第一話 心の天気?(脚本)
〇田舎の公園
葉菜(はな)「っふう・・・・・・・」
葉菜(はな)「疲れた・・・・・」
葉菜(はな)「ひなたさん・・・かっこいいな・・・・」
日菜太(ひなた)「ん?」
日菜太(ひなた)「あっ!!はなさん!!」
葉菜(はな)「あっ!!こんにちは・・・・」
日菜太(ひなた)「あのさ・・・急だけど・・・」
日菜太(ひなた)「友達になってくれない?」
葉菜(はな)「もちろん!!よ、よろしく・・・・」
葉菜(はな)「ふふ・・・」
葉菜(はな)(ひなたさんといると落ち着くな・・・・)
奈々(なな)「ヤッホー〜ー」
葉菜(はな)「わっ!!ななちゃん!」
奈々(なな)「こんにちは!!はなの友達です!」
奈々(なな)「はな!なになに?付き合ってるの?かっこいい人!」
葉菜(はな)「付き合ってはないけど・・・好き ・・・ではあるね・・・」
奈々(なな)「がんばれ!!」
葉菜(はな)「ちょっと!!ななちゃん!」
奈々(なな)「あっ!ごめんごめん・・・・」
〇部屋のベッド
葉菜(はな)「スースー・・・・」
日菜太(ひなた)「おはよっ!!」
葉菜(はな)「ん・・・・」
葉菜(はな)「えっ?なんで・・・・ひなたさんが・・・・・」
日菜太(ひなた)「はなのお母さんが旅行だってさ・・・代わりに僕がすることになったんだけど」
葉菜(はな)「そ、そうなんだ・・・・・」
〇シックなリビング
はなのお母さん「これはこれでこれはこれなのよ?わかった?」
葉菜(はな)「は、はい!」
〇部屋のベッド
葉菜(はな)(確かに助かったかも・・・・)
日菜太(ひなた)「昨日友達になったばかりだけど・・・・」
日菜太(ひなた)「好きです付き合ってください!!!」
葉菜(はな)「わ、私も好きだったの!!」
葉菜(はな)「お、おねがいします・・・・」
日菜太(ひなた)「よかった・・・」
葉菜(はな)「何が?」
日菜太(ひなた)「はなさんしか好きな子いなかったからさ・・・・」
葉菜(はな)「そうなの!?」
葉菜(はな)「わっ!」
日菜太(ひなた)「大好き・・・・」
葉菜(はな)「ちょっと苦しい・・・・」
日菜太(ひなた)「あっごめん・・・・」
葉菜(はな)「大丈夫大丈夫・・・・」
〇団地のベランダ
ネネ「あいつなら・・・やれそうだな・・・・・」
〇部屋のベッド
葉菜(はな)「ごほっごほっ」
葉菜(はな)「風邪かな・・・・・」
葉菜(はな)「自分で・・・ご飯作ろ・・・」
葉菜(はな)「わっ!!」
「危ない!!!」
日菜太(ひなた)「も〜・・・・・熱の時には頼ってね?・・・」
葉菜(はな)「はーい・・・・・」
葉菜(はな)「ゴホッ・・・・」
日菜太(ひなた)「大丈夫?」
〇魔界
ネネ「ボス、ぴったりな子を見つけました・・・・」
ボス「わかった連れてこい・・・」
ネネ「承知いたしました」
ネネ「歌!お願い」
歌(うた)「オッケー!」
葉菜(はな)「えっ?ここは?」
ボス「お前だな?」
葉菜(はな)「あなたは・・・・」
ボス「お前は、そのうち雨が降るだろう・・・・」
葉菜(はな)「え?・・・」
ボス「教えることは教えた・・・」
〇部屋のベッド
葉菜(はな)「えぁ・・・・」
葉菜(はな)「今の何!?」
〇システムキッチン
日菜太(ひなた)「風邪だからお粥作んないと・・・・」
日菜太(ひなた)「あっ!大丈夫?」
葉菜(はな)(今の幻?、それとも現実?)
