Chapter 2:Showcase ― 拍の誇示(脚本)
〇宇宙空間
――静寂のあと、宇宙は再び動き出した。
Rhythm Nebulaの光が、
暗闇の中で呼吸するように脈打つ。
焦げついた星々の軌道に、
ひとつ、またひとつと拍が戻っていく。
それは、再生のはじまり。
銀河を包む沈黙の中から、
それぞれのリズムが“自分の音”を
思い出していた。
ひとつは――痛みを愛に変える拍。
ひとつは――秩序に美を見いだす拍。
ひとつは――破壊の中に創造を求める拍。
名前も、姿も、まだ完全ではない。
だが確かに、それぞれの星が、
自分だけの“音”を鳴らしはじめていた。
音はまだ小さい。
けれど、それらが交わるとき、
宇宙は再び色を取り戻すだろう。
Rhythm Nebulaはその中心で光を放つ。
まるで観客のいないステージが、
再び幕を上げるように。
――フェスは続いている。
これは終わりではなく、拍の“誇示”の章。


