Cosmic Beat Festival:Final Pulse

CBF

Ep4:Soundless Signal(脚本)

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〇黒
  ――音が、止まった。

〇宇宙空間
  燃え尽きた拍の灰が漂い、
  光を帯びてひとつの星を形づくる。
  その名は、Null Echo。
  この星には、まだ音がない。
  だが、すべての“音の記憶”が眠っている。
  感情の震え、理性の線、衝動の熱。
  それらが重なり、静けさという
  新しい拍を生んだ。
ECHO「・・・まだ、ここにいる。 音は消えても、呼吸は残る」
ECHO「Burnt voices, fading sky, 涙の跡がまだ温かい」
ECHO「No beat, no cry, それでも星は息をしている」
ECHO「壊れて、混ざって、静まった」
ECHO「でも、それは終わりじゃない。 静けさの中で、拍は再び息をする」
ECHO「Breathe in silence, breathe in light. 音のない声が夜を照らす」
ECHO「消えたbeatの余韻が、 new rhythm, born from quiet night.」
  白金の光がRhythm Nebulaを包む。
  感情も理性も衝動も、
  すべての拍がこの沈黙に溶けていく。
ECHO「これが、第四の拍。 すべてを包み、整える音」
  ――Cosmic Beat Festival:Arrival Phase
  宇宙は、再び呼吸を取り戻す。

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