ニュースは流れない(脚本)
〇マンション群
〇オフィスのフロア
篤「お先でーす!」
同僚「最近早い上がりだこと」
同僚「沖縄でいい出会いでもあった?」
篤「内緒! おつかれ〜!」
〇シックな玄関
篤「ただいま〜 あっ!」
〇高級マンションの一室
篤「出汁のいい香り 鍋だ!」
幸徳「うん」
幸徳は今、
近くの工場で働いている
収入差を気にして
別居を望むが
篤「気にしなくていいって 金なんか」
俺があまりに言うもんだから
最近は観念して
篤「帰宅してあったかい飯 出来てんの幸せ〜」
家事を率先してやってくれる
不器用なりに一生懸命
頑張ってる・・・
正直めちゃくちゃ可愛い
〇ホテルの部屋
篤「なぁ・・・」
篤「沖縄にいた頃、 俺に抱かれるの嫌だった?」
幸徳「・・・?」
幸徳「何で・・・」
篤「何でって・・・ お前嫌そうだったじゃん」
幸徳「いや、 元々ハッテン場で会ってるし」
篤「そーだけど! そーなんだけどさ!」
幸徳「・・・好きに」
幸徳「なりすぎるのが怖かったのかな」
篤「クソ・・・可愛い」
篤「な・・・ 今は?」
篤「今は俺に抱かれるの嬉しい?」
幸徳「・・・」
篤「そこは即答しろよ!」
〇高層ビル(看板あり)
〇すし屋
合田「まさか篤が真剣な お付き合いしちゃうとは」
小湊「会わせてよ 皆で飲もうよ」
篤「やーだよ お前ら粉かけるじゃん」
小湊「随分と箱入りだねー」
〇タクシーの後部座席
篤(箱入りねぇ・・・)
〇大衆居酒屋
祐介「俺は愛が欲しいんだ」
祐介「他は何もいらないのになぁ」
〇タクシーの後部座席
篤「・・・」
篤(あの時はわからなかったけど)
篤(今は少しわかる)
〇テレビスタジオ
世田谷で起きた
LGBTQ強盗事件
あの犯人は祐介なのだろう
〇おしゃれなリビングダイニング
ニュースに報道されるのを怖れ
オーナーが通報を頑として拒み
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