完璧主義な私が悪役王女に転生人生だったのに何故か百合ルート開拓してました

マダオ

エピソード6(脚本)

完璧主義な私が悪役王女に転生人生だったのに何故か百合ルート開拓してました

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〇貴族の部屋
  夏休み最終日
アンジェリカ「久しぶりにこの部屋に帰ってきましたねって言っても数ヶ月なのだけど、色々ありましたから、何年も帰らなかった様に感じますね」
アンジェリカ「お父様に挨拶しましたし、きゅうきょ開催する事になた晩餐会まで時間がありますから、なにしましょう・・・」
アンジェリカ「?な〜んか、違和感がありますね、なんだろう」
アンジェリカ「ここかな」
「キャ!」
アンジェリカ「そこに居るのはだれですか?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「姫様ごめんない」
アンジェリカ「えっと、あなたメイドさんかしら?見ない顔ですけど、新しく雇ったメイドですか?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「はっ、はい!私は最近雇っていただいだ、メイドです、すみません、今部屋から出ていきますね」
アンジェリカ(う〜ん、あの顔何処かで見たような、何処だったかな〜)
アンジェリカ(えっと、確かあの身のこなしはくのいち!あぁ、思い出した、名前はサクヤ、あのくのいちの中で優秀な設定で諜報とかで)
アンジェリカ(ゲームで重宝された、ヒロインですね、そのサクヤが何故、この部屋にいるの?なにか探してた?)
サクヤ(くのいちヒロイン)「そ、それでは、私は仕事に戻りますね」
アンジェリカ「あっ、ちょっと待って、あなた名前はサクヤね」
サクヤ(くのいちヒロイン)「えっえ〜なんで、私の名前を知ってるのですか?名前は偽名でだしたのに」
アンジェリカ「えっと、それは内緒です」
サクヤ(くのいちヒロイン)「もしかして、私の正体も知ってたりします?」
アンジェリカ(これは、正直に答えてもいいのかな?この子スパイしてるのに)
アンジェリカ「くのいちでしょ?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「正解です!すっご〜い、お姫様に名前を知っていただけるなんて、くのいちのみんなに自慢しちゃおっと」
アンジェリカ(あれ?確か、くのいちで優秀でしたね、こんなに簡単に正体バラして、いいの?普通なら、隠したり、話をそらしたりして、この場所)
アンジェリカ(から、退散するのに、もしかして、サクヤってヘッポコさん?)
アンジェリカ「失礼かもしれないけど、もしかしてサクヤって、くのいちの中ではおちこぼれ?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「え?何故わかったの?」
アンジェリカ「色々と喋ったらいけない事を話してますし」
サクヤ(くのいちヒロイン)「うっ!そうなのです〜私調子に乗って色々と喋っちゃうのよね、だからいつも、任務失敗しちゃうの」
アンジェリカ(大丈夫なの?任務失敗したら、エッチなイベントが起きそうなのに、この子、このまま放置すると、酷い目にあってそう)
アンジェリカ「そう、言えば、私の部屋で何してたの?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「サボってたら、寝てました、えへ♪」
