全てが上手くいってた23歳OL、乙女ゲームの世界に転生したら悪役令嬢に溺愛されてます。いやなんで?!

翡翠。(最垢)

エピソード4、甘くて怖いお茶会(脚本)

全てが上手くいってた23歳OL、乙女ゲームの世界に転生したら悪役令嬢に溺愛されてます。いやなんで?!

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〇ファンタジーの教室
フィアナ=ツベリー「はぁ...。昨日は散々だったよ...」
フィアナ=ツベリー「...。ううん!!そんな事は忘れてこの物語の事思い出さなきゃ...」
フィアナ=ツベリー「...」
シエラ・アークライト「...アナ。...フィアナ」
シエラ・アークライト「あっ、フィアナ、やっと僕に気づいた」
フィアナ=ツベリー「シエラ?!」
シエラ・アークライト「へぇ、もう僕の名前知ってたんだね!」
フィアナ=ツベリー「ま、まぁ...」
フィアナ=ツベリー(シエラ・アークライト。ルークの弟で、攻略対象であり第2王子候補だ)
シエラ・アークライト「で、フィアナ。僕君とお茶したいんだ!」
フィアナ=ツベリー「ごめんなさい、シエラ、様。私いま課題が残ってまして...」
フィアナ=ツベリー(嘘だけど、)
シエラ・アークライト「まぁまぁ!ちょっとだけだからさっ!」
フィアナ=ツベリー(笑顔の強制連行恐るべき...)

〇貴族の応接間
  私、フィアナ・ツベリーはシエルの笑顔の強制連行で後宮のお茶の間にいた。
シエラ・アークライト「いやぁ、君にあえて良かったよ。1回は君とお茶したかったんだぁ」
フィアナ=ツベリー「あ、あははっ...」
シエラ・アークライト「フィアナ。ド直球に言うよ」
フィアナ=ツベリー「は、はぁ...」
シエラ・アークライト「"ソフィアとアリシア君に溺愛されていて困っている"」
  シエルのその目はいつも以上に寂しさと怒りが混じっていた。
フィアナ=ツベリー「えっ...?」
シエラ・アークライト「ふふっ、図星だった?」
フィアナ=ツベリー「シエル様にどうこう言われる筋合いはございません。私はこれで失礼します」
フィアナ=ツベリー「...。離してください」
シエラ・アークライト「"ソフィアとアリシアの愛情から逃れる方法がある。"って言ったら?」
フィアナ=ツベリー「...」
シエラ・アークライト「動きが止まった。ふふ、やっぱ二人の束縛から逃れたかったんだ」
フィアナ=ツベリー「っ...」
  シエルはいつもこうだ。ずる賢い手口を使って相手を仕留める。まるで子鹿を罠に引っかける様に。
シエラ・アークライト「例えば...僕と君が愛し合っていて二人の間には入る余地も無い。とか」
フィアナ=ツベリー「そ、それだけはやめてくださいぃぃっ!!!!」
シエラ・アークライト「ふふ、冗談だよ」
フィアナ=ツベリー「もう...」
アイリス=ヴィルディー「フィアナ...。大丈夫?」
フィアナ=ツベリー「アイリス?!」
シエラ・アークライト「アイリス嬢...今はフィアナと親睦を深めているんだ。邪魔しないでもらいたい」
アイリス=ヴィルディー「...邪魔したつもりはない。フィアナ、帰ろう」
フィアナ=ツベリー「あ、え、ちょ、?!」
シエラ・アークライト「...ふふっ、これは面白くなりそうだね」

〇黒
主「...」
主「あ、お邪魔してます!」
主「主です」
主「いや、わたくし、プロセカの神代類と、天馬司が推しなんですよ」
主「で、この小説にシエルっているじゃないですか」
主「シエルって、ふふっ、とかだねぇみたいな口調じゃないですか」
主「推しの、類が笑い方がフフッで、口調が、」
「『さて次は、どんな物語が待っているだろうねえ』」
「『さあ、楽しいショーを始めようじゃないか!』」
主「的な口調なんです」
主「似てるんですよ()」
主「書いてて思いました」
主「以上です(」

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