私の学校には主人公がいる

檸檬桃緑茶

1-14.現状(6/14)(脚本)

私の学校には主人公がいる

檸檬桃緑茶

今すぐ読む

私の学校には主人公がいる
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇シンプルな一人暮らしの部屋
王滝 冴夜「・・・んっ」
  体全身がきしむように痛かった。
  何もする気にはなれない。
王滝 冴夜「え・・・??」
  冴夜がゆっくりと目を覚ますと、
  目の前に碓氷の顔があった。
碓氷 淳「おはよう・・・ 冴夜・・・」
  一気に昨日のことことを思い出す。
  甘く濃厚なひと時を・・・
王滝 冴夜「お、おはようございます・・・! あ、淳・・・!///」
碓氷 淳「・・・くっ!」
碓氷 淳(可愛いなっ!・・・ くそっ!)
  淳は思いっきり冴夜を抱きしめた。
王滝 冴夜「ど、どうしました? 私、何か変なこと言いましたか?」
碓氷 淳「コホン・・・」
  何とか理性を取り戻した淳は、抱きしめていた冴夜をゆっくりと解放する。
碓氷 淳「なんでもないよ! きにしないで!」
碓氷 淳「それよりもうお昼になるけど・・・ お腹空いてない??」
王滝 冴夜「あ、! はい! お腹空いてます!!」

〇シンプルな一人暮らしの部屋
  そこから二人は少し遅めの朝食を取り、
  少し落ち着いたとき、話始めた。
碓氷 淳「冴夜ちゃん・・・ 少し話をしようか?」
王滝 冴夜「・・はい!!」

〇シンプルな一人暮らしの部屋
  そこから、冴夜と碓氷はたくさんの話ををはじめた。
  まず最初に・・・
  
  ”番”についてだ。
碓氷 淳「冴夜ちゃんは”番”って知ってるかな?」
王滝 冴夜「”番”、ですか?」
  この世界には、”番”という存在が稀に存在するらしい。
  だが・・・
  
  冴夜には前世と今世を含めて”番”についての知識はない。
  『物語』にもない設定だったからだ。
  では・・・
  ”番”とは一体なんのか?
  
  
  それを詳しく聞いてみた。
碓氷 淳「・・・”番”とは──」
  魂や魔力、その存在そのものを共有する唯一の相手であること。
  最上位に位置づけられる魂レベルでの恒久的契約関係であること。
  番の存在は本当に稀で、特に人間は居る能性はほぼないと言われていること。
  ある種族は、”番”の存在が近づくことで気づくこと。(人間には不可能)
  ”番”同士、意識してても無意識でも関係なく互いに惹かれあう事。
  分かりやすく言うと、
  運命の相手というやつだ。

〇生徒会室
  次に・・・
  なぜ冴夜と碓氷が”番”と分かったかについてだ。
  冴夜は成績が優秀だったため、生徒会に勧誘されていた。
  生徒会長である碓氷は冴夜を見た瞬間、碓氷の全身に雷が落ちたような衝撃がおちる。
  碓氷は気付く。
  
  もしかして彼女は俺の・・・
  
  俺だけの”番”なのではないかと。
  だが確信してるわけじゃない。
  
  
  こんな現象聞いたこともないし初めての経験だ。
  だけど俺の”本能”は、
  
  冴夜が”番”だと訴えかけていた。

〇階段の踊り場
  階段から落ちかけた冴夜を碓氷が助けたことにより体を密着させたことにより・・・
  冴夜が碓氷の”番”だと気づいてしまった。
  そして”同調”してしまったらしい。

〇幻想空間
  では、”同調”とはなにか?
  冴夜自身・・・
  今まで聞いたことのない話で理解が追い付いていないけど・・・
  簡単に言うと、
  
  ”番”同士の魂が繋がること・・・
  
  らしい。
  ”番”同士、互いの魂が繋がり、
  互いの匂いが心地よくなったり、
  他の異性への関心がなくなる、らしい。
  なにより”番”として”同調”してなくても、
  一目見ただけで互いを意識するらしい。
  そのため、
  たとえ冴夜が人間で”番”であるかどうかを分からないとしても・・・
  碓氷に対して何かしら好意だったり気になる・・・
  ようなことがないことがおかしい。

〇幻想空間
  冴夜は碓氷の話の内容やこの世界のことを知っている知識から一つのことを導き出した。
  『碓氷への好意を竜也に移し替えられていたのではないか』
  
  と・・・
  つまり・・・
  この世界は、
  冴夜を殺し、淳をラスボスへ落とし、竜也を覚醒させ主人公へと誘うために進んでいる。
  そう考えないとおかしなことばかりだった。

〇幻想空間
  次に、竜也たちが戦っていたあの光景にについても教えてくれた。
  この世界には、二層構造になっており、
  表世界と裏世界がある、らしい。

〇田舎の学校
  表世界とは・・・
  私たちが見ている世界・・・
  つまり・・・
  魔法・魔物は見えないし、
  戦闘があったとしても、
  結界・認識阻害が常時張られているため気づくことはない。

〇田舎の学校
  一方裏世界、つまり・・・
  
  侵食層とは・・・
  魔界から送り込まれた魔物が頻繁に侵入するため厳重に結界が張られた世界である。
  その存在は、
  覚醒者のみが認識することができ、
  表世界に魔物が浸食しないように竜也たちのような人達が常に戦っているのだ。

〇近未来の開発室
  裏世界を認識し、尚且つ魔法を覚醒したものたちは・・・
  ある機関に所属することを義務付けられている。
  その機関の名前は・・・
  『対異界災害対策機構』
  
  (通称:対災機構)
  
  
  である。
  表向きは公務員であり安定した職業である。
  公式サイトには、災害・事故・失踪対策の特別調査機関として記載されている。
  だが・・・
  
  実際は、魔物・異物・異界干渉を管理・排除する組織なのだ。

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

成分キーワード

ページTOPへ