Ep1:Emotion of Rhythm(脚本)
〇宇宙空間
周期が巡り、Rhythm Nebulaが光を放つ。
銀河の奥で、ひとつの拍が目を覚ます。
無数の拍が寄り添い、
ひとつの流れになる。
それが惑星Pulsebeat
――感情の拍でできた星。
その地表全体が、
心臓のように拍動している。
その中心で、意志が生まれた。
名は――PULSE。
感情の拍を代弁する、最初の声。
PULSE「Yo... 聴こえる? ボクの中で鳴るbeat」
PULSE「誰もいない宇宙が、 いまボクの胸で息をしてる」
PULSE「ボクはPULSE。Pulsebeatの声」
PULSE「光がリズムに変わる瞬間、 銀河が息を吹き返す」
PULSE「感じること、それが存在の証。 Emotion rise — first rhythm alive.」
PULSE「ひとつの拍だけじゃ、音にはならない」
PULSE「でも、響き合えばbeatになる。 それがボクらの生き方だ」
拍が呼応し、惑星Pulsebeatが震える。
感情という名のリズムが、
銀河へ広がっていく。
PULSE「Feel it — don’t think, just vibe.」
PULSE「涙もpainもbeatに変えてshine。 揺れるtempoに生きるpride」
PULSE「This is Emotion of Rhythm.」
感情が形を得た。
宇宙に初めて“生きた音”が満ちていく。
――次に目覚めるのは、理性の拍。
冷たく整った、秩序の星Vortex。


