第五話 アドルフ男爵(脚本)
〇雑誌編集部
大隅左衛門「ここにエリオットが居るのか」
早乙女亮「課長、呑み過ぎですよ」
如月優香「書類出来ました早乙女さん」
早乙女亮「有難う如月さん」
大隅左衛門「見つけたぞ、その指輪を寄越すんだ」
如月優香「キャー」
アドルフ男爵「そこか」
エリオット姫「アドルフ男爵・・・」
早乙女亮「危ない、その剣を仕舞って・・・」
アドルフ男爵「ふん、猪口才な・・・」
エリオット姫「グハッ・・・」
アドルフ男爵「指輪は貰ってゆくぞ」
大隅左衛門「皆どうした?」
如月優香「大変、指輪が~」
〇個別オフィス
如月優香「大変です社長・・・指輪が」
スミス「指輪がどうしたって?」
如月優香「指輪が男爵に・・・」
スミス「何だってぇ」
如月優香「どうしましょう?」
スミス「仕方ない、如月さん再度異世界へ行ってくれ」
如月優香「えぇっ・・・無理です」
スミス「そもそも如月さんが姫に憑依して男爵を罠にはめたんじゃろ」
如月優香「しかし・・・」
スミス「君が姫に憑依しなければ姫は死ななかった」
如月優香「そんな事言われても・・・」
スミス「姫のバッドエンドを回避してくれないか?」
如月優香「社長がいけばいいでしょ」
スミス「残念だが君のような悪知恵がないから」
如月優香「でもどうすれば・・・」
スミス「ここから行きなさい」
如月優香「大丈夫なんですか?」
スミス「さっ、早く・・・」
如月優香「ハイ」
各話1分余りで、サクサク読めるのは良いですね!
話もどんどん展開して面白いです。
ただ優香が最初の憑依時に、勝手に男爵を罠にはめたというのが
ちょっと解り辛かったです。私の理解力が低いせいでしょうけど…。
説明は後からされてますが、優香の感情が解らない。何でそんなことしたの?
今はどう思ってるの?
どんどん話が進んで、展開は凄いなと思いました🤩