妖し神 【REMIX】

純連宮華

壱 神の世界へ(脚本)

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純連宮華

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〇おしゃれなリビングダイニング
筑瀬洋花「...ふう、」
筑瀬洋花「お母さん〜、ごちそうさま〜!」
洋花ママ「そう言ってくれると嬉しいわ。 友達と旅楽しんで頂戴!」
筑瀬洋花「うん!わかった! それじゃあ、行ってくるね!」
洋花ママ「いってらっしゃい」

〇シックな玄関

〇銀杏並木道
筑瀬洋花「はあ、今日楽しみだな〜!」
筑瀬洋花「桃奈ちゃんと一緒に旅って、 絶対楽しいじゃん!」
柊桃奈「あ、おまたせ、洋花ちゃん」
筑瀬洋花「あ、桃奈ちゃん! やっほ!」
柊桃奈「...洋花ちゃん、それ、荷物多くない? 私手伝うよ...」
筑瀬洋花「大丈夫、大丈夫! 全然重くないって!」
柊桃奈「なら、いいけど...」
柊桃奈「...さっそくさ、電車の乗って最初行く森へいかない?」
筑瀬洋花「ん、わかった!」
筑瀬洋花(...楽しみだな〜!)

〇電車の座席

〇田舎駅の駐車場

〇林道
筑瀬洋花(...ここか...)

〇森の中
  私達は最初行くところ、
  末新山の森についた。
筑瀬洋花「ふう...やっとついたあ...!」
柊桃奈「最初はさ、落ち着くところが良いと思ってさ...ここにしたんだ」
筑瀬洋花「え、そうなんだ...」
筑瀬洋花「...まあ、でも私も最初この山のような落ち着く場所がいいな!」

〇森の中
柊桃奈「...とりあえず、ここで色々探索とかしない?」
筑瀬洋花「ん、探索?良いよ!」
柊桃奈「じゃあ、私は、ちょっと西の方へ行ってくるよ、」
筑瀬洋花「...」
筑瀬洋花「私、東の方へ行ってよ...」

〇神社の石段
筑瀬洋花「おっ?なんか神社ある...行ってみようかな...」

〇古びた神社
筑瀬洋花「うわあ...なんか、凄い綺麗...」
  そこは、言葉が失うぐらい綺麗な神社が建っていた。
「おーい...」
柊桃奈「あ、洋花ちゃん、ここにいた!」
柊桃奈「...て、わあ...!? なんか凄い神社だねえ...」
柊桃奈「でも...なんか、怖いような... 不気味なような...」
筑瀬洋花「ええ...? 私はそう感じないと思うけ──」
筑瀬洋花「ん...?何今の? 渦...?」
柊桃奈「?どうしたの、洋花ちゃ...」
  ──なんと...私の体がなんと気づかぬうちに渦に吸い込まれていた
筑瀬洋花「...あっ...!」
柊桃奈「...よ、洋花ちゃん!?」
柊桃奈「...て、私も...?!」
柊桃奈「い、いやああああっ...!」

〇黒
筑瀬洋花「...」
柊桃奈「よ、洋花ちゃん... 大丈夫?起きて...」
筑瀬洋花「...あっ...!」

〇畳敷きの大広間
筑瀬洋花「...え?ここ、どこ? 神社の中?」
柊桃奈「うーん、私でもわかんない。ここが神社の中なのか...」
柊桃奈「しかも...ここ出口らしきものないし...」
筑瀬洋花「え、うっそ...!? どうすんの私達──」
  「僕にお任せください!」
筑瀬洋花「え...誰...?」

〇畳敷きの大広間
神華「どうも! 二人共こんにちわ〜! 神華でーす!」
筑瀬洋花「あ、こんにちわ...?」
柊桃奈「こ、こんにちわ〜...!」
神華「あはははっ!初対面の人が元気でよかったです...」
神華「もしも...暗く挨拶されたら...僕...グスン」
筑瀬洋花「あー...大丈夫ですよ、皆、暗く挨拶されたらいやですからねー」
筑瀬洋花「...」
筑瀬洋花「それより、ちょっとここから出たいんですが...」
柊桃奈「うん、思った」
神華「あ~、あ~、すいません! 長話してしまい! 確かにこ〜んな暗い場所から出たいですもんね!」
神華「ちょっと待ってくださいね...!」
神華「──神隠しの歩み、「白狐遁」!」
筑瀬洋花「...?」
柊桃奈「え...?魔法陣!?」
筑瀬洋花(え、魔法陣って...二次元の話とかで...)
神華「ちょ、ちょっと〜、魔法陣に入んないんですか〜?せっかく出したのにぃ」
筑瀬洋花「あ、入ります!」
柊桃奈「(ちょっと怪しいけど...) 私も入ってみる!」
神華「では、さっそく、僕も!」