葉菜(はな)(でもあんな荒れた地面の場所見たこともないし・・・・)
日菜太(ひなた)「お〜い?」
葉菜(はな)「ごめんごめん・・・・」
葉菜(はな)「なんか不思議な夢見ちゃってさ・・・・」
日菜太(ひなた)「夢?」
葉菜(はな)「もうその話やめよ?・・」
日菜太(ひなた)「う、うん」
葉菜(はな)「そ、それより」
葉菜(はな)「みかん買ってきた?」
日菜太(ひなた)「はいはい・・・買ってきたよ!」
葉菜(はな)「ありがとう!!」
葉菜(はな)「んまっ!!」
〇部屋のベッド
葉菜(はな)「う〜ん・・・・」
葉菜(はな)「わっ!!なに!?」
手を前に振る
葉菜(はな)「はぇ?・・・・・」
葉菜(はな)「えっ?ちょっと待って・・・・」
葉菜(はな)「私、どうなっちゃった?・・・」
葉菜(はな)「最近おかしいことばかり・・・・」
葉菜(はな)「『雨が降るだろう』・・・・天気のことかな?でもそれだったら私もわかることだし教える必要ないもんな・・・・」
葉菜(はな)「もうわかんなくなってきた!!」
〇魔界
ボス「大丈夫だろうか・・・・」
歌(うた)「思ったんですけど博士・・・・」
歌(うた)「気持ちの方の天気って・・・わかりにくいんじゃないんですか?」
ボス「まあ、そのうちわかるだろう・・・・」
歌(うた)「はぁ・・・」
〇田舎の公園
葉菜(はな)「はああ・・・・」
日菜太の元カレ「ちょっとあんた!!!!💢」
葉菜(はな)「あの、何か・・・」
日菜太の元カレ「私のかっこいい彼氏を奪ったわね!?」
葉菜(はな)「いやあの・・・・」
葉菜(はな)「私は、自分から告白したわけじゃないんんですけど・・・・」
日菜太の元カレ「奪ったわ奪った!!!!!」
葉菜(はな)「痛い・・・」
日菜太(ひなた)「ちょっと!!!」
日菜太の元カレ「日菜太〜♡早く戻ろーよ♡こんな汚い女と付き合うなんて・・・・」
日菜太(ひなた)「何か・・・」
日菜太(ひなた)「「僕の」彼女に手を出しましたか?」
葉菜(はな)(今・・・・・・僕のって・・・・・・)
日菜太の元カレ「い、いや・・・私のことだよね?・・・・」
日菜太(ひなた)「この座っている女の子のことだけど・・・・」
日菜太の元カレ「で、でも嘘でしょ?ど、どうせ・・何もしてないんだから・・・」
日菜太の元カレ「「キス」を・・・」
葉菜(はな)「そうだよね・・・・キスとかしたことないもん・・・・・」
葉菜(はな)「ひなたくんかえr・・・」
葉菜(はな)「んむ!?」
葉菜(はな)(えっ!?なに!?え?・・・・)
日菜太(ひなた)「これでもですか?」
日菜太の元カレ「そんな・・・・」
葉菜(はな)「ひなたくん?」
葉菜(はな)「んわっ!」
日菜太(ひなた)「大丈夫怪我してない?・・・」
葉菜(はな)「まあ・・・ちょっとアザできちゃった・・・」
葉菜(はな)「も、もういいよね・・・かえろっ・・・」
日菜太(ひなた)(作り笑い・・・・無理してるな・・・・)
〇部屋のベッド
葉菜(はな)「よし!」
葉菜(はな)「おはよう!!こんにちは!!」
葉菜(はな)「hanaです!!!」
私は、隠し事がたくさんある・・・・
1つ目はユーチュウバー!!
「コメント・今日も可愛い!! コメント・メイクのやり方教えてください!!」
葉菜(はな)「今日もありがとー!!」
葉菜(はな)「いま、「メイクのやり方教えてください!」っていってたけどメイクしてません」
「コメント・えー!!そうなの?」
葉菜(はな)「ごめんね〜私もまだメイク素人!」
「コメント・今日の企画は?」
葉菜(はな)「質問コーナーです!!」
葉菜(はな)「早速見てみるよー」
葉菜(はな)「彼氏はいますか?」
「コメント・確かに気になるー!!」
葉菜(はな)「それは内緒でーす!!」
「コメント・えー・・・・」
葉菜(はな)「2つ目!!」
葉菜(はな)「「今何歳ですか」!」
葉菜(はな)「えー・・・・」
葉菜(はな)「どうしよっかなー・・・・」
葉菜(はな)「言おっかな!」
葉菜(はな)「19歳です!!」
「コメント・へえー」
〇雲と星
隠し事2つ目は・・・・
魔法を操れる!!
