Xヒーロー

語り部

第117話 思考の切り替え(脚本)

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〇怪しげな酒場
  2021年 イリノイ州 マディソン郡 イースト・セントルイス ギルド内
斎王幽羅「んっ···んっ···ぷはっ。エンチャントさん来ないね···」
フェード「そうだな···というか···いつまで飲むんだよ斎王···」
斎王幽羅「え?エンチャントさん帰ってくるまでだけど···そんな経ってないよね?」
キング「バカヤロ···もう2時間も経ってるわ!ぶっ通しで飲みやがって···狂ってんのか!」
斎王幽羅「嘘···もう2時間!?30分ぐらいだと思ってた!!皆、探しに行こう!」
「行けるかぁ!!!」
斎王幽羅「だ、だよね··· ··· ···お、俺だけでも探してくるね」

〇入り組んだ路地裏
  路地裏
エンチャント魔導法士「··· ··· ···」
  お前何やってんだ?自分にナイフ刺して···痛くねぇのか?
  ···実験?何のだよ。···若返り?テメェの命削ってまでやらなきゃいけないのか?
  なぁウィリアム。そんなに焦ってどうした?何がお前をそうさせる?
  俺あんま難しい事分かんねぇけどよ、命を繋ぐ魔術なんだろ?だったらまず
  『自分の命を大事にしろ』。自分さえってお前は思ってるかもしれねぇが
  他人がダメなら自分をって発想の時点でダメだ。
  やめろなんて言わねぇ。だが『やり方』を変えろ。そんなやり方しかできねぇヤツが
  他人の命は救えねぇ。まだ間に合う、別のやり方を考えろ
エンチャント魔導法士「別のやり方···か···」
エンチャント魔導法士「理屈が通ってない自分勝手でめちゃくちゃな物言いでも」
エンチャント魔導法士「そんな感情的な『神王さん』に皆惹かれた。私も含めて」
エンチャント魔導法士「不思議な人です。ひたすら喧嘩してる貴方は進む道を決して間違えないのに」
エンチャント魔導法士「あれだこれだと必死に考えてる私は道をいつも間違えてしまう」
エンチャント魔導法士「フフッ···たまには貴方の様に『頭からっぽ』で感情のままに動いてみましょうか」
  腰を上げる。ズボンの汚れを手で払いながら、目線を下に向けた
  およそ死んでいるであろうネズミに魔法陣をかけ、エンチャントは傷の修復を試みる
  しかしそれに失敗し、胸の内に焼ける思いを募らせていった
  しかし、諦めなかった。ネズミや猫、野良犬なんて山ほど居た
  エンチャントは続けた。ある限りの知識で何度も何度も何度も
イヴァン司教(気になって尾けてみましたが···魔術師?まぁそれはいいです)
イヴァン司教(それより···なんですかあれ?教科書で教わる基礎魔術が)
イヴァン司教(『再現不可能なレベル』の高等技術になっている···?どうなってるんですかあれ?)
イヴァン司教(この瞬間でウーサー・ディンベルすら越えましたね···異常だ···)
イヴァン司教(このレベルの魔術師、なぜ今まで見つからなかったのでしょう···ひとまず報告ですね)
  To Be Continued··· ··· ···

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