『なほちゃん』シリーズ 同い年のれんちゃん 3

八野なな

親戚(同い年) 先輩(同い年) 監視(脚本)

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〇開けた交差点
れん「おーい」
先輩(同い年)「うん? あれ、れん? どうしてここに?」
れん「ちょっと監視に来たの」
先輩(同い年)「か、監視?」
れん「後輩達が君の周りをうろうろしてないかなーと」
先輩(同い年)「うろうろしてたらどうなるの?」
れん「胸ぐら掴む」
先輩(同い年)「・・・・・・え?」
れん「何てね! じょーだん!!」
先輩(同い年)「あぁ、冗談ね! だよな!」
れん「ホントにうろうろしてたら冗談じゃなくなるけど」
先輩(同い年)「わぁ・・・・・・」
れん「もう! 笑う所だよ」
先輩(同い年)「そ、そうだったか。 ごめんごめん。その手の冗談に慣れてなかったからさ」
れん「そっか、ごめんごめん」
先輩(同い年)「で、本当の用事は?」
れん「ちょっと買い物にね」
れん「そっちは? 帰る所?」
先輩(同い年)「あぁ。特に用事は無いからな」
れん「じゃあ、駅まで送ってくれる?」
先輩(同い年)「もちろん良いよ!」
れん「やった! じゃあ、行こう」

〇駅前広場
先輩(同い年)「ところで今日は何を買ったんだ?」
れん「今日は服を買ったんだ」
先輩(同い年)「そうなんだ」
れん「今度着てる所見せてあげようか?」
先輩(同い年)「え? そうだなぁ、機会があれば」
れん「ちなみに後輩ちゃん達の私服は見た事あるの?」
先輩(同い年)「あー・・・・・・あったような・・・・・・」
れん「あるのかよ! 後輩め・・・・・・何見せてんだよ!」
先輩(同い年)「何見せてるって私服だけど・・・・・・ってそういう事じゃないか、ハハ」
れん「あぁ?」
先輩(同い年)「えぇぇ!?」
れん「・・・・・・あっ、ごめん。 何の話だっけ?」
先輩(同い年)「今日、買い物したって話しだよ」
れん「そうだったね! それで・・・・・・今度着てる所見せてあげようか?」
先輩(同い年)「・・・・・・(察し) 良いの!? 見たいなぁー! あー見たい!!」
れん「そんな言われたら恥ずかしいよ! じゃあ、今度着て来るね!」
先輩(同い年)「本当!? やったー!!」
れん「ふふ」
先輩(同い年)「(上手く乗り切れた様だ・・・・・・)」

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