アンジェリカ「しかたありませんね、後、この城に来たのは何故ですか?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「この国に来た時にお金がなくなっちゃったから、チラシの募集を見つけて雇ってもらいました」
アンジェリカ「この城の採用が緩い!駄目じゃん、スパイする子を簡単に雇ったら、誰なの人事の責任者」
サクヤ(くのいちヒロイン)「可愛いから、即採用でしたよ?それじゃあ駄目なのです?」
アンジェリカ「普通は駄目でしょう・・・外見だけで判断しちゃったら、私が居ない間に緩くなってる?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「そうですね〜私が雇われてる時は城の中は何か平和〜って感じでしたね、みなさんゆったりとしてましたね」
アンジェリカ「私が居ると平和じゃないの!って、あっ・・・城を壊したり、したから・・・」
サクヤ(くのいちヒロイン)「お姫様の噂は凄いのばかりですよ!外見は女神様とか、聖女様とか」
アンジェリカ「外見だけ?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「あっ、・・・破壊の化身とか男殺しとか・・・機嫌を悪くすると、半殺しにされたとか・・・」
アンジェリカ「そう・・・そんな噂があるのね」
サクヤ(くのいちヒロイン)「笑顔が怖いです、ごめんなさい、殺さないでください」
アンジェリカ「私は人を殺してません!サクヤは悪くないのに、謝ったりしないで」
サクヤ(くのいちヒロイン)「生きてます、女神様ありがとうございます」
アンジェリカ「私は女神でも違います!」
マリ「姫様、大きな声が聞こえましたから、何かありました?」
アンジェリカ「マリ、大丈夫なんでもないよ」
マリ「このメイドさんはどなたです?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「私はサクヤ、訳あって少し前にこの城に雇われました、職業はくのいちです」
マリ「サクヤと言う名前のメイドは居ませんし、それにくのいち?スパイでしたか」
アンジェリカ(この子、馬鹿なのですか?偽名で雇われたのに本名で言ってますし、それもくのいちだとばらしてますし、大丈夫なの?この子)
アンジェリカ(もしかして、天然系くのいち?この子を育てた頭領は大丈夫なの、この子を任務にだすなんて)
マリ「姫様このサクヤを牢屋に入れて置けばよろしいでしょうか?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「え?牢屋に?私悪い事、何もしてないよ!お母さんごめんない、家に帰れません」
アンジェリカ(ゲームではサクヤって孤児だったよね、頭領に拾われるまで、母親は居なかったはずだけど)
アンジェリカ「ちょっと待って!牢屋は流石に可哀想よ」
マリ「このサクヤと言うメイドをどうします?アンジェリカ様」
アンジェリカ「そうですね、とりあえずは監視として、私の身の回りのお世話のお仕事に変えいい?」
マリ「お姫様の世話は私のお仕事です、取らないでください」
アンジェリカ「大丈夫、サクヤには、私の身の回りのお世話は私に預けて貰うためのだから、本来のサクヤにして貰いたい事は」
マリ「あぁ、そういう事ですね、わかりました、人事担当にお伝えします、ですけど、本当にこのメイドを近くに置いておくのですか?」
アンジェリカ「えぇ、この子を調教・・・特訓させれば多分、後この子の所属してる所と協力関係になれれば、情報収集が格段に上がるからね」
サクヤ(くのいちヒロイン)「私、王女様に調教されちゃうの?」
アンジェリカ「お願いマリ、あと人事担当には、後で、責任追及をしますからと伝えてね」
マリ「わかりました」

