ライルの真実〜最悪の事態…(脚本)
〇広い畳部屋
ななお「・・・」
なおと「どうしたんだ、ななお?」
ななお「あっ、心配かけてごめん 実は気になることがあって・・・」
はる「気になること?」
ななお「ライルのことなんだが・・・」
「?」
ななお「あれは本当の彼じゃない」
「え!?」
ななお「本当の名前はジュラルド」
ななお「姿も違いすぎてる・・・ 俺やソルさんは即座に対応したけど」
ななお「どう接したら良いのか迷ったな・・・」
なおと「どうやったら、元に戻るんだ?」
ななお「俺も知らない・・・ こんなことは初めてだからな・・・」
はる「ソルさんなら、何か知ってそうだけど・・・」
ななお「可能性はありそうだが、ソルさんも知ってるか怪しいな・・・」
ななお「とりあえず、俺はソルさんにこの事相談しに行くから、2人は待っててくれ」
なおと「あぁ」
「・・・」
〇武術の訓練場
ソル「・・・」
ななお「ソルさん、今大丈夫ですか?」
ソル「ななおか、どうした?」
ななお「あの、ライルについて話したい事がありまして・・・」
みゃーこ「その話、みゃーこもしようと思ってた所だよ!」
「!?」
みゃーこ「2人してそんなに驚く?」
ななお「急に来たんだから、仕方ないだろ・・・」
ソル「2人もライルについて聞きに来たのか・・・」
「はい・・・」
ソル「おそらくだがライル、いや、ジュラルドは誰かによって姿、記憶を書き換えられた可能性」
???「あははっ、正解だよ〜ん」
「!!」
???「そんな怖〜い顔しないでよ 近くにある廃倉庫で待ってるからさ、みんなで遊びに来てね」
ソル「居なくなったか・・・」
ななお「ソルさん、どうするんですか?」
ソル「罠かもしれないが、明日行ってみよう みんなとなら、きっと何かあっても大丈夫だろう」
ななお「わかりました なおと達に伝えてきます」
ソル「私達も戻ろう」
みゃーこ「うん」
〇廃倉庫
ゆい「あの、本当に大丈夫なんですか?」
ソル「あぁ、何かあれば私が前に出て戦う その間にみんなが逃げれば大丈夫だ」
みゃーこ「ゆい様、ソルさんを信じよ!」
ゆい「うん、わかった」
ソル「じゃあ、中に入ろう」
「うん!はい!」
〇廃墟の倉庫
なおと「誰も居なさそうだけど・・・」
ゆい「どこかに潜んでるかもしれないね・・・」
???「あっははっ まさかあの言葉真に受けてみんな連れてくるなんてね〜?」
「!?」
ユーリン「はじめまして、悪魔のユーリンよ」
「・・・」
ユーリン「そんな怖い顔しないでよ」
ゆい「ユーリンさんも魔王の仲間なんですよね?」
ユーリン「え? 私、魔王の仲間じゃないわよ?」
「え・・・?」
ユーリン「私は人を困らすのが好きなの」
ライル「人を困らすのは良くないことだ!」
ユーリン「アンタ、前に会った奴じゃん!」
ライル「え?」
ユーリン「覚えてないのは当然か だって、姿、名前、記憶書き換えたんだもん」
ライル「今の私は本当の私ではない・・・」
ソル「やはりか どうしたら、元に戻せる?」
ユーリン「・・・」
しゅん「早く言わねぇと、殺りに行くぞ!!」
ユーリン「あっ、待って! 言うから、やめて!」
ユーリン「・・・」
ユーリン「戻すには、ドリームフラワーが必要だ その花さえあれば、戻せる」
ソル「ドリームフラワー 希少すぎて幻と呼ばれたあの花か・・・」
ユーリン「昨日、ドルーグタウンの兵士が城へ持っていったのを見たけど・・・」
ソル「ドルーグタウンの兵士?」
しゅん「あの計画、動いてたのかよ・・・」
ソル「しゅん、何か知ってるのか?」
しゅん「はい・・・ 俺がドルーグタウンを出る直前、ある計画を町の裏から聞いたんです・・・」
しゅん「それが、ドルーグタウン発展計画 よくある町発展かと思ったら大間違い」
しゅん「その内容は、王族が町全体を支配し、国民を奴隷のように扱うって計画・・・」
しゅん「それにはドリームフラワーの効力が必要らしい・・・」
ユーリン「ということは、ドリームフラワーはドルーグタウンにある研究施設にありそうね・・・」
ソル「まずいな・・・ 早く行かないと、手遅れになってしまう・・・」
ユーリン「なら、私も手助けするわ 私の力があれば、兵士の気をそらせられる」
ソル「いいのか?」
ユーリン「えぇ、お花を傷つける奴らは許せないから」
ソル「ありがとう」
しゅん「研究施設の場所なら、俺が知ってる 今から突撃すればまだ間に合う」
ソル「無計画で行くのは危険だ」
しゅん「けど、そんな話してる余裕はねぇだろ?」
ソル「なんとなくの案がある それをみんなと共有したら出発できる」
しゅん「ん、わかった」
ソル「じゃあ・・・」
〇研究所の中枢
ポムファ「例の花はどこにある?」
研究員「瓶に入れ、あちらのケースに厳重に保管しております」
ポムファ「そう」
ザルドー「ポムファ」
ポムファ「これはこれはザルドー様! 何か御用でしょうか?」
ザルドー「明日、例の花を使ってあの薬を作ってくれないか? 明後日の闘技大会で早速使いたい」
ポムファ「わかりました! 必ず明後日に間に合うように致します!」
ザルドー「頼んだぞ」
ポムファ「はい!」
ポムファ「・・・」
ポムファ「聞いたでしょう? ザルドー様のためにも、明後日までに薬を完成させなさい!!」
「は、はい!」
ポムファ「じゃあ、また後で来るわね」
「・・・」
研究員「はぁ・・・」
研究員「まぁ、ため息もつくわよね・・・ 本当はこんなことしたくないのに・・・」
研究員「だな・・・ けど、裏切れば命はないからな・・・」
研究員「とりあえず、研究を進めましょ」
研究員「あぁ」
〇山奥の研究所
警備員「・・・」
ザルドー「今日は異常ないか?」
警備員「ザルドー様お疲れ様です! はい、今のところ問題無しです」
ザルドー「それなら良かった これからも警備よろしくな」
警備員「はい、もちろんです!」
警備員「今日も平和だな だが例の花が運び込まれたし、しっかり見張ってないとな」
町の子供「はぁはぁ・・・」
警備員「おい待て! ここから先は関係者以外立入禁止だぞ!」
町の子供「妹がこの中に入っちゃったんだ・・・! 中に入らせて!」
警備員「妹だと? 今日、子供は君しか来てないが?」
町の子供「もしかしたら、裏口から入ったのかも・・・」
警備員「裏口か・・・ 一応裏口の警備員に確認する 待ってろ」
町の子供「あっ、思い出した!」
警備員「ん、どうした?」
ユーリン「じゃ、眠っててね」
警備員「ま・・・て・・・」
警備員「Zzz・・・」
ユーリン「今のうちだよ」
ソル「さぁ、行こう」
ユーリン「んじゃ、裏口へ行くか・・・」
ザルドー(アイツら、まさかあの花が狙いか! なら・・・)
〇近未来の通路
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