Ep5:Emotion in Rhythm(脚本)
〇黒
――静寂が、永遠のように続いていた。
すべてが焼き尽くされた後の宇宙。
星は灰となり、音は消え、
拍の流れさえも止まっていた。
だが、その沈黙の底で、
ひとつだけ微かに脈打つ光があった。
――惑星Pulsebeat。
かつて感情の拍を宿した星が、
まだ呼吸をしていた。
PULSE「・・・ボクは、まだ・・・ここにいる」
PULSE「焼けても、音が残ってる」
Pulsebeatの中心で、
ひとつの拍が再び鳴った。
まるで、宇宙の心臓が
再び動き出したように。
PULSE「息を吸って、闇を押しのける」
PULSE「冷たい灰の中で、光を探す」
PULSE「涙のしずくがbeatになり、 死んだ星たちが微かに揺れた」
Pulsebeatの波が星雲を包み、
焦げた大地に色が戻る。
呼吸のようなリズムが銀河を貫いた。
PULSE「聴こえる? ボクの拍が、宇宙を動かしてる」
PULSE「生きることは、まだ終わってない!」
PULSE「Feel again — the breath, the light. 弱さが空気を運んでいく」
PULSE「Emotion in rhythm — ボクの鼓動が、世界を蘇らせる」
〇宇宙空間
死にかけた宇宙に、再び脈が走った。
感情の拍が呼吸を吹き込み、
崩壊した星々が光を取り戻していく。
PULSE「生きろ、って。 音が、そう言ってる」
その言葉とともに、宇宙が再び息をした。
Pulsebeatのリズムが、
世界を再起動させたのだ。
そして、次に呼吸を始めるのは
――理性の拍。