〇貴族の応接間
  翌日
サクヤ(くのいちヒロイン)「お姫様〜今日からお願いします」
アンジェリカ「サクヤおはよう、とりあえず、まだ、何も準備してないから、ちょっと待っててね」
アンジェリカ(そういえば、ゲームのサクヤって、任務に失敗すると、お助けキャラが助けてくれる設定でしたね、回数制だけど)
アンジェリカ(その回数がなくなったら、サクヤがエッチイベント突入しちゃうから気を付けて進めないといけないからね)
アンジェリカ(って言うか、今のこの状況、サクヤって任務失敗してない?ということは、お助けキャラが近くにいるのかも?)
アンジェリカ「ねぇ、サクヤってひとりで任務してたの?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「うん、そうだよ〜」
アンジェリカ「ふぅ~ん、マリちょっと、お願いしたい事があるかも」
マリ「何でしょうか、王女様」
サクヤ(くのいちヒロイン)「マリって、普通のメイドじゃないね、この身のこなし、もしかして私と同じくのいち?」
マリ「違います」
アンジェリカ「今日、来てますメイドさんを集めて欲しいかも、この階だけでいいよ」
マリ「わかりました」
サクヤ(くのいちヒロイン)「お姫様どうしたのです?」
アンジェリカ「ちょっと、確かめたい事があって」
  数分後
マリ「王女様、集めて来ました、メイドみなさんこちらに」
メイドさんA「失礼します」
メイドさんその他「失礼します!王女様何でしょうか!」
アンジェリカ「お仕事中にごめんないね、ちょっと確認したい事があって」
アンジェリカ「えっと、あなたは、仕事に戻っていいよ、後あなたも、そちらのあなたも・・・」
メイドさんその他「お仕事に戻ります」
アンジェリカ「ありがとうね、みなさん、仕事中に、帰りにお土産を用意して置きますね」
メイドさんその他「やった〜ありがとうございます、王女様」
メイドさんA「えっと、私はお仕事に戻ったら駄目でしょうか?」
アンジェリカ「えぇ、あなたに聞きたいことがあってね、もしかしてあなたって、くのいちじゃない?サクヤの組織の」
メイドさんA「え!組織?何の事でしょうか?」
サクヤ(くのいちヒロイン)「・・・もしかして、あっちゃん?」
メイドさんA「・・・何でバラすの!落ちこぼれサクヤ!」
アンジェリカ「えっ?服が破けた?」
アツネ(お助けキャラ)「サクヤのせいで、服が破けちゃったじゃないの!」
サクヤ(くのいちヒロイン)「任務中のあっちゃんの服は、術で作られてるから、動揺すると、破けちゃう仕組みなの」
アンジェリカ「何その変態みたいな術はそれ、使える術なの?」
アツネ(お助けキャラ)「変態ではありません!それにサクヤ!弱点を教えたら駄目でしょう!もう、どうするのよ、この状況、サクヤはいつのまにか」
アツネ(お助けキャラ)「王女様に取り込まれちゃってるし、私の正体もバラされちゃったから、王女様私をどうされるつもりですか?」
アンジェリカ「えっと、サクヤと一緒に協力関係をして欲しいかも、報酬も出しますので、それにしても、その変装の術って、何処まで使えるの?」
アツネ(お助けキャラ)「この術の事?仕方ありませんね、信用してもらうためにも、教えますね、弱点はサクヤが言ってた通りですね」
アツネ(お助けキャラ)「変装の術を使う条件はこの札を使って変装したい服装をイメージした通りに変えられるから、とっても便利ですよ」
アツネ(お助けキャラ)「もしも、変装がバレても、逃げてる時に、服装を変えれば逃げる事も出来ますから」
アンジェリカ「?今の状態でも、服装を変わるの?下着姿だけど」
アツネ(お助けキャラ)「・・・出来ることは出来るのだけど、変わる部分は下着のとこだけだから、あまり意味ないかも、だから動揺しない様に」
アツネ(お助けキャラ)「平静を保つ訓練は必要、この様な下着姿にならない様に、服が破けちゃうからね」
アンジェリカ「なるほどね、動揺しない限り、何回も服装を変えれるのは便利ですね」
アツネ(お助けキャラ)「あの・・・私、服を着替えたいのです、何か着るものありません?」
マリ「この服をどうぞ、王女様のお古ですけど」
アツネ(お助けキャラ)「ありがとうございます、それじゃあ、信用してもらう為にもこの服で変装をみせますね」
アツネ(お助けキャラ)「どうです?すごくないですかこの術、一瞬で服が変わっちゃう所とか、頭で描いた服装ならなんでも変化するのとか」
サクヤ(くのいちヒロイン)「あっちゃんの自慢話しが始まっちゃった、長くなるから、お姫様この後どうするのです?」
アンジェリカ「えっとね、ふたりには取りあえずは、強くなって欲しいから、特訓ですね」
サクヤ(くのいちヒロイン)「特訓?地獄の様な特訓はやりたくはありません」
アンジェリカ「普通の特訓だから、大丈夫よ〜」
サクヤ(くのいちヒロイン)「普通でしたら、頑張ってみますね」