〇城下町
筑瀬洋花「え...なにここ?」
筑瀬洋花(あの今日旅する県に...こんなところなかったはず...)
神華「ここは、美月村! 僕を祀ってる神社があり、ちょっと人口は少人数ですが、優しい人いっぱいなので、おすすめの場所ですよ!」
筑瀬洋花(え、「祀ってる」...?)
筑瀬洋花「え、神華さんて、神...なんですか?!」
神華「はい、そうです! ちょっと僕暇だったので100年来たことなかった美月村に行ってまいりました〜!」
神華「いやあ...懐かしいものばかりですねえ...!」
筑瀬洋花「え!?百年も外に出なかったてことですか!?」
神華「まあ、そうですよ... それに前あった皆は死んでるし...」
神華「今の皆、僕のこと知らない...んです...」
筑瀬洋花「あ、ありゃあ...」
神華「そういえばなんですけど、僕、あなたの名前聞きたくて〜!」
筑瀬洋花「あ、自己紹介ですか?いいですよ!」

〇城下町
筑瀬洋花「私の名前は筑瀬洋花です! もちろん...人間ですけど、沢山神華さんとお話したいです!」
神華「あらあ...!ありがとうございますう! さて、もうひと...」
神華「あれ?もう一人は...?」
筑瀬洋花「ん...?」
  ...

〇城下町
筑瀬洋花「え、桃奈ちゃんが、いない...?!」
神華「ど、どうしましたあ...? 洋花さーん?」
筑瀬洋花「えっと...桃奈ちゃんどっかいっちゃって...! 桃奈ちゃん探しましょうよ!」
神華「えええ?!それ大ピンチじゃあないですかあ!?」
筑瀬洋花「だから探しましょう!!」
神華「そうですね!探しましょう!」

〇桜並木
柊桃奈「うわあ...すごい綺麗な桜...」
柊桃奈「だけど、ここがどこなのか...わからないし、洋花ちゃんと、今さっきの...すごい人いないし...迷っちゃった...」
「おーい!」

〇桜並木
筑瀬洋花「はあ、はあ、やっと見つけた... 困ったよ...」
神華「まあ見つけられたので...良かったのですが...、ちょっとかける魔法間違えましたね...すいませんね〜」
柊桃奈「あ、いえいえ、大丈夫ですよ〜」
筑瀬洋花「...」

〇桜並木
神華「あれ?洋花さん、どうかいたしました?」
筑瀬洋花「いやー...さ、」
筑瀬洋花「...私たち、ちょっとそろそろここから帰んなきゃ...、とある予定に間に合わないんです...」
柊桃奈「そうなんですよ、残念ですが、そろそろさようなら、しなければいけませんですし」
神華(ん〜...)
神華「あの、あなた達って...何処出身ですか?」
筑瀬洋花「ん、出身地は✕✕県の大澤市ですけど? それがどうしました?」
神華(...言うしかないか... 言いづらいけど...)
神華「あ、いえいえ、答えていただき有難うございます、...」
神華「ですが、実はあなた達ですね...」
(...?)

〇桜並木
神華「──実はあなた達...、今現在、この"異世界"に迷い込んじゃったらしいですね...」
筑瀬洋花「え?」
柊桃奈「...え、えっと、外に出られることはできるのですか?」
神華「...できません、残念ながら帰る方法はないのです...」
筑瀬洋花「ええええっ?!」
柊桃奈「どうしよう、洋花ちゃん...」
筑瀬洋花「うーん...」
神華「あ、そういえば...」

〇桜並木
神華「実はですね、この世界に...神犹様ていう この世界の王様みたいな神様がいましてですね...」
筑瀬洋花「神犹?」
神華「はい、神犹様は、ちょっとめったに出没しないんで、ちょっと会うのはかなり難しいと思うのですが...」
神華「...多分あなた達にあう日がいつか来るはずなのでその時に「帰る方法は?」と訪ねたほうが良いと思います」
神華「そうすれば神犹様が元の世界に移動できる魔法陣を出すことができます! その時に魔法陣に入れば無事帰れますよ!」
筑瀬洋花「、なら良かったっ! 無事帰れそう!」
柊桃奈「...」
柊桃奈「でも、その神犹様?にすぐ会うにはどうすれば....」
神華「あ、あー...」

〇黒
神華「──この世界で、化け物退治して魔力をバカ高くあげなきゃ、すぐ会えることは多分不可能...」
神華「だから、そのために、一緒に僕と冒険していきましょう...!」
「え、えええっっっっ!?」
  私(洋花)、桃奈ちゃんはこうして...
  神華さんと不思議な場所へ冒険することになった...

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