親睦を深めたい!ふみ奈の計画(脚本)
〇おしゃれな居間
ある夏の日のこと。梅雨も明けて蒸し暑い日が続く中、ふみ奈は夏季休業をどのように利用するかを計画していた。
高徳寺ふみ奈「戦隊メンバーとの親睦をもっと深めたいけど色々と皆さん、スケジュール調整が大変そうなのよね・・・」
高徳寺ふみ奈(そういえば、変身ってあの場所以外で変身できないのかしら?あとで籠原さんに聞いてみましょう)
高徳寺ふみ奈(そうだ!今ここでやってみようかしら)
高徳寺ふみ奈「よし、あそこで変身してみましょう」
〇洋館のバルコニー
バルコニーに来たふみ奈は窓ガラスを鏡代わりにして、変身することにした。そして変身前にブレスレットにこう念じた。
高徳寺ふみ奈(今まで施設内だけで変身してきた。ここでも変身できる力をください!)
高徳寺ふみ奈「交響転身!高徳寺ふみ奈、ビートアップ!」
〇キラキラ
〇洋館のバルコニー
ビートハーブ「安らぎが香りし響き、ビートハーブ!」
ビートハーブ(──で、できた!いつ見てもこの私の変身した姿、素敵だわ!)
ビートハーブ「でも、私だけできるのは不平等ね。ことりさん達とも色々と相談して施設外でも変身できるようにしましょう」
〇研究所の中
数日後
籠原ことり「そうなんだ。それは確かにできるようにした方がいいわね」
高徳寺ふみ奈「ですよね。合宿とかをしてその間に施設外で変身できるようにしたいのですがいかがでしょうか」
二木アゲハ「合宿か・・・色々とひななんやきなみん先生に相談してみようか」
籠原ことり「AINAがこのパソコンに変身プログラムが入っているって言っていたわ。施設外での変身に関してのデータ等もあるみたいだし」
そこへ
沖浜日南「うぃーす。ふひ~、涼しい~・・・」
鴨川黄奈美「お待たせ~。ん?3人共何しているの?」
二木アゲハ「ふみ奈お嬢が合宿したいのとこの施設の外で変身できるようにしたいという話していたんだ」
二木アゲハ「2人はどう?合宿とかしたい?」
鴨川黄奈美「そうよね。色々とやれることが増えそうだし合宿やりたいわね」
沖浜日南「でも、場所とかどうするんですか?ここ以外となるとどこで・・・」
高徳寺ふみ奈「合宿場所なら私が確保します。スケジュール等把握できればいいのですが・・・」
5人はスケジュール等の確認を行い、場所はふみ奈が確保次第すぐに連絡するということでその場はお開きとなった。
〇おしゃれな居間
高徳寺ふみ奈「さて、どこを合宿所にするか、ですね」
ふみ奈が合宿場所を考えようとしたその時、1通のメールが彼女に届いた。
高徳寺ふみ奈「メールだわ。誰からかしら?」
高徳寺ふみ奈「お、お父様!?『明日から海外出張に1ヶ月行ってくるから、私の使っていた施設を活動拠点にしてもいい』ですか・・・」
高徳寺ふみ奈「確かあの場所、合宿所に良い所だったはず・・・ベッドとかトレーニングスペースとか色々あったはず。場所は・・・」
高徳寺ふみ奈「ここか、今の拠点からの距離は・・・あ、丁度いいわね。ここにしましょう」
ふみ奈は他の戦隊メンバーに合宿場所に関しての報告と集合場所と日時を連絡した。
高徳寺ふみ奈「みんなに届くといいわ」
〇女の子の一人部屋
ことりの自宅
籠原ことり「合宿か・・・楽しみね。って、ふみ奈さんからのメールだわ。合宿の場所が決まったのね」
籠原ことり「ほぇ〜、いいところ見つけたわね。って、拠点の近くなんだ!場所は・・・え!?そ、そんなところいいの!?」
〇一人部屋(車いす無し)
アゲハの自宅
二木アゲハ「合宿の場所、決まったんだ!うわ、めっちゃいいところじゃん!」
二木アゲハ「拠点の近くにこんな所があったんだ・・・お嬢ナイス!!」
〇簡素な一人部屋
黄奈美の自宅
鴨川黄奈美「ふう、いいお風呂だったわ・・・」
鴨川黄奈美「あ、高徳寺さんからのメールだわ」
鴨川黄奈美「合宿の場所がとれたのね。良かった・・・場所は・・・」
鴨川黄奈美「こういう所が戦隊の拠点の近くにあったのね。しかも、かなりいいところじゃない!高徳寺さんに感謝しなきゃ」
- このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です! - 会員登録する(無料)