厳つかった(脚本)
〇女性の部屋
ひまわり「あ〜 ロリータお茶会行きたいわ〜 スマホでイベント調べよ」
ひまわり「バッグの中にスマホが・・・」
蛇「よお」
ひまわり「ギャア!! さっきの蛇が出てきた!!」
蛇「かわいいからついてきた」
ひまわり「うれしくない 出ていって」
蛇「あはははは バーカ」
ひまわり「苦しい巻き付かないで」
蛇「離さないから」
ひまわり「・・・(ぐったり)」
蛇「元魔法少女を手に入れたぞ」
蛇「キスしていい?」
ひまわり「(ぷい)」
蛇「殺されてもいい 身体中這い回ってやる」
蛇「好き(ニョロニョロ)」
ひまわり「!!」
蛇「好き(なでなで)」
ひまわり「・・・」
蛇「なあ お前のこと守るからナカで休ませてくれよ・・・」
ひまわり「自分の身は自分で守るわ」
蛇「適材適所ってのがあるだろ 無理すんな」
ひまわり「・・・」
ひまわり「なるほど協力し合えば三欲効率よく回せて楽なのね」
蛇「そそそ」
ひまわり「オーケ 契約結婚しましょう」
蛇「うん 寂しくなったらいつでもくっついていいよ」
ひまわり「わかった 人型になって」
蛇「ほい」
ひまわり「厳つかった」
蛇「怖い人の方が好きだろ」
ひまわり「くっつき辛い」
蛇「人付き合いは厳選しているからな 近寄り難いだろう」
ひまわり「厳選してる割に寂しんぼうなの?」
蛇「誰でも寂しんぼうだよ」
ひまわり「・・・」
ひまわり「もっとあなたのことを知りたい」
蛇「いいよ」
ひまわり「何してる人?」
蛇「大学教授」
ひまわり「うわー 堅い仕事 ストレスすごそう」
蛇「そだよ」
蛇「先生って呼ばれてる」
ひまわり「ふーん笑」
蛇「むっ」
ひまわり「先生が偉いってのは学校の賞罰教育で刷り込まれたものだよ」
蛇「うーん・・・1本取られた」
ひまわり「努力家なのね 私は努力に興味ないけど」
蛇「個性の違いだよ」
ひまわり「そうねー」