とある王国の異世界難民問題3 〜大いなる負の遺産〜

ぽんたろう

第10話『上陸』(脚本)

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〇飛空戦艦
アストピア「すごーい! 普通の船よりも、ずっとはやーい!」
伊藤「まさか、舟が飛行艇だったなんて 思いもしませんでした」
ユーリ「実は便利なものがあったんだな」
ユーリ「それに、大帝のいる島へ上陸するには これしか方法がなかったんだ」
伊藤「なるほど」

〇豪華な社長室
山田「舟の中、凄いですね」
村田「本当だね」
佐々木「ていうか、最初からこれで はじまりの村とエルフの里を行き来しとけば良かったんじゃないかな」
山田「そんなこと、ユーリさんが許すと思います?」
「許すわけない」

〇魔界
大帝「どうやら、こちらに向かってるようだな」
大帝「誰か」
家来「お呼びでございますか」
大帝「客人が来たようだ」
大帝「案内してまいれ」
家来「承知しました」

〇飛空戦艦
ユーリ「とりあえず、島の上空に着いたら 1人ずつ蹴り落としていくからな」
ユーリ「怖いだろうから目隠しはしてやるよ」
石井「それただの処刑では? 海賊ですか?」
北川「せめて普通に降ろしてくださいよ」
ユーリ「島全体が結界張られてるからな」
ユーリ「とりあえずお前らで実験だ」
北川「ぶっつけ本番で被験体にしないでください」
北川「せめて、ダミー人形使うとか」
ユーリ「そんなことしたらダミー人形が可哀想だろ」
石井「・・・・・・」
「安心してください」
北川「ん!?」
ユーリ「誰だ」
家来「私は大帝よりあなた方を 居城まで案内するよう申し付けられた者です」
北川「お、おんなのこ」
ユーリ「いちいち相手が女子だからってざわつくなよ」
ユーリ「だが、わざわざ迎えに来るなんて 相当自信があるみたいだな」
家来「大帝はあなた方が来ることを 歓迎しております」
ユーリ「ほう?」
ユーリ「よし、その誘い乗った」
北川「いいんですか?」
ユーリ「ああ」
ユーリ「結界を何の危険もなく越えられるなら そっちの方がありがたいだろ」
ユーリ「目的地は一緒なんだし」
北川「確かに」
家来「では、決まりですね」

〇島

〇飛空戦艦
家来「これで結界は解除されました」
ユーリ「よし」
ユーリ「とりあえず、こいつらを 1人ずつ蹴り落とすから待っててくれ」
石井「こら」
家来「人間怖っ」

〇西洋の街並み
村長「ついに大帝が復活したか」
ケン三郎「その通りです」
村長「しかし、我々にはどうすることも出来ない」
村長「大帝のいる島へ行くことすらも叶わぬ」
ケン三郎「父上、私が行って参りましょう」
ケン三郎「海など身一つで泳ぎ 結界など破壊してみせます」
村長「いや、辞めておこう」
村長「大帝の動向が分からぬ故 下手な行動は慎んでおくべきだ」
村長「ケンザブロウ。例え、お主が強いといえども 大帝は強い」
ケン三郎「承知しました」
村長「せめて、村人全員で”乗り込む”ことが 出来さえすればなぁ」
ケン三郎「確かに」

〇闇の要塞
家来「ここが大帝の城でございます」
ユーリ「魔女のいた城と瓜二つだな」
家来「魔女の使っていた城こそが 大帝がかつて使っていたものでございます」
シャルティア「そういうことだったんだ」
家来「では、中へ」

〇洋館の廊下
石井「もう少し障害とかあるかと思ったんですがね」
いのうえ「確かに、順調すぎる」
山田「この方がいいんだけど」

〇魔界
大帝「よくぞ、ここまで来たな」
ユーリ「あんたを止めに来た」
大帝「ほう? 復讐をか?」
ユーリ「その通りだ」
ユーリ「魔女をたぶらかし その上、我が友の・・・・・・」
ユーリ「わがともの・・・・・・」
ユーリ「じぇ? じゃ?」
シャルティア「じゅ」
ユーリ「じょ?」
大帝「じゅ」
ユーリ「ジュラをたぶらかした」
「惜しい」
ユーリ「そんなことはどうでもいい!」
シャルティア「どうでもいいんだ」
ユーリ「何年も前から復讐は始まってたんだろ?」
大帝「その通りだ」
大帝「私はラーヒユ衆に敗れ 眠りにつく前に復讐の布石を 打っておいたのだ」
ユーリ「それが、魔女」
大帝「それだけではない」
大帝「ラーヒユ衆への復讐として 1番効果的な方法になるように 仕組んでおいたのだ」
シャルティア「これね」
大帝「その通り」
大帝「これにより、異世界より来訪者たちが現れ」
大帝「ラーヒユ衆たちは混乱した」
ユーリ「なんて、エグいことを」
ユーリ「ラーヒユ村の人、ノイローゼになってたぞ」
シャルティア「残酷すぎる」

〇洋館の廊下
  外で待機中
岩本「我々は復讐の道具として 利用されていたんですね」
北川「ラーヒユ村の人と 上手くいかなかったわけだ」
山田「所詮僕らの扱いなんてそんなもん」
「ははははは」

〇魔界
大帝「どうやら、復讐は成功したようだな」
シャルティア「近所の嫌がらせレベルだけどね」
大帝「それよりも、お前たちをここに わざわざ呼び寄せたことは言うまでもない」
ユーリ「なんだ」
大帝「ユーリ、そして、シャルティアよ」
シャルティア「何?」
大帝「私の嫁になれ」
「えっ!?」
「・・・・・・」

次のエピソード:第11話『必要とされる者』

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