目覚めの合図 ②(脚本)
〇大きな木のある校舎
元岡 エリナ「着いたぁ」
私はほっとしたが、片手にはまだ食パンがあった。
元岡 エリナ「ヤバ!?」
「おはよー!」
振り返ると友達──いや、親友がいた。
元岡 エリナ「おはよう。あれ? 二人とも今、来たの?」
市本 侑花「違うよー。三十分くらい前かな?」
降旗 たまき「うん、そんなぐらいに」
元岡 エリナ「・・・ってか何で玄関前にいるの? もう学校始まってるけど」
市本 侑花「それがさ、玄関が閉まってるんだよ」
降旗 たまき「しかも他に誰も来ていないんだよ」
教室を覗くと、全ての部屋が暗いままで人影もない。
市本 侑花「あれ? 誰か来てない?」
遠くからだから分からないが多分、本所 花恵と好井 萌衣だろう。
予想は当たった。
好井 萌衣「おはよう。あれ? 遅刻?」
市本 侑花「玄関が閉まってて。人もいないし。・・・何で私たちだけなのかな?」
好井 萌衣「私、変な夢見たんだよね。『明日、必ず学校へ』って言われてさ」
本所 花恵「私も」
市本 侑花「え・・・。待って・・・。私も同じ夢見た。・・・二人は?」
二人──たまきと私は頷いた。
本所 花恵「もしかしたらこの五人はあの夢を見たから・・・」
好井 萌衣「やっぱり、そうだよね」
すると、玄関のドアが開いた。
元岡 エリナ「あれって・・・」
市本 侑花「うわ、五十子じゃん」
五十子「これからあるゲームをします」
五十子「ルールは簡単。指示されたことをすること。もし、できなければ死にます」
五十子「また、余計な事をしても、誰か一人死にます」
市本 侑花「は・・・?」
五十子「それでは、スタート!」
市本 侑花「どういうこと・・・?」
元岡 エリナ「とにかく、余計なことはしないようにしよう」
降旗 たまき「うん。それが一番いいよね。 ・・・中庭行ってみようよ」
〇中庭
中庭には花だんや何かのタンクがある。
元岡 エリナ「え!?」
私たちは振り返ってみた。
五十子先生が血を流して倒れていた。
市本 侑花「五十子〇んだー! 良かったー! これで解放されるー!」
元岡 エリナ(良かったと思っていいのかな・・・)
〇学校の部室
私は侑花とたまきと一緒に「なんでも部」に入部した。
活動内容は工作や、学校をより良くする方法を考えたり、ボランティアをしたり
色々だ──と先輩から聞いた。
〇まっすぐの廊下
だが、入部してからはずっと学校の施設の掃除をしているだけだった。
市本 侑花「いつ他の活動をするのかな」
そんな毎日が退屈だった。
先生に訊いても「先のことは知らない」と言うだけだった。
そんな先生を私たちは嫌っていた。
元岡 エリナ「なんでも部じゃないじゃん。こんなの」
市本 侑花「それな。退部したいわ。こんな部活」
降旗 たまき「だけど負けた気がしないかな?」
そんな会話が何日も続く。
〇体育館の舞台
離退任式をわくわくしながら待っていたが、異動はしなかった。
最後の希望であった二年の離退任式も終了した。
(もう引退を待つしかない)
(早くいなくなってほしい)
私たち三人は毎日、願っていた。
〇中庭
──それが、叶うなんて。
人の死を喜んでいいのだろうか。
降旗 たまき「ちょっと、離れよう」
元岡 エリナ「あ、うん。そうだね」



美少女5人が出揃って、これから何が起こるかワクワクしますね!
早々に先生が死んで、大変な事件が起こりそう!!
私も毎年クリスマスネタを書いてまして、
先日もサンタ話を書きました。よかったら見てください😁