考えさせてくれよ〜」
妃々「え?どんなことを?」
愛登「べっべべつに、言うほどのことでもねえ」
來夢「さてはついに初恋相手できちゃった? ん〜?」
愛登「それはない!いい女いねえしっ!」
愛登「付き合いたくないってのっ!」
妃々「まったく、恋愛に興味ないのは 昔っから変わらないわね」
愛登「・・・」
愛登(彼氏作りまくりの姉貴たちには、 恋バナなんかしたくないっての)
愛登(あーだこーだ言われたくないし)
愛登(俺の密かな楽しみを、んふふ♪)

〇保健室
  昼休み
愛登(確かめたいけど、さすがに気まずぅ)
愛登(妄想であれ妄想であれぇ・・・)
愛登「・・・ふっ!」
愛登「ああ・・・」
愛登「ベッドで寝てないや」
愛登「やっぱり頻繁じゃないなら 俺の妄想だったのか・・・」
けい子「あっ・・・!」
けい子「あっ愛登くん? !」
愛登「げぇっ!噂をすれば!」
けい子「そのっ、あの、昨日のことは 誰にも言いふらしてないよね?」
愛登「うっ!」
愛登「え、昨日のことって?」
けい子「その・・・キスしたこと・・・」
愛登「なっ!」
愛登「そっそれは、俺の妄想じゃなかったのか」
けい子「妄想?」
けい子「いいえ、あれは現実だったの!」
けい子「ごめんなさい、わたし」
けい子「メガネを外すと、甘え上手になる 変なクセがあってね」
けい子「こんなの、信じてもらえないだろうけど」
愛登「ああいえ、俺もその・・・」
愛登「被害妄想することがあって」
愛登「昨日のことが現実なのか妄想だったか 分からなくなるくらい」
愛登「ちょっと変な性格がありまして」
けい子「ううん、全然おかしなことじゃない」
けい子「それが愛登くんの持つ素質よ」
けい子「なんらかの役に立つときがくる」
けい子「ああ、教師ヅラしちゃったね」
愛登「いえっ・・・そんな」
愛登「それに!キスしたことは、そのっ」
愛登「オレの、欲望であってっ・・・」
愛登「本気なんだ!」
けい子「っ!」
けい子「・・・」
けい子「ありがとう」
けい子「わたしも好きだよ、生徒としてね?」
愛登「そうじゃ・・・っ」
愛登「あーだめだ!いろいろと順番おかしい」
愛登「打ち明けたの先生がはじめてだからさ」
愛登「けど、はじめてが 先生に伝えられてよかったかも」
愛登「てっきり、 キモい呼ばわりされると思ってたから」
愛登「さすが保健室の先生だな!」
けい子「別にそんな・・・」
けい子「あっ」
けい子「それより」
けい子「被害妄想ってなーに考えてたん?」
愛登「げぇっ!」
愛登「それは、えっとあの、ええーと・・・」
愛登「だーー時間だ!戻りまっす!」
けい子「こら!」
けい子「・・・まあ」
けい子「思春期の男の子って感じ、 出てきたじゃない?」

〇おしゃれなリビングダイニング
愛登「ただいま〜」
「おかえり〜」
愛登「あのさ・・・」
愛登「ちょっといい?」
愛登「ダチから妄想癖あるって相談されてさ」
愛登「姉貴たちならなんて返す?」
來夢「ダチにか〜」
妃々「んー」
妃々「そっとしておくかな」
來夢「なるほどね!その人の楽しみなわけだし」
來夢「まあ、ちょっとあれだけどさ」
愛登「ふふっ」
愛登(姉貴たち、バカ正直)
愛登(話すの2番目と3番目でよかったわ)
愛登(ありがと、先生)
妃々「あいとは何て返したのさ」
愛登「えっ」
愛登「ええーと、それが素質じゃねえの?って」
來夢「はっ!大人な返し!」
妃々「どこで覚えたの?」
愛登「バカにすんな! オレもう高校生にあがんぞ!」
  にぎやかな3きょうだいの恋模様でした

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