〇西洋の円卓会議
  翌日
国王「マリ、学校の報告をしてくれ」
マリ「はい、わかりました、けれど国王様、私の報告は学校に潜入してます、国家諜報の方たちが毎日してますので」
マリ「私の報告ではお役に立てないかもしれません」
国王「確かに、諜報から報告は聞いている、けれど、マリはあの子の世話をしてるから、聞いたりしているはず、いじめとかな」
マリ「はい、わかりました、私が知ってる事をお話させていただきます」
  マリは学校での出来事を話した
国王「なんだと、アンジェリカちゃんがいじめにあっただと!誰だそいつは!牢屋にぶち込んでやる」
宰相「こ、国王様落ち着いてください、そのような事をしましたら、アンジェリカ様に怒られます」
国王「そうだな、あの子怒ると、すっごく怖いからな」
国王「やはり、平民出身での入学は危険だったか、それで、マリよ、アンジェリカちゃんの精神状態はどうなのだ?」
マリ「至って、いつもと変わりません」
国王「そうか、あの子がいじめにあって、精神状態が不安定になって魔力暴走になったら大変な事になるから」
国王「学校に行かすのは反対だったのだ、だから、やっぱり、アンジェリカちゃんをいじめた連中は牢獄行きだ」
宰相「国王また、話しが戻っています」
国王「そうだったな、魔女フランこの国の危機はまだ変わってないか?このまま、アンジェリカちゃんを学校に行かせても大丈夫なのか?」
魔女フラン「はい、今の所大丈夫じゃ、だけど王女様の動向しだいでこの国の危機が変わりますゆえ、お気をつけてください」
マリ「国王様、この方はどなたでしょうか?」
国王「この魔女はフランと言って数年前にこの国の危機を知らせてくれた」
魔女フラン「そうじゃ、わしゃこの国の危機を占いで見たのじゃ、それで来たのじゃ、だが、もっと前に来たかったけど、邪神の力のせいで」
魔女フラン「この街に入れなかったのじゃ、けれど、数年前突如、邪神の力が綺麗さっぱりなくなったのじゃ、邪神の力が消えた原因は不明じゃ」
魔女フラン「わしゃ、城に来たのじゃ、そして、わしゃが見たのが、あの王女のとてつもない魔力を見た時は、心臓が止まるかと思ったわい」
魔女フラン「あの王女の魔力は化け物じゃ、この国の危機を知らせるつもりが、わしゃ世界の危機になってる可能性があるかもと思ってる」
マリ「すみません、何故?王女様の魔力が世界の危機になっているのです?」
魔女フラン「そうじゃの、他の人から見た感じは普通の少女に見えるかもしれないが、わしゃには見た人の魔力の量を確認出来るのじゃ」
魔女フラン「あの魔力の量は、わしゃが知ってる、邪神なんかより、数倍の魔力の量があるのじゃ、だから、世界の危機になったのじゃ」
マリ「邪神?神話のお話しに出て来たこの世界に災い引き起こしたという」
魔女フラン「そうじゃ、あの時の戦いは世界中からつわ者を集めてやっと、封印したのじゃよ」
マリ「もしかして、フランさんはその時代から生きていますのです?」
魔女フラン「そうじゃあの時代からの生き残りじゃよ、あの邪神の呪いのせいであぁ・・今になって思い出すとあの邪神に対する怒りが湧き上がる」
魔女フラン「不死の呪いを付けて、封印したわしゃに嫌がらせしおって、不老が欲しかったのにあの邪神めが、あぁ・・・憎い」
キサラ(フランの弟子)「すみません、フラン婆が昔の話しをしますと、話しがそれましたね、数百年前はこんことは無かったのですけど、近頃は少しボケてて」
魔女フラン「キサラ、わしゃまだ、ボケてないぞ!」
マリ「キサラさんでしたね、貴女は数百年も生きていますの?」
キサラ(フランの弟子)「そうですよ、フラン婆みたいな、不死は無いけど、不老は出来たのです」
魔女フラン「そうじゃ、邪神の呪いをキサラと一緒に不老不死の研究をして、偶然に出来た、不老の魔法じゃもっと、早く」
魔女フラン「完成してたら、わしゃ、ぴっちぴっちの若い体のままだったのにのう、若返る魔法はまだ、未完成じゃが、完成したいのう」
キサラ(フランの弟子)「おばあちゃん、無理は駄目ですよ、もう、としだから、体を壊しますよ」
魔女フラン「お主は、ぴっちぴっちで維持してるからわからないのじゃよ!わしゃの為の魔法じゃ、無理しても、作るぞキサラ」
キサラ(フランの弟子)「フラン婆、話しを戻しましょう、王様が困ってますよ」
国王「いや、不老不死の話しを聞けたからよいぞ」
魔女フラン「うっかり、話してしまったわい、まぁいい、それで、王女様の危険性だが、あの魔力が暴走でもしたら、この国なんて軽く吹き飛ぶ」
魔女フラン「だから、王女の精神の安定と危害を加えない事だな、あとは王女様しだいだな、この国が滅ぶかどうかは」
国王「ふむ、簡単に言ってるが可愛い我が子がこの国の危害になっていると言ってるのじゃよ、その前が邪神の脅威だったのだけど」
国王「何故か、無くなったみたいだったのだな、魔女フラン」
魔女フラン「そうじゃ、この国で邪神の脅威が数年前から無くなったのじゃよ」

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