エピソード1(脚本)
〇城の客室
AM 8:25
葉桜モエ「・・・あれ? ここはどこ?」
葉桜モエ「私は自分の部屋で眠っていたはず、 ねぇ、誰かいないの?」
部屋を見渡しても誰もいない。
暫くじっとしていると、近くから同じように困惑している少女の声が聞こえてきた
「何この部屋?! ここどこ〜?誰か出してよ〜!」
ゲームマスター「騒がしいですね・・・ モエさんも起きたなら、一階の『会議室』まで来てください?」
葉桜モエ「ね、猫が喋った?!」
ゲームマスター「早く来ないと皆さんに怒られてしまうかもしれませんよ?」
葉桜モエ「は、はい・・・」
慌てて部屋を出ようと牢屋の扉を開ける
葉桜モエ「さっきまで、鍵がかかって出られなかったのに・・・ 今は開いてるみたい」
扉を開けて廊下に出る
〇暗い廊下
葉桜モエ「ここは一体どこなんだろう・・・」
朝日田カエデ「あー!! 第一村人発見! ねぇねぇ、名前は?」
葉桜モエ「え、えっと・・・ 葉桜モエだよ?あなたは・・・?」
朝日田カエデ「あたしは、朝日田カエデ! よろしくね〜モエ!」
葉桜モエ「うん、よろしくね。カエデちゃん。 ところでここって・・・ どこなの?」
東雲ユリ「・・・邪魔。 会議室に行きたいからそこをどいて」
葉桜モエ「ご、ごめんね・・・ そういえば、私も早く会議室に行かないといけないんだった!」
慌てて歩くとその先には階段があり、
一階に上がるとすぐに会議室があった
〇豪華な部屋
葉桜モエ「す、すごい豪華な部屋・・・ それに、同じ制服の女の子が沢山居るみたい」
周りを見渡すと同い年くらいの少女が
何人か居た。
朝日田カエデ「さっきの部屋より広いし窓もあって いいね!この部屋! 気に入った〜」
「皆さん静かにしてください。 やっと全員揃いましたね では、ルール説明を行います」
暖炉の上にさっきの黒猫が現れた
ゲームマスター「皆さんには、『人狼ゲーム』に参加してもらいます。拒否権はありませんので」
ゲームマスター「ルールは簡単、あなた達には一人一つの役職が配られます」
ゲームマスター「役職によって、市民サイドか人狼サイドかが分かります」
ゲームマスター「まあ、役職の詳しい情報は今から配る本を見てくださいね」
ゲームマスター「人狼サイドは、市民を全員喰らいつくしたら勝ちで、」
ゲームマスター「市民サイドは人狼を探して処刑したら勝ちです」
ゲームマスター「どちらかが勝ったら、この屋敷から出して元いた場所に戻してあげるので・・・」
ゲームマスター「尚、このゲーム内で人狼に喰べられたり処刑されたりして死亡した場合・・・」
ゲームマスター「二度と生き返ることはありませんので。 まあ、頑張ってくださいね」
ゲームマスター「普段は午後12時に"投票"を行って処刑する人を決めるのですが」
ゲームマスター「今日は初日ですし、投票は行いません。 あ、でも・・・」
ゲームマスター「今夜から人狼は誰かを喰らうので・・・ まあ、頑張ってくださいね」
ゲームマスター「他にも何か質問があれば ゲームマスター、と呼んでください」
ゲームマスター「では、頑張ってくださいね」
しばらく沈黙が続いた後、
目の前に本が現れた
葉桜モエ「え・・・ 私達、皆んな、死んじゃうの?」
朝日田カエデ「は?ありえないんだけど! あたしこんなゲーム参加したいなんて 言ってないし!」
東雲ユリ「まだ死ぬと決まった訳じゃないでしょう。 このゲームに勝てばいいだけよ、」
