私の伴侶は激甘男装Youtuber

campanella

#3 久しぶりのデートへ(脚本)

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〇女の子の一人部屋
夏菜「んんぅ・・・」
夏菜「ん・・・」
夏菜「あーちゃん・・・あーちゃん・・・」
夏菜「どこ・・・?どこ・・・?」
夏菜「!!」
夏菜「可愛い・・・無防備すぎるよ・・・」
夏菜「襲いたい!襲いたいが・・・!」
夏菜「ぐっ・・・我慢だ・・・」
麻美「んん・・・」
夏菜「まずい!起こしちゃった・・・!」
麻美「おはよう、なっちゃん」
夏菜「お、おはよ・・・」
麻美「どうしたの?顔が真っ赤だね?」
夏菜「そ、そんなこと・・・!」
夏菜「あーちゃんが可愛すぎるんだもん・・・」
麻美「今なんて言ったの?」
夏菜「な、なんでもないよー!」
夏菜「・・・えへへ・・・」
麻美「うふふ・・・!」

〇明るいリビング
夏菜「はい、マーマレードはこっち」
麻美「先なっちゃんが使っていいよ、私苺ジャム使うから」
夏菜「えっ、いいの?ありがとう!」
夏菜「ねえねえ、今日の水族館デート、楽しみだね!」
麻美「うん!早く食べて、行こ!」
夏菜「最近お互い忙しくて、一緒にお出かけできなかったもんね」
夏菜「ねえねえ、猫ちゃんいるかな?」
麻美「ウミネコならいるんじゃない?」
夏菜「もう、上手いこと言って・・・」

〇水族館前
夏菜「やっぱり人が多いね・・・」
夏菜「チケット売り場、すごいことになってる・・・」
麻美「予約すればよかったね・・・」
夏菜「まあ、真夏じゃないだけマシだよ!」
夏菜「これが炎天下だったら、確実に倒れてたもん」
夏菜「チケット並んで買ってくるから、待ってて!」
麻美「ありがとう、いってらっしゃーい!」

〇水中トンネル
夏菜「いや〜思ったより速くチケット買えてよかったな〜」
麻美「窓口の回転率が良かったね」
麻美「見て!上にも魚がいる!」
夏菜「ほんとだー!」
夏菜「うわー!カラフルで、可愛くて・・・」
夏菜「・・・・・・」
夏菜「美味しそう!」
麻美「あははは!なっちゃんらしい!」
夏菜「それ、褒めてるの・・・?」
麻美「褒めてるよ〜」

〇大水槽の前
夏菜「うわあ!おっきい!」
麻美「大迫力だね!」
夏菜「あ!亀だ!スイスイ〜」
麻美「こっちにはエイだ!」
夏菜「あ、みて、下に小さい子!」
麻美「えーどこどこー?」
麻美「あ!ほんとだ!かわい〜!」
夏菜「ん?何だろ」
麻美「あそこに人がいるねえ」
夏菜「いってみよー!」
麻美「なっちゃん、走ると危ないよー!」

〇大水槽の前
夏菜「あれ、暗くなったね?」
麻美「ほんとだ。なんかのショーかな?」
「皆様お待たせいたしました!」
「これよりイワシたちによる、特別なショーを楽しみください!」
夏菜「イワシ?・・・なんで?」
「イワシは群がって泳ぐ習性があり、餌を見つけるとみんなでそこへ向かって泳ぎます」
「その習性を利用して工夫して餌を垂らすことで、幻想的な遊泳を見ることができるということです」
夏菜「へー!なるほどね!」
「それではイワシたちによるダンスを、お楽しみください!」

〇大水槽の前
「以上で、イワシのショーを終了いたします!本日はありがとうございました!」
夏菜「いやー!綺麗だったねー!」
麻美「すごいよね、餌の方向にばーって・・・!」
夏菜「習性を利用すると、あんなすごいことができるなんて・・・」
夏菜「今日ここに来れてよかった!」
麻美「なっちゃん・・・」
麻美「私も来れてうれしいよ!」
「!!」
夏菜「お腹・・・空いたね・・・」
麻美「うん・・・!」

次のエピソード:#4 ただ、平和な平日に

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