獣耳☆シスターズ

翡翠。(最垢)

エピソード1、でっかすぎるよモールさん!シスターズ迷子宣言☆(脚本)

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〇白
  地球人よ聞け!
  我ら獣耳☆シスターズ──
  ただ今地上にて絶賛迷子中!!

〇ショッピングモールのフードコート
焔音 稀那(ほむね きな)「姉さま姉さま!このうどん、魂の味がします!」
店員さん「ひぃぃ...」
  獣耳シスターズの次女、焔音 稀那。(ほむね きな)。
  おちゃらけててマイペース。現代っ子気質。
  でも実は観察力が鋭く、よく人の心の動きに気づく。
  能力:空間の繋ぎ目を操る。
  
  道に迷った者を正しい行き先に導く力を持つ。現代では駅のホームや改札を“分岐点”として使う。
  長女(葛葉)には素直になれないが、実は大好き。
  好きなもの
  動物の骨。
  「魂の座(くら)だったものは美しい」と言って、小動物の骨(鳥、狐、鼠など)を丁寧に飾ってる。
  清潔にしてあって不気味ではないが、姉妹や双子には若干引かれてる。

〇ゲームセンター
幽狐 燈(ゆうこ あかり)「姉さん、間違えて入っちゃった...。助けてぇ...」
  獣耳シスターズの三女、幽狐 燈(ゆうこ あかり)。
  ユウ、あかりん、または“燈さま”と呼ばれる
  ぼんやりしていて、言葉少なめ。基本的にマイペース。
  
  だけど本質的には観察眼が鋭く、人の「隠れた感情」に敏感。
  能力:夢歩き(ゆめあるき
  人間の夢の中に入り、忘れられた想いを回収する能力。ときどき現実に夢のかけらを持ち帰る。
  音を奪う:一時的に音を消す結界を作ることができる。眠りや静寂を司る力の一種。
  好きなもの
  甘いミルクティー(ただし熱いのは苦手)
  
  人の寝息(それが心の安心の証だから)

〇スーパーの店内
宵森 朱音(よいもり あかね)「姉さん姉さん。この惣菜とやらおいしいです!」
  獣耳シスターズの双子の妹、宵森朱音(よいもり あかね)。
  明るくて活発、ちょっと小悪魔。
  姉が大好きでよくちょっかいを出す(反応を楽しんでる)
  嘘は苦手、顔にすぐ出る
  能力
  跳躍強化:異常な跳躍力で屋根や木の上まで一気に移動できる(降りれなくなって姉に助けられる。)
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「あかねあかね!こっちのコーンスープってやつも甘くて美味しいのです!」
  獣耳シスターズの双子の姉、宵森珠璃(よいもり しゅり)。
  覚えてしまったことは忘れられないタイプ(記憶力◎)
  能力
  気配を完全に消す:まるで存在が薄れるように静かになる(動物としての本能)
警備員「あなたたち、先ほどから何度も試食を繰り返してますが、これ以上はお客様としてのマナー違反です」
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「うぅ...でも、もう少しだけ...。これ本当に美味しいのです...!!」
警備員「そんなこと言っても、ルールを守らなければ、お店の営業にも支障をきたします」
宵森 朱音(よいもり あかね)「うう、でもほんとにお腹すいてて...」
警備員「これ以上繰り返すと、警察を呼びますよ」
「えっ!?警察なのですっ?!(しゅり) けっ、警察っ...?!(あかね)」
警備員「次回からは必ずルールを守ること。わかりましたか?」
「はぁいなのです...(しゅり) はい...(あかね)」

〇放送室
放送員「迷子のお知らせです」
放送員「狐のコスプレをした茶髪の20歳位のお方が迷子センターでお連れ様をお待ちしております」
放送員「お名前は白銀樟葉さん、お連れまさは支給迷子センターまでおこしください」
  獣耳シスターズの長女、白銀樟葉(しろがね くずは)。
  姉妹を導くリーダー的存在であり、母のように見守っている。
  しかしおっちょこちょいで姉妹たちにいつも迷惑をかけてしまう。
  能力
  未来視(みらいし):一部の未来を垣間見る力。ただし「選択によって変わる未来」は視えない。
  結界術:神域や聖地を守るための強大な結界を張る力を持つ。
  好きなもの
  お酒、双子の二人

〇放送室
「おねえちゃぁぁん!(しゅり) ねーさぁんっ!!(あかね)」
白銀 葛葉(しろがね くずは)「珠璃、朱音!!」
幽狐 燈(ゆうこ あかり)「あれ...珠璃、と朱音、迷子、なってた。?」
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「違うのですっ!お姉ちゃんがっ、お姉ちゃんが急にいなくなったのですっ!それで、心配だったのですっ!!」
宵森 朱音(よいもり あかね)「樟葉ねーさん、急にいなくなるからびっくりして、珠璃姉さんと一緒に探してっ...ひっ、うっ、うぐっ、」
焔音 稀那(ほむね きな)「姉さま、妹を困らせてどうするんですか...」
幽狐 燈(ゆうこ あかり)「皆、合流できた。家、帰ろう」

〇街中の道路
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「朱音っ!帰るのですっ!!」
宵森 朱音(よいもり あかね)「無理だよぉ、地図ないし、足疲れたし、お腹空いたよぉ...」
白銀 葛葉(しろがね くずは)「朱音、無理言わないの」
幽狐 燈(ゆうこ あかり)「朱音、もはや帰る気、ゼロ」
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「朱音っ!空気の匂いが変わったのですっ!!こっちが家の方向なのですっ!!」
宵森 朱音(よいもり あかね)「その理論、わりと信じてるとこあるけどさぁぁ...」
焔音 稀那(ほむね きな)「あははっ、信じるんかい!!」
焔音 稀那(ほむね きな)「あっ、待って!」
白銀 葛葉(しろがね くずは)「まったく、二人共元気ね、」

〇川に架かる橋
白銀 葛葉(しろがね くずは)「待て!それ本当に“家”の方向なのか!?」
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「信じるのですっ!!野生の本能なのですっ!!」
宵森 朱音(よいもり あかね)「プリンの匂いがする...ちがう、これは幻覚...」

〇店の入口
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「美味しそうなドーナツ屋さんなのですっ!!入りたいのですっ!!」
宵森 朱音(よいもり あかね)「姉ちゃんそっちじゃないよぉ..」

〇住宅街
宵森 朱音(よいもり あかね)「お姉ちゃんがさっき食べこぼした唐揚げの匂い、あれが家だぁ...!!帰れたよぉぉ...」
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「さすが朱音なのですっ!!我らの鼻、無敵なのですっ!!」

〇一戸建て
宵森 珠璃(よいもり しゅり)「この・・・玄関マットのすべすべ感・・・ここが我が家なのですっ!!」
宵森 朱音(よいもり あかね)「この空気の湿度、間違いなく洗濯物...家だぁ...」
焔音 稀那(ほむね きな)「...なんで帰れたの...?」
幽狐 燈(ゆうこ あかり)「ちょっと泣きそう...」
白銀 葛葉(しろがね くずは)「認めたくないけど、鼻ってすごいんだな...」

次のエピソード:エピソード2、ウサギの檻からの大脱出!すばやさだけが正義ですっ!!

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