葉桜モエ「で、でも・・・」
再び沈黙が続く
安堂アキ「まずは自己紹介しない?」
葉桜モエ「じ、自己紹介? 何で急に・・・」
東雲ユリ「自己紹介? 私達が馴れ合う必要なんてないでしょ? 人狼かもしれない相手なのに」
安堂アキ「え〜ひどぉーい! うちが人狼なわけないじゃんっ」
安堂アキ「まあ、信用してってのは無理かもだけど、 投票?ってのが明日からあるんでしょ?」
安堂アキ「そこでちゃんと人狼を釣るためにも、 まずはお互いを知らなきゃね!」
東雲ユリ「それも・・・そうね」
安堂アキ「分かってくれて嬉しい!」
安堂アキ「うちは、安堂アキ!18歳だよ☆ 気軽にアキって呼んで〜」
東雲ユリ「東雲ユリ、17歳。 仲良しごっこするつもりはないから」
葉桜モエ「え、えっと・・・ 葉桜モエです。17歳です」
近くにいた少女達が集まってきた
水宮マリン「マリンはね〜水宮マリンなの! 16歳なの! よろしくなの〜」
鈴代ヒスイ「鈴代ヒスイ。17歳です。 よろしくお願いします」
朝日田カエデ「朝日田カエデ!17歳! よろしくね〜!」
皆の表情が明るくなる
柊ユウキ「柊ユウキ!18歳だ! 皆で生き残ろう!」
城ヶ崎ナオミ「城ヶ崎ナオミ、18歳ですわ」
宮下リコ「み、宮下リコ・・・です。 16歳、です」
柊ユウキ「そこのキミ!いつまで寝ているんだい? キミの挨拶も聞かせてくれ!」
白石カンナ「ん〜・・・?」
白石カンナ「白石カンナです〜 16歳です〜」
柊ユウキ「よし!これで全員自己紹介できたみたいだな」
安堂アキ「イェーイ! じゃあこれからどーする?」
柊ユウキ「まずは屋敷の探索をするべきだと思う!」
安堂アキ「いいね〜! 手分けしてやろ〜?」
柊ユウキ「チームはどうしましょう?」
安堂アキ「うちがテキトーに決めよっか?」
東雲ユリ「私は一人で探索するから」
柊ユウキ「あ・・・」
安堂アキ「え〜!みんなでやった方が楽しいのに!」
白石カンナ「私は眠いので部屋で寝ます〜」
安堂アキ「え!カンナちゃんも?!」
柊ユウキ「これで8人になってしまいましたね・・・」
安堂アキ「マジそれな〜?」
安堂アキ「まあいいや! うちがチーム決めちゃいまーす!」
城ヶ崎ナオミ「ちょっと!勝手に決めないでくださいまし」
安堂アキ「何?」
城ヶ崎ナオミ「わたくしは既に水宮マリンさんと行動すると決めていましたの」
水宮マリン「えへへ〜! マリンはナオミちゃんと行動するの!」
安堂アキ「ふーん。勝手しなよ」
城ヶ崎ナオミ「フンッ」
安堂アキ「もしかしてうちって仕切るの向いてない?」
柊ユウキ「そ、そんなことない! みんなで協力するのは大切だと私も思う」
安堂アキ「だよね!こういう時こそ協力すべきじゃんね」
柊ユウキ「ああ、その通りだ」
安堂アキ「じゃあチーム決めちゃうね! ウチとゆユウキと・・・ リコちゃんで!」
宮下リコ「わ、私ですか?」
安堂アキ「そだよ〜? よろしくね!」
柊ユウキ「よろしく!」
宮下リコ「よ、よろしくお願いします・・・」
安堂アキ「あとは、カエデちゃんモエちゃんヒスイちゃんでいい?」
朝日田カエデ「いーよ!」
葉桜モエ「う、うん! 決めてくれてありがとう」
鈴代ヒスイ「わかりました」
安堂アキ「じゃ、そういう事で〜! うちらは2階を探すから お昼になったらここ集合しよ?」
鈴代ヒスイ「では、私達は一階を捜索しますね。 お昼にまた会いましょう」
葉桜モエ「じゃあ、またね〜」
安堂アキ「ばいばーい!」


