無力な勇者と言われ国を追放されたので異世界をまったり攻略することにします。(RemixVer)

翡翠。(最垢)

無力な勇者候補はギルドへ向かう(脚本)

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〇ヨーロッパの街並み
蒼汰「はぁ...散々すぎる...」
スピカ「そうだソウタ、”ギルド”って知ってる?」
蒼汰「あぁもちろん知ってるぞ。で、そのギルドがどうした?」
スピカ「あても無くただ歩いているより、冒険者になった方が、良いと思うの。シイナちゃんも、どう?」
シイナ「我は...。主(あるじ)が行く所についていきます」
蒼汰「お、おぅ、そうか、」
スピカ「じゃあさっそくギルドへレッツー?」
「ゴー!」

〇西洋風の受付
蒼汰「うわぁ...」
  そこにはスピカと同じ、猫耳が生えた人や、大男やら、Theファンタジーな人たちが沢山いた。
  俺は、ギルドに着くなり、スピカに聞いた。
蒼汰「なぁスピカ、そういえばここは何処なんだ?」
スピカ「あぁ、そういえば言って無かったわね」
スピカ「ここは聖なる地ミストリア。管理人及びギルド長エルヴァインが納める地。ようこそソウタ。貴方がこの地に留まることを許可します」
  スピカからは水色の光が浮かび上がっていて、数センチほど浮いていた。
蒼汰「スピカ?!お前浮いて...」
蒼汰「女神ごっこでもしてるのか?」
スピカ「失礼ね!私はれきっとした女神よ!」
蒼汰「あーはいはい。分かった分かった。スピカもそういう事言いたくなるお年頃だもんな」
スピカ「だーかーら!私はちゃんと女神よ!」
シャルロッテ「あらまぁ、スピカちゃん。朝からお盛んねぇ」
スピカ「シャル!」
蒼汰「誰だ...?」
シャルロッテ「あら、見ない顔ね。新人さんかしら?」
シャルロッテ「いらっしゃい、観迎するわ」
蒼汰「あ、はぁ...」
スピカ「そうそう、ここに来たのには用があるの」
シャルロッテ「うふふっ、用が無ければ困るわ。それで、どうしたのかしら?」
スピカ「ソウタを冒険者に登録してほしいのよ!」
シャルロッテ「ソウタ...。というとこの子かしら?」
スピカ「えぇ!」
シャルロッテ「ふんふん...。ではソウタ様、Lvを拝借させていただきますわ」
シャルロッテ「っ...?!」
蒼汰「どう...しまし..あ、」
  俺はそう言いかけると召喚された時おっさんに言われたことを思い出す。
蒼汰(Lv2じゃ...冒険者なんかになれ無いよな)
シャルロッテ「い、いえ。平気ですよ」
シャルロッテ「タカナシソウタ様...ですね。Lv2...と言うことで...」
シャルロッテ「大変言いづらいのですが...Lvが5に満たしていない場合、冒険者には...」
蒼汰「です...よね」
スピカ「え?冒険者って誰でもなるんじゃ?」
シャルロッテ「あら、知らなかった?一般的にLvが5に満たしていないと冒険者にはなれ無いわ」
スピカ「も、もちろん知ってるわ!」
蒼汰(ぜってえ知らなかっただろ...)
シャルロッテ「もし冒険者になりたいのなら、Lvを5に満たす必要があります。Lv上げは討伐クエストを受けるのが一番効率的よ」
シャルロッテ「じゃあソウタ様のLv上げ、手伝ってあげてくれるかしら?」
スピカ「わ、私が?!」
シャルロッテ「えぇ。今ソウタ様の近くにいるのはスピカちゃんだけですから」
スピカ「わ、分かったわ!私に任せなさいっ!」
蒼汰(本当に大丈夫かこいつ...)
シャルロッテ「ふふ、頼もしいわ。じゃあよろしくね、スピカちゃん」
スピカ「え、えぇ!」
スピカ「ほ、ほらソウタ!そうと決まればLv上げよ!」
蒼汰「お、おぅ...」
  俺はスピカに手を引っ張られギルドを後にした。
シャルロッテ「ふふ、いってらっしゃいませ~♪」
  そうして、俺達の冒険で最初の壁である、レベル集めが始まった。

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