葉菜(はな)「おとといから、使えるようになったよ!」
葉菜(はな)「なんでだろう・・・」
〇部屋のベッド
もう3つ目は・・・・
いじめられてる・・・
スマホ「今公園にこい!!」
葉菜(はな)「。。。。」
〇飾りの多い玄関
葉菜(はな)「ちょっと行ってくるね・・・」
日菜太(ひなた)「こんな夜に?・・・・」
葉菜(はな)「ちょっと用事・・・」
葉菜(はな)「じゃっ!!」
日菜太(ひなた)「っ・・・・」
〇小さな小屋
どんなふうにいじめられるかというと・・・
いじめっ子「おお、きたか!!」
葉菜(はな)「っ・・・・・」
いじめっ子「今日はストレス溜まってんだ!!殴らせろ!!」
葉菜(はな)「んっ・・・・やめてください・・・・」
「それでも、悩んでるだったら相談しなきゃ」?わかってる・・・・・
葉菜(はな)「ん・・・・・ぁ・・・・・」
ただ・・・私は・・・
葉菜(はな)「んぅ!!」
体も何もかも
・・・・・・・・・・・・・
「弱い」
〇シックなリビング
葉菜(はな)「お、おはよう・・・・」
日菜太(ひなた)「昨日大丈夫だった?・・・・・遅かったよ・・・・」
日菜太(ひなた)「何これ!?」
そこには、顔が青いはなが立っていた・・・・
葉菜(はな)「あっいやこれは・・・・」
日菜太(ひなた)「誰かに殴られたの?・・・・・」
葉菜(はな)「うん・・・・・」
葉菜(はな)「怖かったよー!!!!!!!!!(涙)」
日菜太(ひなた)「よしよし・・・・大丈夫だよー」
日菜太(ひなた)「なんで言わなかったの?・・・」
葉菜(はな)「どう言われるかが怖くて・・・・」
日菜太(ひなた)「次からはいうんだよ?・・・」
葉菜(はな)「はい・・・・」
〇シックなリビング
数日後・・・・・
日菜太(ひなた)「ん?・・・・」
日菜太(ひなた)「は〜い!」
〇飾りの多い玄関
日菜太(ひなた)「今開けまーす!」
日菜太(ひなた)「?・・・・あのどちら様で・・・」
不審者「入らせろ!!!」
日菜太(ひなた)「???・・・・・」
〇部屋のベッド
不審者「こいつか・・・・」
はなを抱いて窓から出る
日菜太(ひなた)「はな!!」
日菜太(ひなた)「あいつっ!・・・・・」
〇研究所の中枢
葉菜(はな)「んん・・・・」
葉菜(はな)「え?ここは?・・・・」
不審者「おいお前!!魔法のやり方を教えろ!!」
葉菜(はな)「え?ん?・・・・」
葉菜(はな)「で、でも私魔法なんかっ!・・・・」
葉菜(はな)「っ!」
〇部屋のベッド
葉菜(はな)「え?・・・」
〇研究所の中枢
葉菜(はな)「っ!?」
葉菜(はな)(もしかしたら私が使った魔法を狙って・・・・・襲いかかってきたの?・・・)
葉菜(はな)「どうしよう・・・」
奈々(なな)「お前!!!」
不審者「は、はぃ!!!!!」
奈々(なな)「私の親友のはなちゃん返しなさい!!!」
不審者「そんなわけにはいかない!!!」
奈々(なな)「どうなるか・・・・・・わかるよね?・・・」
不審者「ひっ!!」
不審者「許してください!!!」
奈々(なな)「ふう・・・・」
葉菜(はな)「((((;゚Д゚)))))))エッ!」
奈々(なな)「あ〜おどらかないで!」
奈々(なな)「私が助けに来たよ!!!」
葉菜(はな)「ありがとうななちゃん・・・・」


