シメのスープ水餃子(脚本)
〇大衆食堂
〇立ち飲み屋
「島ちゃ〜ん!」
Kira「うーろんはい〜!」
安達「酔っ払っちゃって・・・」
〇居酒屋の座敷席
島崎「こいつ転がしとくんで ご心配なく」
〇立ち飲み屋
和彰「せっかくだからシメでも 食っていこうかな」
島崎(友達が勤める会社の 代表とその右腕・・・)
島崎(いつもは軽いアテのみだから)
島崎(シメ飯も美味いって 思ってもらえるもの出そ!)
〇広い厨房
「普段の注文はたいてい決まってる」
軽いつまみと焼き鳥少し
島崎(大人の呑み方だ)
〇立ち飲み屋
俺の友人の馬鹿は
勝手にガンガン食うけど
Kira「チキン南蛮うまーい!」
Kira「残ったタルタルポテトにつけよ! 安達君、一緒食おうよ!」
〇広い厨房
島崎(ま、 あれはあれで気持ちいいんだけど)
島崎「さて!」
〇立ち飲み屋
島崎「野菜たっぷりの白湯スープ水餃子」
和彰「わっ!結構ボリューミーだね! 2人で一杯で良かったかな」
島崎「大丈夫っス 主役は水餃子2つだけなんで」
島崎「生姜もたっぷりです 白湯スープなんで満足度も高いですよ」
ズ・・・
和彰「あ、うまい!」
和彰「根菜トロトロ、もやしシャキシャキ!」
安達「水餃子うまい! 肉汁たっぷりですよ」
和彰「ほんとだ。 うん、香辛料も効いてる」
和彰「これスープも飲み干せちゃうね」
和彰「はー、腹いっぱい」
安達「でもカロリーはだいぶ 抑えられてますね。体に良さそう」
和彰「良いシメをありがとう ご馳走様〜!」
〇大衆食堂
「ありがとうございました〜!」
〇立ち飲み屋
島崎(気に入ってもらえて良かった)
〇居酒屋の座敷席
島崎「紀良」
島崎「おい、紀良」
島崎「もー店閉めんぞ」
Kira「・・・え?」
Kira「あっ!和彰さん達は!?」
〇立ち飲み屋
Kira「あー・・・ また迷惑かけた〜」
Kira「ん?」
島崎「シメ。 2人に出したら好評だった」
Kira「・・・うまい。 和彰さんが好みそうな上品な味」
Kira「安達君健康気にするから 喜ぶやつだな・・・」
Kira「俺・・・2人にいつか捨てられるかも」
島崎「泣いてないで熱いうち食え、馬鹿」
島崎「あの2人なら平気だろ」
島崎「お前大事にされてるって ちゃんと伝わるよ」
kira「ゔん・・・」
kira「グス・・・」
kira「ムニャ・・・」
島崎「テメェ起きろコラ! 人が真面目に慰めてやってんのに!」
〇豪華なリビングダイニング
和彰「んー、ちょっと違うな」
ユミカ「お店の味の再現は難しいですね」
和彰「ま、家で出せない味だからこそ 店に通いたくなるね!」
〇シンプルな一人暮らしの部屋
安達「ん〜・・・ 悪くないけど少し違う・・・」
安達「そんなに時間かけて作って なかったのになぁ」
〇ジャズバー
Kira「2人とも四苦八苦してるみたいよ」
Kira「レシピ教えてやったら?」
島崎「・・・」
島崎「企業秘密です」
食べている時の効果音が料理のおいしさを引き立てていて、少しその料理を食べてみたいなと思いました。落ちも食べた友達が料理の味を再現しようと頑張る姿も見ていて良い落ちでした。
会庫様、お久しぶりです❣️
見ているだけでお腹いっぱいになれました❣️
ありがとうございます❣️✌️😆
次も読まさせて
いっただきま〜す❣️
ご無沙汰しております🙇♀️
この新作、キャラクター欄を見てドキドキしてしまいましたが、中身はちゃんと人間味あふれるストーリーで良い意味で肩透かしをくらってしまいました←
白湯スープ水餃子、呑んだ後にはたまりませんね✨ 餃子も、皮が厚めのプルンプルンなものも、小ぶりでスルリと食べられるものも、どちらも合いそうですね🤤
てっきりラストはエプロン姿の龍之介くんが脱……イエ、ナンデモアリマセン💦